今回のたかひら選挙運動についての検証と成果。

7316票もの大きなご支援をいただき、ありがとうございました。
 
敗因は、岸和田市民が、初めて見るネガティブキャンペーンに、えげつない・品がないとして、市民が引いたのだと想像できます。
 
しかしそれによって、西田ファミリー&土建屋連合を阻止できましたし、ヤノコーポレーションも表舞台に引きずり出され、責任問題を自ら被災された方々にもちかけるようになって来たのが、成果だと考えています。
 
財政破綻を知りながらも、西田&維新陣営が、新しい票を掘り起こしながら、ほぼ7割もの市民が投票 に行かなかったのは、あまりにも無関心が過ぎますが、これも市政への関心を持たせないようにしてきた議会と役所の企みが、まだ岸和田では有効であるとの証左です。
 
それでも、これから私は市民に市政報告を続け、岸和田に民主主義をもたらす一翼を担っていきたいと思います。
 
 
今回は、統一選挙でもなかったので、多くの市民派議員が岸和田まで来て、私の応援をしてくれました。
 
また、街角で話す度に、応援の声をかけていただいたことは、「アカンもんはアカン!」と、まだまだ岸和田では言いにくいクウキであるということであり、その代弁を私にしてくれと託す 声だと受け止め、もっともっと市民への報告の機会を増やしていかねばならないと、ケツを叩かれた気持ちです。
 
市長への方向性は考えておりませんが、今回の市長選挙で、市長にワンコイン医療の中3から高校卒業までの延長、国保や介保料金の値下げという私の政策を公約にさせることができたのは、大きな成果です。
 
2019年4月の統一地方選挙まで、議会や役所を安穏とさせ続けないよう、追求や改善をもっともっと厳しく行っていきますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
ちなみに、バカ負けして選挙に行かなかった人々の間では、「ヤノと川口の土建屋の利権の取り合いやろ」と言った声も聞かれます。
市長は、選挙前、私にも「ヤノは切った」と告白していますが、必ず、ヤノは岸和田市の税金という利権を貪るために舞い戻ってきます。
現在の議会では、誰もヤノに太刀打ち出来ないどころか、京西・稲田など土建屋や右翼、脱税犯罪者連合に支援を受けた市議らに恫喝され、公に名前すら出せないでしょう。
オンタイムで追えるかどうかはわかりませんが、これからも各方面より情報を得て、土建屋の不当な利益を告発し、市民周知し、税をムダに垂れ流しさせないよう、監視の手を緩めません。
より

土木・建築業の川口建設(株)は、受 注した2件の工事において、建設業法第7条第2号及び第26条第3項の規定に違反して、営業所における専任の技術者を当該工事現場に専任の主任技術者とし て配置した。 このことが建設業法第28条第1項に該当すると認められるとして、平成24年2月10日、建設業許可部局より、監督処分(指示)を受けた。

よって、近畿地整は次の通り指名停止措置を取った。
 
指名停止業者 : 川口建設(株)(大阪府岸和田市藤井町2-20-5)
指名停止期間 : 平成24年3月7日から平成24年4月6日まで(1ヶ月)
指名停止区域 : 近畿地方整備局管内
成果:
・市長が、私の政策を公約として取り入れた。
市長は、選挙前になって「ワンコイン医療の中3から高校卒業までの延長」を、選挙戦中には「国保や介保料金の値下げ」を公約化し始めています。
これは、私が、直接市長に(公の場であり密談ではない)「どこに政策の目玉があるのか? 応援していた堺市長がやっているその手前のことぐらい取り組め!!」と、指摘をしたからであり、これに、いつも後追いして、手柄にしたがる共産や公明からも
・ヤノコーポレーションの虚像が剥がれた。
物を言えば「撃たれる」だの「谷に埋められる」だのと言われていた巨大な権力に、真っ向から立ち向かったが、私はピンピンしている。
ポスター破りや、コメントで嫌がらせがあった程度。
まだまだ岸和田では、表立って、自由に物を言える雰囲気が形成されておらず、私が岸和田市議会のルールと称する「女・子どもは黙っとれ!  俺を誰やと思てんねん!  俺(議員など)はエエけど、お前(市民)はアカン!」が幅を利かせています。
今後とも、「アカンもんはアカン!」と、誰もが言えるクウキに変えていく努力をしていきます。
・ヤノが土砂崩れ賠償の話を持ちかけている動きがある。
私が、「岸和田土建業界のドン、ヤノグループによる、人災土砂崩れ」と言いまくったおかげで、ヤノも遅まきながら顔を出さざるを得なくなっています。
それでも、未だにヤノの名前を出している岸和田を選挙区とする政治家は皆無ですが、メディアも後追いするであろう、ヤノや土砂崩れにまつわる問題に、怖がって取り組まないのであれば、政治家などはじめから志すべきではありません!
・私を盾としてでも、不正追求への協力者が何人も現れた
私の情報は、西田や維新内部からも寄せられています。
面従腹背で、「敵の敵は味方」との考えからかもわかりませんが、裏取りしても確かな情報がドンドン寄せられ、私に公開されることによって、今後も様々な不正はやりにくくなるでしょう。
「残念だったが、次も頑張れ!」
と、顔の見える方々からたくさんメッセージも頂いております。
また、維新支持者からも選挙中に「今回は維新が勝つが、あなたは必要な人だから、必ず統一選挙で議会に入ってくれよ!」と、言われております。
維新候補者として当選した前田氏が、今の財政破綻や土砂崩れ問題を追求できるはずがないので、力を貸してやってくれとのメッセージだと受け取っています。
前田氏の親玉の永野耕平(維新)府議からも、選挙中にローソン駐車場から深々と頭を下げてもらい、“お願い”されています。
当の本人である前田氏は、選挙中にFbで私をブロックしていますが、議会控室で話を聞こうと思っております。
あ、一人会派で、「控室をよこせ!」とは言えないでしょうから、「議員控室」ではなく廊下でしたね。
最後に、匿名で石を投げてくる輩からも挑発コメントが寄せられているので、私の返信と共に紹介します。
1. 維新信者とハッキリわかる人からのもの
ねずみ 小僧
落選おめでとうでやんす。
他人のことをとやかく言う前に自分自身をよく見直してみ!

