私だって企業の集まりにも行く事があります。
で知人に連れられて挨拶に回ったり、相手から挨拶を受けたりもする。
熱心に話しかけてくる人は、怪しげと言うのが定番ですが、どんな人でも私は姿勢を変えるような真似はできないので、短時間で離れる人もいれば、そうでない人もいます。
何が「熱い」のかさっぱりわかりませんが、「熱いですね」もよく聞かれる言葉。
そんな中、倫理法人会への誘いもあったので、朝の6時半から行ってみました。
それも誘われた翌日すぐに(なんて尻軽なのかしら…)。
会場のアゴーラ堺は、行政書士会でも利用する、高級な元リーガロイヤルだったホテル。
会では式典なので、「カッターを着て来い」と支部長から事前にお達しがあったので、カッターを着ていきましたが、5月にもなりクールビズなので、Tシャツ・ビーサンで26F最上階へ。
受付で「Xさんの紹介です。」と告げると、Xさんを呼びに行ってくれ、「来い来い言うてはったから来ましたで」と挨拶。
受付でもそうですが、会場入り口や参加者からも大声で「おはようございます!」。
その度に注意。
「居酒屋じゃないんですから、もっと静かに挨拶しましょうよ。」
最前列にゲスト席が用意され、2分前から「背筋を伸ばして~」と何やら掛け声。
私はトイレに。
机上や白板には式次第が書いてあり、社訓のようなものを規律して斉唱したり歌を歌ったり、軍隊式に手で教訓が書かれた本『万人幸福の栞』(黒皮の手帳のような装丁で、受付で貸してくれた)を持って、壇上の人に続いて大声で唱和したり。
私は他の人の行動は見ましたが、座ったまま、普通に肘をついたりリラックスした姿勢で、他のパンフレットや本の中身をパラパラとめくっていたら、他のメンバーが「ここを今読んでいます」とおせっかいにも教えてくれます。
隣には紹介者が座っていますし、私のように最前列で皆と歩調をそろえず座ったまんまであったり、唱和もせず別のページを見ていたりするといたたまれない気持ちになるでしょうね。
マインドコントロールは、舞台設定から上手くできているなと思いつつ見ていると突然、「今日はゲストの方がお見えですので、一言挨拶いただきます。」と事前に何も教えず壇上へいざなわれます。
ちなみに(壇はないが前との意味で「壇上」と書きます)壇上には上に会の旗があり、そこへ行くとき、なぜか皆さん会釈を壇にしてから登壇しています。
これって“御真影”に挨拶した名残なんだけど、誘った人に訊いても知らなかったなぁ。
所作を行うなら、その意味を知らねば余計に失礼ではないかと昨日話したとこだったんだけど。
私はもちろん会釈などせず、マイクを使っているので、それに見合った音量で30名ほどの参加者に向かって話しました。
これも突然であがらせる作戦でしょうね。
その後、私向けにか「クールビズになったが、ふさわしい服装でおいでください」との注意。
「何でTシャツやねん!」と話し掛けてくれれば、逆に「何で背広やねん?」と聞いてあげたのに、個別には言ってくれず。
「10分ほど皆さんがどんなことをするのかと思ってみていましたが、まるで修養団だ。
真冬の五十鈴川 に浴衣一枚で肩まで浸からせ、バカになる、松下ならぬマネシタら東証一部上場のブラック企業群が好んで社員をマインドコントロールするための装置です。
ここではどんな洗脳をされるのか、楽しませていただきます。」
これを受けて会長は「私も(修養団の宣伝者である)寺岡賢さんの話を聞いたことがあります。」とつなぎましたが、私の話の上塗りじゃないの?
