009/3/16(月) 午後 4:13
https://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/59013544.html
この土地は法的(保安林指定、市街化調整区域、地役権設定、宅地造成工事規制区域、環境保全地区)にも、物理的にも(高低差が著しく、進入する道路もない)開発不能土地=およそ山林として利用する以外にほとんど利用方法はない土地であった。
前市長は2003年春、突然「総合スポーツ公園」計画なるものを打ち上げた。前市長と親しい業者が、この付近の土地を地権者から、言い値で購入した。
生駒市に必ず売れるのだから、その業者が、タダ同然の土地をいくら高く購入しても採算の合う仕事。
この利権に生駒市の議員も入りこみ、その年の12月に、その業者が上記の通り生駒市開発公社に買わせた。
わずか半年で約1億近い金をもうけた。
中本前市長は、その業者から「謝礼」として1000万円を市長室で受け取り、背任罪などで逮捕起訴された。
この土地購入事件は、議会で当時、野党の議員から追及されたが、ウヤムヤにされた。
2006年1月の市長選で被告人の中本前市長が無党派の37歳の山下市長(弁護士)に負けた。
山下市長の大きな改革のうねりの中で、口が堅い職員達も少しずつ当時の内容を語り始めた。
この動きの中で、この事件が「点から線まで」明らかになり、ついに大阪地検の特捜部が動きだし「線から面まで」全面展開となり、2007年5月に中本前市長が逮捕され起訴された。
今回の判決は、この事件の結末。
中本被告人の逮捕前の、2007年4月に生駒市の議会の酒井議員も市議会議員の投票日の当選当日の夜に逮捕された。
この議員は2006年2月の山下市長の初登庁日に
【酒井隆議長は「議会制民主主義だから、首長がなんぼ、いちびって走り回っても、議会がついて行かなければ何もならない」と冷ややかな態度。
「議会と市長は車の両輪」と返す山下氏に、「暴走しないようにやってほしい。両輪になるかどうかはあなたのやり方次第」とくぎを刺した】
と報道された。
奈良県生駒市の総合スポーツ公園用地売買を巡る汚職事件で、1000万円のわいろを受け取ったなどとして、加重収賄と背任の罪に問われた前市長・中本幸一被告(72)に対し、大阪地裁の西田真基裁判長は16日、懲役2年8月、追徴金1000万円(求刑・懲役4年、追徴金1000万円)の実刑判決を言い渡した。
背任罪で起訴された建設会社の旧「ウツミ」元社長・内海武正(62)、元社長・小松秀次(65)両被告も懲役1年2月(いずれも求刑・懲役1年6月)の実刑とした。
起訴状によると、中本被告らは前市議会議長・酒井隆被告(66)(公判中)と共謀し、2003年12月、ウツミが所有していた生駒市内の山林約4万平方メートルを同社の購入価格の3倍を超える約1億3500万円で市土地開発公社に先行取得させて市に同額の損害を与え、中本被告は謝礼として同社側から1000万円を受け取った、とされる。
同社側は贈賄罪の公訴時効(3年)が成立しているとして起訴されなかった。
中本被告らは捜査段階で容疑を認めたが、公判では否認。〈1〉公社の取得価格は妥当〈2〉1000万円は借金の返済――などとし、自白調書について「釈放などをちらつかせて作成された」と任意性を争っていた。
検察側は〈1〉取得価格は小松被告らの意向で決まった〈2〉借金の存在を示す証拠はない〈3〉自白調書はわいろ授受のやり取りが具体的で信用できる――などと主張していた。
奈良県生駒市の公園用地取得や市発注の足湯施設の工事をめぐり、計1400万円の賄賂を受け取ったなどとして、あっせん収賄と背任の罪に問われた元市議会議長、酒井隆被告(70)の上告審で、最高裁第二小法廷(竹内行夫裁判長)は、被告の上告を棄却する決定を10月30日付でした。
懲役3年6カ月、追徴金1400万円の実刑とした一、二審判決が確定する。
http://blog.goo.ne.jp/kiyo060/e/72202d2a0dea35c8b8fb3f8e3179f85f
異議申し立て書に疑問点を指摘。正規の手続きの署名がどの程度あるか判然とせず、相当数の無効署名が存在するとして署名簿の無効を主張している。
会見した酒井市議は「複数で1人を囲んで署名を求めていた姿もあり、むちゃくちゃなやり方。自宅周辺に街宣車が連日来るなど、人権を無視されたような活動だった」と署名活動方法に憤った
2017年3月24日 DIGITAL日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202016
より抜粋
府はみどり豊かな街づくりを目指し、今年度(2016年度)から、緑化事業への補助をスタート。昨年夏、内容を公開し約40日間、事業者を公募した。9月、応募してきた4法人すべてに、府の環境審議会が「採決適当」を答申。後に府が決定した。補助金枠3450万円に対して、決定した補助金の総額は3384万円。ギリギリ収まっている。
「他に5件の問い合わせはあったが、緑化施設の要件がクリアできなかったり、年度内工事完了のスケジュールに間に合わないなどで応募に至らなかった」(環境農林水産部みどり推進室)
結果的に競争にならなかったというが、府議会関係者は首をかしげる。
「公募期間わずか1カ月半では、普通は補助金の存在を知り得ないのではないか。もちろん公募期間中にたまたま知ることはあるでしょう。しかし、事前に情報を把握していないと、応募して年度内に工事完了は難しい」
それだけじゃない。943万円が交付される三栄建設は松井知事や維新の会と深い関係にある。維新の会が入居する大阪のビルのオーナー企業なのだ。同ビルにある「経済人・大阪維新の会」の副会長は同社の青山浩章社長が務める。同社が本社を置く大阪・八尾市は松井の出身地だ。
「三栄建設は技術力がある優良企業です。青山社長は、府議会議長を務めた松井知事の父親と昵懇だった。今でも選挙では手伝っているようです」(八尾市議会関係者)
三栄建設は「担当者が不在で回答できない」ということだった。
校舎の緑化事業で943万円の補助金を受ける大阪商業大は、松井や維新が熱心に誘致する「カジノ」の研究で有名な大学だ。
「もともと緑化は計画していた。補助金は8月に設計会社に紹介してもらった。松井知事とは一切関係ない」(運営する谷岡学園)
森友の小学校新設のタイミングで、緑化事業の補助金が創設されたのも気になるところだ。
(抜粋ここまで)
私も補助金については、監査請求を行ったりしてきた。
もろだしならぬ森友学園への府の補助金、「実感できるみどりづくり事業補助金」として支出予定である648万円の支出差し止めのための監査請求書を提出。
現実には、支出自他がなされる前に止まったので、監査請求が効力を発揮しなかったのだが。
以下の維新チンピラの殴り込みによって、「市民協働による身近な公園づくり」は、5年間も工事着工を延期(通常は、廃止と言う)し、再度、地域住民と協議を行い、その総意を確認したうえで計画を決定することとし、当初、花壇の整備と桜の植樹を行うこととしていた計画について、最終的には花壇の設置を取りやめ、2017年3月に桜の植樹のみが実施されている。