結果が全てでやんす。

岸和田市民に7316票も投じたお頭の賢い人達がいてビックリでやんす。
たかひらの捏造情報に騙されて哀れよのー

先の見える落選?
平成27年4月の市議選でも1227票で今回の補選で10000票を超えれんという落選では先は無いでやんすね。
その事くらいは理解してんでやんすね (笑笑)

今後二度とほざくなよ

不屈の立憲主義、たかひら正明と見つめる岸和田 :
トンズラ一味らしく、ドブ「ねずみ小僧」のネーミングで、書き込み後、すぐトンズラの姿勢、笑わせてもらいました。

さすが、維新の支持者!

これからもたかひらは、議会や役所の不正を、具体的に名前を出して改善していき、街角で報告もしていくので、どうぞ対面でお待ちます。

維新の税金ネコババ政治家も、帯同して面を上げぃ!!

2. どんまい by高橋
11月26日 23:13
IP:182.165.43.102

市役所職員に他に市民が待ってるのに不憫なクレームをつけるような奴が当選するはずないやろ笑
ざまぁ。

たかひら:
>高橋さん

コメント、ありがとうございます。

不憫なクレーム?
そんなクレーマーであれば、行政対象暴力として処理されて終わりですよ。

私によって、役所も情報公開を進めざるを得なくなり、市民対応も変わってきています。

現在の市議らの方が、恫喝を使ったクレーマーでしょ。

和泉市などでも行われている、要望等記録精度で、議員要望や恫喝を職員が記録するようになれば、その恫喝は止まるでしょうね。

但し、その場合、議員の仕事はなくなるんじゃないですか?

3. 万歳
byあ
11月26日 23:26
IP:106.181.83.106

たかひらさん落選おめでとうございます。

たかひら:
>あさん

コメント、ありがとうございます。

ありがたいエールだね。

私は、例え西田氏や維新が落選しても、そうは言わんけどね。

彼らのマリオネットぶりがよくわかっているし、個人として西田氏や前田氏に恨みがあるわけじゃないからね。

政治姿勢についての追求だからこそ、すべての政治家と話せるチャンネルがあるんだけどね。

4. 無題
byあー
11月26日 23:52
IP:106.181.83.106

他人のあら探ししかしてない人が議員にならなくてホッとしてます。あなたは何がしたかったのでしょうか?

たかひら:
>あーさん

コメント、ありがとうございます。

政治家としての責任追及と、個人的なあら捜しの区別もつかぬような、あーさんは、姿を隠さないと私と対話もできないんでしょうね。

まさに、あなたが推しているネコババ議員らと同じ姿勢を、読者にわかりやすく露呈していただき、ありがとうございます。

いつでも、どんな議員とでも公開対話しますので、「あら捜し」に反論してくるよう、言ってくださいね。

5. 無題
by市民
11月27日 00:49
IP:106.181.83.106

どんなけポジティブ思考やねん。アホ丸出しやんけ笑

たかひら:
どうぞ、あなたが首根っこ掴んで、陽ノ本へと連れ出してあげればよろしい。

いつでも、公開対話しますよ。

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2013~2017年度 尼崎市議会の通信簿と、維新のネコババチラシ指摘への抗議