反論したいなら“洗脳”集会でないことを言わないとね。
その後、本物のゲストである講和者の話。
今回は占いの館を経営している女性で、ベジタリアンに「あなたは本当のやる気で仕事に向かっていない!」と指摘され、そこから(と言っても1年半ほど前)飲酒もやめてベジタリアンになり、運気が上がってきた。
掃除でも汚くなってから=問題が起きてからではなく、問題が起きる前に対処しとかないとダメだ。
そのように気を付けたら、地価高騰なのに良心的な家賃で物件が借りられた。
従業員には「これをやって」ではなく「お客さんが心地よくなるようにして」と自ら考えてもらえば、達成感を得て、休みの日でも「来させてください」と言うようになる。
占いのお客さんは占ってもらいたいから来るのではなく、どうしたら運気が上がるかを聞きに来ている。
それにはアマゾンでも売っていない『実験倫理学大系』なる倫理研究所創始者の丸山敏雄氏の本にすべて書いてあるのだとか。
後で調べたら、倫理研究所自体が、丸山敏雄・竹秋・敏秋(現代表)と世襲でやってる一般社団だった。
今度話す時には「自民党は世襲率4割で家業と言われる。 倫理研究所も同じだ。 余人をもって代えがたいと言うなら、人を育てる能力がないということだ。」と言おう。
ちなみに各党の世襲は(世襲/全体)
自民党 124/304人
公明党 2/31人
民主党 26/113人
共産党 1/9人
社民党 0/7人
合計 162/480人
講和後、感想を述べよと言うので、また話す。
「先 ほど話した修養団は、東証一部上場企業のエリートやその予備軍をバカにさせ、企業コントロールさせるようにしています。 右手でしばいて、左手で地位や金 をやる方式。 ところが今の講師を含め皆さんは中小企業経営者でその手は使えない。 であれば今のような達成感式のソフトマインドコントロールが波及して いるやり方です。 経営者としては上手くやっているとは思うが、労働者としてはたまったものではない。」
更に全員感想を書けとも言われ、違った角度から同じようなことを書いて本人に提出し、再度ダメ押しするも反論は得られず。
ここまでで約1時間。
その後、ゲストは朝食が無料だからどうぞと言われ、その部屋でテーブルを移動させたり手伝った後に食事が出た。
今回は和食だとか。
内容は、白米に具のほぼない味噌汁、ふきを炊いたもん、ひじきの煮物、梅干し・白菜の漬物。
これで会員は500円払う。
これで500円も払うなら、吉野家に行きたくなるわ。
席は最も奥の上座で、会長と紹介者に挟まれる。
振り向くとヨットハーバーが見えたのが救いか。
この時点で、私を誘った人は既に嫌そうな顔をしていて、前日誘われた際、「以前、松原でも誘われて行ったが、『次は結構です』と言われた」話を事前にしていたので、私の責任ではない。
紹介者がゲストについて話せと言われ、「実は昨日初めて会った(ので、たかひらがこんなことを言うとは思っていなかった)」などと詭弁を手短に述べた後、また私に感想を求められた。
もぅえ~っちゅうねん。
再度、この会と修養団の類似点を述べた後、目標を持てと講師は言っていた。
私の目標は民主主義の構築です。
そのために世界を考え地域で行動しています。
講師は民主主義だけでなく「○○主義」と付く言葉自体が嫌いだと言われたが、この会も皆さんの発言も憲法にある集会結社や言論の自由によって守られている。
更に民主主義について話していると、会長が「このカードに沿って話してください。」と言ってきたので、安心してくださいとは言わないけれど「沿ってますよ。」と返答し、以後の話を手短に切り上げた。
どうもそのカードは会員用だったようだ。
再度、私にはカードが回ってきて、またまた話せとの指令。
こんだけボロクソに言うてるのに、かなり気の長い人たちだ。
話してほしかったのは「入会の意志」だったようだ。
カードが回ってくる間、別の役員が話す。
「たかひらさんが言った政治や行政に関する問題については、私も腹立たしい。 ですが、その怒りを“ゆるし”に変えていきたい。」
何を眠たいことを…・
またまた話すチャンスをいただいたので、
「今“ゆるし”と言われましたが、それは犯罪被害者や遺族にとって必要な“赦し”であって“許し”であってはならない。 市民として一人一人の武器が与えられ、法定もされているのに、それを放棄するのは奴隷化と同じだ。
ところで入会ですが、こんな批判的な者を皆さんは歓迎しますか?」
ここで講師が手を挙げて「大歓迎します!」とアピール。
「ですが、月会費は1万円はかかり過ぎだ。
それだけの余っているお金があるなら、私は別の学びや行動・支援に使いたいし、現実問題として貧乏なので余っているお金はありません。
特待生として免除して、批判的な者がこんなに変わったよと示せれば、皆さんも徳を積めるし、宣伝になるのではないか?」
と話してやっと終了。
講師とは食事中、「ベジタリアンと話す中で、都市生活者が踏みつけている人の話にならなかったのか? 欧米やその保護領の日本が損得勘定で放置したシリアな ど中東問題で死ぬ人たちのことが。 内地に住んでいて沖縄の基地の事はどうか? 戦後1000人以上が殺されている。 それは内地でジラード事件などが起 き、基地反対運動で復帰前の沖縄に押し付てきた結果だ。」などと話していると、あからさまに不機嫌になり、否定口調で返答したが、私は更に反論した場面が あったのに、なぜ歓迎するか?
