正副議長の公用車

前回の出張経費では、岸和田市の政治家が大阪府知事や市長よりも格上だと証明しましたが、今回は公用車の使い方の是非について、見てみましょう。

市長は公用車としてクラウンを使っていますが、正副議長は公用車を持ちません。
年間150~200万を支出して、タクシーを使っております。
行灯を外せるかどうかで、昨年までは泉州金星タクシーを、今年からは岸交タクシーも使っています。

自宅から市役所までなど、府内全域は勿論、新幹線や飛行機を使う場合、新大阪・伊丹・関空までにもタクシーを往復利用しています。

マイカーか!」と言いたくなります。

領収書を見てみると、さらに腹立たしい例が目に付きます。

岸和田市役所から浪切ホールまで、堺町を抜ける近道でなく、旧26号線を通っても1kmの距離を使った例では、980円とあります。
ワンメーターはワンコインでないのですが、300円ほど高い!
議会事務局に理由を聞きましたが、回答できませんでした。

市役所に空いた車は何台もあるんだから、それで行けばいいのにと思いますが、ワザワザタクシーを呼びつけて、1km乗る方が、手間でしょうに。

同じ市役所~浪切ホール間で、目玉が飛び出るような領収書も見つけました。
5500円です!!

市内では、市役所~マドカホール間で、6600円のものもありました!

何べんも書きますが、岸和田市は大赤字の財政で、無駄使いの余裕は1円たりともありません!!

嫌になりますが、どこまで遠方に行ったかも調べてみました。
ワースト1
2013年4月26日 信貴芳則議長(現市長)
近畿市議会議長会で滋賀県守山市(ラフォーレ琵琶湖)まで、タクシーの行灯を外したハイヤー仕様として利用。  46,390円(高速代6,650円別途) 合計5万3040円
ワースト2
2013年10月22日 井上源次議長
近畿市議会議長会研修で大津プリンスホテルまで36,990円(高速代6,000円別途) 合計4万2990円

ちなみにこのときの講師は、「私が危険人物の田母神です。」と自虐ジョークを言って始めるのが定番の田母神俊雄・元航空幕僚長。

田母神さんは、発表した論文の内容が問題となって、防衛省に定年延長を通常の3月末でなく11月3日までで定年退職させられた人です。
防衛省がどう考えたかもさることながら、自治体と防衛省は何の関係があるのでしょうか?

そして、近畿市議会議長会の自治体数は104です。
うち、駐屯地や施設・基地があるのは、陸自13、海自4、空自4の21自治体で、岸和田にはありません。
全体で見ても、当てはまらない自治体が殆どですし、しかもこの経費も各自治体が分担金として支出した税金ですから、現職でもない人に講師を頼むのは無理があるでしょう。

なんだか釈然としませんが、タクシー代に戻ります。

他の遠方へ行った例では
千里万博ホテル阪急2.4万、牛滝山3.4万等がありました。

岸和田市内でセレモニーなどがあるときは、同じ場所に議長と各委員会委員長が向かう場合があります。
そんな場合にも、同乗はせず、別々に委員長は自家用車などで向かっています。

「市役所で、待ち合わせして、委員長の車に乗せていってもらったらどうですか?」
との問いかけにも、議会事務局職員は、返答できませんでした・・・

もう1回言わせてください。
「公用車は、マイカーか!」

投稿者:

watchdogkisiwada

岸和田市の財政位破綻を止める!! 財政破綻が明らかになるほど税金を食いつぶされながら、議会も見て見ぬふりをする 土建屋ファーストな市政を正す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!! 【メディア出演】 TBS「ビビット」、MBS「VOICE」、ABC「キャスト」他ニュース 読売・産経・朝日・毎日の各新聞社で、その活躍は、度々紹介されています。

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