私が真似している議員の通信簿です。
2011~15年度の岸和田市議会で作成したら、急に今期は質問件数が増えています。
質問ゼロ更新中は、「質問しない!」と公言している井上源次(自民)だけではないでしょうか?
今期は、質問回数だけでなく、中身を見ますので、付け焼刃質問ばかりだと、これまた化けの皮がはがれます。
本来は候補者でもある私でなく、市民が作成していただくのが、中立的で良いと考えています。

ノウハウをお伝えしますので、書かれている議員関係者こそ、市民として作成下さるようお願いします(そして、自分が応援している政治家がいかに酷いかをご自身の手で知ってください)。

以下の通信簿は、尼崎のオンブズが作成しており、6月4日の市議選に向けての投票基準として、今回も作成されています。
2017尼 通信簿.jpg
2017尼 通信簿表.jpg
基準と理由
尼通信簿基準.jpg
尼通信簿 作成理由.jpg
丸尾牧・県議(尼崎)によるコメント:
ベテラン議員(自民系)は11年間一般質問等をしていません。
公費選挙助成をたくさん受け取っているのは、維新が多いですね。
通信簿で落選させるのは、なかなか難しいですね。でも仕事ぶりが評価されるようになると、議員も少しずつ仕事をするようになると思います。
結果はどうあれ、議員の仕事ぶりが、市民に評価される土壌作りが出来ればと考えています。
仕事をきちんとしているかどうかの情報が流れないと、雰囲気だけで選ぶようになりますね。その雰囲気を変えられたらと思います。
掛け合い編:

正人
面白い通信簿ですね。
本会議での一般質問では上位にランクインしているのに、委員会だとワーストにランクインしている議員がいたりして、議員の本心や本音が見えているようですね。

丸尾 牧
皆に見えるところでは、一生懸命で、あまり見られないところでは、手を抜く。
私も同じところに気が付きました。
あまりやりたいことがないのでしょうね。
博幸
本会議で一般質問をしないし委員会でも発言もせずに座っているだけの議員なんて居ない方が良い。
多くの市民がそのように考えて投票行動してくれれば良いのですけど。

丸尾 牧
11年間一般質問等をしないのは、さすがに呆れてしまいます。

幸雄
 議会の外で議員活動を行っていて、その恩恵を受けている有権者が一定数入れば、選挙には通ります。
尼崎だと2500票取れば当選できますから(^^;
自分の私益のために議員を使う有権者は投票に行きますが、そうでない有権者は投票に行かないんですよ。
根深い問題です。

丸尾 牧
ご指摘の通りです。
議員の議会での仕事ぶりも評価されるようにしないといけないですね。

維新らしいです。

で、当の維新は、ネコババを提訴されて、抗議中。
尼 維新ビラ.jpg
 
2017-04-06 22:10
より
 2017年春号(2)尼崎市議会維新の会の通信が配布されています。その巻末特集に、「市民オンブズ尼崎の訴えに断固抗議します。」という記事があります。

 市民オンブズ尼崎は、2016年4月に2015年度の新政会、維新の会、共産党、公明党の会派広報紙に掲載された顔写真、大書した議員名、会派名などは、宣伝が主目的であり、その部分を案分し、支出を差し止めるべきとの住民監査請求を提出しました。
 市監査委員の監査結果は棄却でしたが、使途基準に係るマニュアル作成など、政務活動費の使途範囲を明確にするよう議長に求めました。

 全国各地の住民監査請求は、ほとんどが棄却もしくは却下されており、監査委員制度が機能していないことを、確認する必要があります。オンブズマンの中では、共通認識です。

 その後、市民オンブズ尼崎として、弁護士と相談し、顔写真や議員名が大きく、裁判で違法判断が出る可能性のある新政会、維新の会に絞り、再度の住民監査請求を11月に行い、再度の棄却を受けて、新政会約410万円、維新の会約200万円の返還を求める住民訴訟を提起しました。
 
 維新の会のビラの中で、「会派広報誌の中に所属議員の写真やプロフィールなどは必要だと考えています。」と記載されています。私たちもその考え方に異論はありません。
 しかし、公費を100%使いながら、なぜ1面の半分近くを使って顔写真やプロフィールをデカデカと掲載する必要があるのでしょうか?紙面の中にも、巨大な議員名も存在しています。
 
 西宮市議会の政務活動費運用に関する手引きでは、広報紙などで、少なくとも全額充当(100%支出)を認め難い事例として、発行者特定の目的を超えた不必要な自己等の写真の掲載、自己の氏名やスローガンなどを不自然に大きく掲載することなどが、上げられています。西宮市議会の規定を適用すれば、新政会、維新の会の広報紙代の100%支出は、規定に反する可能性が大です。