実は講師は堺支部の会員ではなく、大阪市内の支部所属の役員なのだ。
つまり私を入れても顔をあわすことがないので、実害をこうむることはない。
苦労するのは堺の会長である。
その証拠に帰り際、EVホールまで見送ってくれた会長らは講師の支部への参加を勧めた。
そんな遠い所に時間つぶしの与太話を聞きに行くほど暇ではないので、「堺だから来たのであって、大阪市内では時間のロスでよぉ行きませんわ。」と断っておいた。
ならば講師も役員として歓迎の意を示した責務があろう。
「先ほど商売も最高に良いと言っていたので、私の分も徳を積むと思って出してくださいよ。」
「ならば出しましょう。 でも永遠にはダメよ。 儲かってきたら自分で払ってください。」
「そりゃそうしますが、私の周囲の市議でも1000万程度の歳費を得ているが、借金だらけのつましい生活をしている人が多い。 民主主義を構築するには手出しも多く、そもそも目標が金銭利益でないのに、儲かってくる時なんか来ますか?」
そのまま講師は会場を後にした。
会 長らは入会案内を持ってきたので、「今、聞いてましたよね。 講師が払ってくれるそうですから、入会します。 但し、私の考えは変わらないし、会員の皆さ んに民主市議とは何かをお示しさせていただきます。 ここには選挙目当てでZさんが入会されてますよね。 あの人のように、ここで頭を下げて支持者を広げ る必要もないんですから、十分民主主義とは何かについて対話しましょう。」
会長は「3か月程度で…・」と言っていたが、時期の約束は、私が「儲かるときまで」だ。
そんな志向もないのに、その時が来るとは思えないが、約束通り行ってみようかと思う。
そんな時間はたまりにたまった読書に費やしたいのだけれど・・・・
読みたい本をネット上に記録していたら、その冊数は4500冊を超えてしまった朝に
youtubeで鴨頭さん並びに倫理法人会に一瞬洗脳されかかり、ググってみてこちらに辿り着きました。危なかった~。。助かりました!^^
しかしkurohata氏は勇気がありますね。
そんな洗脳集団の集まりに参加し、ご意見を堂々と述べられ。。
ちなみにもし機会がありましたら、別件ですが、日本の二重課税や消費税についても、関係機関にもの申して頂けないでしょうか。。
こういうのは頭のいい方でないと、省庁などの変な逃げ口上に簡単にやられてしまいそうで。。
いえ、日頃から思ってましたが、通りすがりの者のたわごとと、
笑ってスルーで十分です。^^;;
とても清々しい気分になりました。これからも、世直し頑張って下さいませ。
陰ながら応援しております。
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コメント、ありがとうございます。
倫理法人会へは、数箇所に誘われて行きましたが、怖い場所ではありませんよ。
いずれも「たかひらさんのような考えが大事なんです! 会で言うてやってください!」などと言われて行ったのに、1回で「お引取りください」と言われています。
二重課税や消費税などは、東京の本庁と話す問題であり、職員も市役所のように簡単に市民と話さんでしょう。
第一、庁舎に予約なく、入れないんじゃないですか?
私は岸和田市を中心とする南大阪を正しており、国会議員のように国を相手にするにはまだまだ勉強不足です。
先ずは自治体の改善に尽力します。
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