募金は、使途はもちろん、そこから事務経費が出されていると示して集めましょう

街頭募金の詐欺は時々ニュースで見かけます。
あれは論外ですが、自治体がやっている募金でも首をかしげるようなものがあります。

赤い羽根も日本赤十字もそうですが、募金の2割は、事務経費として自治体や連合自治会などへ戻されています(東日本大震災など全額寄附と記載されているものを除く)。
自治体によって異なる場合もありますが、市に16%、連合自治会に4%といったものです。

募金は目標額や割り当て額が決まっており、町内でそれを目安に集められています。

私は募金に反対ではありませんが、募金を集める際も、そのことは記載した上で、集めなければフェアでないと考えますが、いかがでしょうか?

赤い羽根共同募金 」FAQにも以下のように書かれていますが、募金した人で、これをしている人は、どのくらいいるのでしょうか?

経費は、寄付金の中から支出し、その額は必要最小限度にとどめることになっています。
現在、運動をすすめるための経費は、おおよそ募金額の2割程度をめどにしています。
経費の使いみちは、都道府県共同募金会の事務費(事務所費、職員人件費など)、赤い羽根、募金箱、ポスターやチラシ、パンフレットなどの広報資料、会議の開催費などにあてられています。」

これが広く知られた上で募金を集めているわけではありませんからあえて言いますが、
情報を隠蔽して、都合の良い情報だけ出して、協力を仰ぐシステムで良いはずがありませんし、少人数の仲間内だけの話ではないので、そんなシステムを市民全員に合意してもらうのは不可能でしょう。

それならば、募金の案内に事務経費についても記載しておくべきです。

そのようにすることでフェアになるのではないでしょうか?
隠してもいいんだと集める側が考えているからこそ、知らせていないのかどうかはわかりませんが、知らせない正当な理由はありません。

当然ですが、知らせない理由について、岸和田市社会福祉協議会や自治振興課に聞いてみても回答は得られません。

私も府内だけでなく、あちこちの自治体に聞いたことがあります。
「知らせているつもり」との回答はありましたが、
「○□の理由で、知らせる必要はないと考えています。」と、回答した自治体はありませんし、ほとんどが黙るか「回答できません」でした。

 

 

日本赤十字は吸血赤十字?

日本の赤十字は、外国からは“吸血赤十字”と呼ばれるほど、多量の血液製剤を売りまくり、医師に使わせまくっていました。
それは、2012年に出された『血漿分画製剤の供給のあり方に関する検討会量終報告』でも
「昭和60年代、わが国ではアルブミン製剤の使用量が世界生産量の1/3に達し、世界保健機構の勧告との関係においても問題となったところであるが」と書かれています。

過去形なのは、今は改善されたからです。
とは言っても、自浄作用があったわけではありません。
2010年、WHOの総会で「国内自給を達成するため必要な措置をとること」と勧告され、改善に向かったのです。

血漿分画製剤の国内自給率については、第Ⅷ因子製剤が100%、グロブリンが96%、アルブミンが63%とのデータがあります。
アルブミン国内自給率は、近年だいたい6割前後を推移していますので、約4割を海外からの輸入に頼っているわけです。
そこには日本ではなくなった売血によるものも含まれますので、安全のためにも国内産で100%供給されるべきだと考えます。

しかし、もう少し詳しく見ていくと、アルブミンの国内生産が低いのは、献血量の不足でなく、輸入の方が安く、国内産を使えば売値に見合わないコストがかかるからということも見えてきます。

そもそも日赤によると、輸血用血液製剤の約85%は50歳以上の患者が使用しています。
しかも使用理由に医学的根拠が薄いとも指摘されているのです。

2011年10月8日、東京都と東京都赤十字血液センターが主催して行われた『第10回 東京都輸血療法研究会報告書』を見ます。

発言者名が清水としか書かれていませんが、
清水勝 東京女子医科大学中央検査部教授・輸血科部長だと思われる医師の発言です。

アルブミンの医学的な意味も、まだはっきりしないところがひとつあると思うんですね。
ですから、何で使うのか、輸液の代わりに使うというのもありますし、そういうところが日本の医療の中では、きちんとしたコンセンサスがない

世界的にみると、もう少しそれがはっきりしているので、やはり日本の使用量というのは他の国に比べると2倍ぐらい多いわけですね。
ですから、医療側がそういう理解のもとで、きちんとした使い方をすれば、たぶんあとの半分ぐらいになりますので、もしかしたら国内自給は達成できるかもしれないということがあるかもしれませんけれども、今現状では難しいかなと思います。」

このように日本の基準では、使用目的もハッキリしないのに、元気が出るからといったような広い意味で使われています。

利用者の年代も年配の方がほとんどで、寝たきりやそれに近い方に多量に使われているのではないかと推測します。

そのような諸外国と比べて、おかしな使い方をしている体質もまた、日赤や医療界を含めて改善していかねばらないと考えます。


血液の自給率を上げるには、税金と同じく無駄を省くしかありません。高齢化を踏まえた推計人口などから試算すると、輸血を必要とする人は2015年には101万人分が不足すると推計されています。
事故や病気で輸血が必要な高齢者が増える一方、若者の人口減と献血離れに歯止めがかからないためです。

2016年1月からマイナンバー制度が始まれば、医療に関する名寄せも行われ、何箇所も病院に行って、多量 の薬を買っているケース(特に精神科系の薬)を是正できるとされていますが、アルブミンについては、使用量や使用目的自体が確立していないので、改善は望 み薄かもしれません。

 

 

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