 裁判所の判断はわかれているのですが、2009年名古屋地裁では、「議員のプロフィールや議員の拡大写真等の掲載は、審議能力の強化や地方議会の活性化を図る政務活動費の趣旨に適合しない」として、支出の3分の1の返還を求め、最高裁で確定しました。
 同様の事例が争われた2016年12月奈良地裁判決、2017年1月の仙台地裁判決でも一部違法判断が出ました。

 1度目の住民監査請求の後に、新政会は1面の約半分を使っていた会派全員の写真を削除し、4面の約4分の1を使っていた会派全員の写真を削除しています。自ら問題があることを認めて、写真を削除した可能性があります。
維新の会は、11月から政務活動費を受け取らないという宣言をしましたが、広報費を出しづらくなったことから、対応した可能性もあります。

 どちらにしても、この政務活動費の支出は、違法判断が出る可能性もあり、維新の会から抗議されるような内容ではありません。
 市民オンブズ尼崎には、抗議文は届いておらず、今はやりの「私たちは問題ないという印象操作」のように見えます。併せて、市民活動の萎縮を狙った威圧的なチラシであり、大きな問題があります。

香川県三木町の社会的孤立を防ぐ取り組み会議 「百眼百考会議」

私はよく地域主権、住民主権の例として、
を例示します。
ブログでも書いてきました。
これは、維新の盟友でもある河村たかし・名古屋市長もテストケースで取り入れており、大阪市でも導入可能な施策ですが、維新議員らはこの施策名すら知りません。
前回の刑事司法学集会で、思いがけず同様の先進事例が紹介されたので、お知らせします。
議会での議員入れ替わり活発でなく、高知県大川村では、定員6名に対して、5名しか立候補せず、無投票当選で、しかも高齢化しているとあり、
全住民による町村総会の設置を検討しているほどです。
過去には、現在は無人島となった東京・八丈小島の旧宇津木村(当時の人口約60人)で1951年から4年間実施された例しかなく、高知県大川村が条例作りを決断した場合、難航も予想されるとのこと。
選挙区を変えたり、首長だ、国会議員だ、県会議員だ、市会議員だと何がやりたいのではなく、とにかく議員になりたいのだと態度で示す人こそ、大川村に行って、地域貢献すればよろしいが、報酬が15万円/月では、望んでいるような“就職”になりませんか?
「政治家になれば、任期中は何をどう判断してもよく、それが嫌なら次の選挙で落とせばいい」との民主主義を愚弄したセリフをハシシタ氏以下、維新勢は信者も含めて嘯いています。
どんなおごりかを、あきれるしかないのですが、そのくせ「地域の問題は地域で解決」だとか、「住民自治」だとか、よぉ言いますね。
そんな政策提言したこともないし、どんな先進例があるかすら知りもしないのに。
で、表題の「百眼百考会議」。
抽選での政治家の抽出は、以前、薬師院仁志(社会学)帝塚山学院大学教授にも「専門知識が必要で、無理です」と言われましたが、役割分担的なこういった直接民主主義に近い会議メンバーは抽選でやらなければ、池田市も固定化で悩んでいますし、良案でしょう。
但し、大都市で抽選に当たっても、何度も会議にきちんと参加するかは疑問ですが…・
参考:

自治体シリーズ:首長に聞く 香川・三木町 筒井敏行町長 住民の声、行政に反映 – 毎日新聞
2017年3月10日 【聞き手、毎日新聞高松支局長・玉木達也】
https://mainichi.jp/articles/20170310/ddn/010/010/055000c

より

百眼百考会議、提案を予算化

 子育て支援に力を入れ、防災のための地域力向上を進め、豊かな自然と共生した環境にやさしいまちづくりにも取り組んでいる三木町。「ふるさと納税」も好調な中、住民の声に耳を傾ける町政が特徴になっている。その基盤を支えている「百眼百考会議」を中心に、筒井敏行町長(74)に話を聞いた。【聞き手、毎日新聞高松支局長・玉木達也】

子ども一時預かり、24時間対応に

 -「百眼百考会議」というのはどういう組織ですか。

 ◆町長就任時に、「分かりやすい行政」「身近に感じてもらえる行政」「住民の声が反映できる行政」の三つを掲げました。この中の「声が反映できる」ことに関連して、考えたものです。具体的には、各種団体の人を集めるのではなく、本当に一住民として考えていることを話してもらうため、無作為でお願いして、承諾を受けた人にやってもらっています。

 -この会議の提案はどのように活用しているのですか。

 ◆活用はとても重要なことと考えています。提案してもらうことでとどまり、住民の「不満のガス抜き」で終わってはいけないと思っています。だから会議で提案してもらったことは、翌年度の予算に反映させています。ただ、あまりにもとっぴな内容は無理です。そのために職員も参加し、予算化ができて実施が可能なものにしてもらうようにしています。これまでほとんど実現させています。

 -予算規模はどのくらいですか。

 ◆一般会計の総予算の1%を当てています。町民が自分たちの納めた税金を、自分たちの意志で使う機会はめったにありません。「百眼百考会議」はそれを考えることができる、貴重な場となっています。

 -金額はいくらぐらいになりますか。

 ◆約1億円です。もちろん、実際の予算はその年によって多い時も少ない時もあります。また、単年度で終わる事業だけでなく、複数年度にわたる事業も存在しています。「百眼百考会議」を始めて今年度で6年になりますが、来年度予算は9000万円近くになるのではないでしょうか。

 -会議のテーマはどのように決めるのですか。

 ◆会議は大きく町側が指定するテーマと、住民が話したい自由テーマの分科会に分かれます。どの分科会に入るかは、そのテーマを見て本人が選びます。だいたい各分科会は十数人ぐらいになります。「百眼」の名前の通り、最大合計約50人です。

 -会議は何回ぐらい開くのですか。

 ◆会議は4月から始まって9月末には結論を出してもらいます。最後は、その内容を発表していただき、私がそれを見ます。そういう流れでやるので最低でも会議は月1回は開いています。自主的に何回も開催している分科会もあります。全部で少なくとも6回は開かれていることになります。

 -提案する際、予算規模も発表するのですか。

 ◆はい。金額も提案します。つまり、提案者には事前にどのぐらいの金額が必要かを調べてもらっています。

 -メンバーは町民の中から無作為に選ぶ方法ですから、いろんな立場の人が参加されているわけですね。

 ◆はい。千差万別の方がメンバーに入ってくれています。ただ、50人のうち、10人は学生枠としています。三木町には香川大学の農学部と医学部があります。そこから参加してもらっています。

 -百眼百考会議の提案を受けていろいろ変わったことがあると思います。具体的な例を教えてください。

 ◆たくさんあります。例えば、「まんで願」のお祭り。やり方を実行委員会方式に変え、自分たちで計画し、自分たちで作りあげるお祭りにしました。子どもの一時預かりも変わりました。

 -どのようになったのですか。

 ◆必要な時に必要な時間に預かってもらえるようにしました。朝の7時半から夜の9時まで、1時間200円で預かるサービスをしています。

 -どういう施設を活用しているのですか。

 ◆廃園した幼稚園です。町が一時預かり所として使い、保育士を常駐させています。また、「ほたるホーム」という、24時間預かる施設もあります。

 -この施設はどういうものですか。

 ◆空き家だった民家を借り上げていますので、畳の部屋などもあり、とても家庭的な雰囲気です。常勤の保育士を配置するとともに、夜などの時間にも対応できるよう登録制を導入し、必要な時に来てもらっています。

 -こういうサービスは柔軟でいいですね。

 ◆私は職員に「行政らしくない行政をしよう」と言っています。行政は住民が役所の窓口に来た時、できない理由として「予算がありません」「前例がありません」「規則がありません」の三つを言いがちです。私はそれを「やめよう」と言っています。本当に住民にとって必要なことであれば、新しいことに取り組もうと職員に伝えています。
子育て支援、高齢者福祉を充実

 -話は変わりますが、防災センターが開館しました。どのように活用されていますか。

 ◆まさかの時に避難弱者を収容できます。医薬品を備蓄したり、診療室を設けたりしています。平時は防災訓練で使っています。厨房もあり、普段は障害者施設に貸し、レストランとして活用してもらっています。災害の時、ここは炊き出しの場になります。ちなみにこのレストランは今、かなりの人気です。

 -自主防災組織はどうですか。

 ◆組織率は94%と非常に高いです。ただ、熱心なところとそうでもないところとの差が激しいのは事実です。そのため、防災に限らず、地域コミュティー全体の再生に取り組んでいます。

 -住民が気楽に集まって話ができる場所はあるのでしょうか。

 ◆実は「おいでまいサロン」というのがあります。空き家などを活用し、人が三々五々集まれる場所を作っています。ちょっとした改造にかかる費用などを補助金として出しています。これは好評でいろんなところでできつつあります。

 -「サンサン館みき」にブックカフェがオープンしたそうですね。

 ◆昨年12月からです。町民の皆さんから展示する本の寄付を募ったり、障害者就労支援施設が販売したりして、必要なものをみんなで作りだし、大事に使っていこうという挑戦をしています。

 -最後に今後、どういう町にしていきたいですか。

 ◆これからも「子育て支援」をしっかりする町にしたいですね。お隣の高松市で働く人が多いこともあり、「ベッドタウン化」に徹するところも必要と考えています。「子育て支援」が充実している町というイメージができればうれしいです。若い人が多く住んでくれれば、人口減少対策にもつながると思います。もちろん、高齢者の対策も大切です。そのあたりのバランスを考えながら、三木町にとって「子どもは宝、お年寄りは財産」とし、高齢者の皆さんには「財産を少しかわいい孫に譲ってほしい」とお願いしたりしています。

町村総会を設置するには、自治体が具体的な運営方法を定めた条例を制定しなければならない。過去には、現在は無人島となった東京・八丈小島の旧宇津木村(当時の人口約60人)で1951年から4年間実施された例しかなく、高知県大川村が条例作りを決断した場合、難航も予想される。

ニュースサイトで読む: https://mainichi.jp/articles/20170501/k00/00m/010/113000c#csidx95205121b407b7681b69adfbab9c5d4
Copyright 毎日新聞

町村総会を設置するには、自治体が具体的な運営方法を定めた条例を制定しなければならない。過去には、現在は無人島となった東京・八丈小島の旧宇津木村(当時の人口約60人)で1951年から4年間実施された例しかなく、高知県大川村が条例作りを決断した場合、難航も予想される。

ニュースサイトで読む: https://mainichi.jp/articles/20170501/k00/00m/010/113000c#csidxacc08449d62b9fd89d8d3479ce908ef
Copyright 毎日新聞

町村総会を設置するには、自治体が具体的な運営方法を定めた条例を制定しなければならない。過去には、現在は無人島となった東京・八丈小島の旧宇津木村(当時の人口約60人)で1951年から4年間実施された例しかなく、高知県大川村が条例作りを決断した場合、難航も予想される。

ニュースサイトで読む: https://mainichi.jp/articles/20170501/k00/00m/010/113000c#csidxacc08449d62b9fd89d8d3479ce908ef
Copyright 毎日新聞

地方自治は国家の言いなりになってはならない!

表題のように書きながらも、実際は役場が何かをする場合、物差しは国に頼るのが常です。
例えば、

2012年8月14日

「乳幼児の予防接種は全額公的助成ですが、医療機関への委託料が過剰に支払われている可能性があります。

2種以上同時接種の場合でも単独接種としてカウントされているためです。」
との投稿。
これは無料配布のコミュニティ週刊紙である『泉北コミュニティ』本紙(2012年8月16日号)でも掲載された記事です。
しかし医療者広告の多い(発行部数も多い)『泉北』でなく、『金剛コミュニティ』でしか本紙記事化はありません。
金額については、2011年計算で、定期予防接種を受けた乳幼児が2種類のワクチン同時接種を受けていたと仮定すると、富田林市や河内長野市では約4千万円、大阪狭山市では約2千万円が過剰に支払われていることにります。
私が同社の松本記者に住民監査請求・住民訴訟の仕方を90年代に教え、その後、同社は情報公開や監査請求などを行い、記事にしてきた経緯があるので、「共闘するなら着手しよう!」と呼びかけましたが、応えられず。
南河内オンブズマンの中山佑子代表 大阪地方裁判所第7民事部

平成26年(行ウ)第231号

平成28年(行ウ)第1号

予防接種事業委託料返還請求事件

や、

議会では、尾和 弘一・岩出市議が追及しています。

これについて多田利喜・富田林市長は、市長会で問題提起しましたが、そこでも「厚労省に指針を決めてもらえれば、それに従う」としています。

ちなみに重複分を税で支払っていない府下自治体は、堺市と岸和田市で、医師会との話し合いで解決できる問題です。

このように市町村は自治権を放棄している例が散見されます。

問題解決と自治を取り戻すには、市長・議会もそうですが、職員がいかに汗をかくかが重要です。

それについて「客観的に国策見る目必要」と片山善博・前鳥取県知事が指摘した記事がありますので、引用します。

この言葉に役所の職員は職員の矜持を語れるのでしょうか?

市民は語らせるよう、職員や政治家を鍛えねばなりません。

論点:らい予防法廃止20年 – 毎日新聞
2016年6月10日 東京朝刊 【聞き手・道下寛子】
より

 科学的根拠に乏しいまま理由無くハンセン病への恐怖に多くの一般市民が陥ったという問題点もあった。

 国や自治体は病気の研究段階に応じて誤解を解消して いかなければならなかったのに、国は怠り、当事者に近い自治体も動かなかった。

 つまり、行政が恐怖に陥らせていたということだ。

 そのためずっと偏見が続いた。

 常に新しい科学的根拠に基づいて施策を見直さなければならなかった。

 自治体として、このハンセン病問題に限らず、国策にまい進して間違うことを繰り返さないため、国策を客観的に見る目を養わなければならないというのがハンセン病問題からの重要な教訓だ。

 ただ、今もその教訓が自治体で生かされているかどうかは疑問だ。

政治家の説明責任を、地方議員らも公開討論会で果たしましょう。

南大阪では、首長・地方議員らの各政治家に対話・質問をお願いしても逃げられまくっております。
参院選にむけての有権者が選挙に行きたくなる、どの候補に投票するかを考えたくなる手法の提案です。
どんな選挙でも当てはまりますが、異論者との対話と、それをどっちでも良い層に見てもらい、いかに自民・維新・公明らがおかしいかを、有権者が自分で判断してもえばよいと思っています。  
質問を絞った公開討論会で、徹底的に討論をしてもらい、それを見せるのです。  
支持者同士でもいいでしょう。  
 
動 員や付き合いで来る人もいますから、相手方に支持者を集めさせて、そこへ少人数で乗り込むとか。 広く「維新・自民・改憲勢力来て」とし、候補者でなくとも市議らに出席を呼びかけ、それでも来なければ、支持者に壇上に上がってもらうなどして、いわゆる 公明とのF層(フレンド=支持者の周囲の人)におかしいと気付いてもらう仕掛けができないかと思っております。
JC(青年会議所)がよくやっている、質問を並列にふるのは討論会とは言いません。
「朝ナマ」のように争点を次々と変えて、声の大きい参加者の意見が場を支配するのも、単なるおがり合いです。
できる限り争点を絞って、そこを深く深く討議し、違いをハッキリさせたり、主張根拠を頓智のような逃げを打たせないような討論会を想定しています。
「何も考えず、党が言うのでそれに従っている」を炙り出せるような討論とするためには、仕切りをする司会の力量がとても問われると思います。
出てこなければ、「説明できないから逃げた」と第3者から見ても明らかにわかるようにせねばなりませんので、議員の招待にも工夫が必要です。
そういった異論者の中でのもまれることで、政治家は説明力が鍛えられますから、本来、誰もが喜んで参加するはずなんですがねぇ…
田中学・自民・貝塚市議は、今井豊・府議・大阪維新の会幹事長や支持者に「今井さんの支持者だけをコスモシアター(貝塚市の施設で、中483席・大1218席)に呼んで、そこで公開討論しようや! 田中支持者は一切呼ばへんから。」と呼びかけていますが、今井さんは逃げ倒しているようです。
私一人VS岸和田市議26名とか、堺市議48名でも受けますよ。
但し、争点は人権・政務活動費・給食・地域猫・地場での経済政策など、私に選ばせてくださいね。
質問調査権があって、時間もふんだんにある市議と対等にやるなら、市民の私が調査している分野でないとフェアじゃやんですからね。
国政に関しては、フリーで行きましょう。
特に戦争下請け法や、在日米軍・地位協定、ヘイト、歴史問題(戦時加害)、日本の棄民政策などは国際的にも大きな争点となっていますので、地方議員でも一言あるでしょうから。

クラブと市民運動の融合 CROSSFADE

SEALDs KANSAIの方からお誘いを受けたので、参加してきました。

 

政治家で参加していたのは、平松邦夫・元大阪市長、尾立源幸・参議員(民進)など。

 

尾立さんはFBで友達申請してくれたので、本人がアカウントいじってるのか訊いた上で、私ってわかって申請してくれましたかと再確認。

何だか片っ端から申請してるような感じでしたね。

 

平松さんは先に入っていて、奥の方で座っていたので、挨拶も交わさず。

 

お二人とも1時間ほどで帰っていきました。

 

 

山下芳生・参議員(共産)はかなり後で来ましたが、最も長時間いたのではないでしょうか?

そしてその様子を彼がブログに書いているので、コメントしましたとの報告。

 

 

刺激的な夜でした。4月30日、大阪・東心斎橋のクラブでおこなわれたイベント≪CROSSFADE≫。

トラック運転手、看護師、デザイ ナー、雑貨屋、音楽やってる人、絵を描いている人、学生、会社員、赤ちゃん連れのママなど参加者は多様。子どもたちが大喜びしていた「ウンチのおはな し」、アフリカ・ピグミー族との交流報告&みんなでドラム叩き(楽しかった!)、アンチヘイトをテーマにしたトークなど企画も多様。

共通しているのは原発再稼働や安保法制強行など民主主義に反する政治への怒りと行動のエネルギー。これまで関西各地で集会やデモを主催・共催してきた人たちです。彼ら彼女らの行動は、バラバラだった野党が共闘するうえで一番の力となりました。

私を見つけ「俺たちマジで怒ってるんですよ」と熱く語る彼ら彼女らに、「あなたたちが政治に対して声をあげ行動するようになったのはいつからですか?」と聞いてみると、数人が口を揃えて「3・11からです」「この会場にいる全員がそうだと思います」。

「福島があんなことになってるのに何もなかったかのように原発を再稼働する。ありえないと思った」「私たちは毎日毎日放射能の不安の中で生きているんです」 「これまではおかしいと思うことがあっても何もしなかった。いまは行動することで少しは変わるんじゃないかと思えてきた」「でも俺たちみたいに行動してる のはまだ少数派。かつての自分と同じような気持ちでいる人にどうすれば伝わるか真剣に考えている」

3・11が若い世代の生き方に大きな変化をもたらしたことを再認識しました。

そ して日本共産党への期待と注文も。「(戦争法廃止の)国民連合政府構想の提案には感動しました」「共産党が自らの候補者を下ろしてまで野党共闘を進めよう としていることを高く評価しています。共産党の本気が伝わってきますよね」「だから俺たちも本気で共産党に勝ってもらいたいと考えているんですよ」

短期間のうちに生き方を進化発展させつつある若い世代からの本気の期待。これは絶対にこたえなくてはと決意をあらたにしたのでした。

深夜まで熱い思いを聞かせてくれたみなさん、どうもありがとう!

(引用ここまで)

 

山下さんのブログにもコメントさせていただきましたが、こちらにも転載。
 私も参加しており、お話しブースで長時間座っておりました。
 お見かけしておりましたが、タイミングが合わず話せませんでした。
 共産党に言いたいことは、岸和田共産市議が自民市長の与党を自認していると私に説明し、現に寄り添って悪政を放置しているように、地方議員が自民のハウスニグロ化していることをどう受け止め、どう改善しようと考えているのか?です。
 地方議会を監視する者としてのこの質問、どこの市議も回答できませんので、伺いたい!
 地方では、共産は自民の傀儡または、輔弼者でしょうか?
 それでは維新と同じですよ!

森達也講演会 「世界はもっと豊だし、人はもっと優しい」

2015-11-25 12:05:04
ゲストは、金城実さん、おしどりケン&マコさん、仕切りは趙博さん。

所用のため途中参加だったものの、久しぶりの集会に「どないしとったんや」など多くの方々から声をかけていただき、挨拶にも回った。
森さんからも「また協力できることがあったら、いつでも言って。」とありがたい言葉をもらい、責任も感じる集会でした。

参加は2部からで、森さんの話と参加者座談会より抜粋します。

森さんの話 その1

日本時間9月30日朝、NHKがニューヨークから生中継もした安倍首相の記者会見。そこで外国人記者による質問への答えに、大きな注目が集まりました。

国際メディアはこれについて、
「安倍首相:日本は難民支援の用意はあるが、受け入れはしない」(ワシントンポスト/AP通信)
「安倍首相、日本はシリア難民受け入れより国内問題の解決が先」(ロイター通信)
「日本、シリア難民受け入れの前に、国内問題の対応が不可欠と話す」(英ガーディアン)
などといったタイトルで報じており、
詳しくはハフィントンポストにまとめられています(安倍首相「難民受け入れは?」と問われ「女性の活躍、高齢者の活躍が先」   2015年09月30日 19時44分 JST 吉野太一郎)。

「シリア難民問題への追加の経済的支援を表明したが、難民の一部を日本に受け入れることは考えていないか?」と聞かれて、「人 口問題として申し上げれば、我々は移民を受け入れる前に、女性の活躍であり、高齢者の活躍であり、出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手があるという ことでもあります。」などと、意味不明な回答をして、世界に恥を発信したのはご承知のとおりで、あの質問はアドリブだったとの舞台裏が話されます。

詳しくは、こちらの記事を引用します。
米記者から「出来レース」批判された安倍首相国連会見 質問を事前設定か (アジアプレス・ネットワーク) – Yahoo!ニュース
10月6日(火)10時43分配信

「もう1つ、質問が有る。あなたはシリアの難民問題で支援を表明したが、なぜ難民を受け入れないのか?」
ロイター通信の記者がこう質問すると、通訳を通して質問を理解した安倍首相の表情が強張った。
実は、その質問に慌てたのは安倍首相だけではなかった。会見場にいた日本人記者全員が「予定外」の質問にざわめきたったのだ。

日本時間の9月30日朝に行われたニューヨークでの安倍首相の会見。「予定外」の質問とはどういうことなのか。
アイ・アジアが入手した首相官邸の資料や取材に応じたアメリカ人記者の話によると、この会見では、質問者も質問内容も予め決められていたのだ。つまり、出来レース会見だったのである。

アイ・アジアが今回入手した資料は会見前に準備されていたもので、それによると、日本のメディアの記者と外国メディアの記者が交互に、5人まで質問するこ とが決まっていた。極めて興味深いのは、その資料には、質問者の名前とともに、質問内容まで書かれていたことだ。

まずNHKの記者が、日ロ関係について質問、続いてロイター通信の記者がアベノミクスについて質問、続いて共同通信の記者が内閣改造について質問、そして 4番目に米公共放送NPRの記者が、普天間基地の移設問題について質問し、最後が、テレビ朝日の記者で、国連改革について質問、となっている。

これについて、初めて日本の総理の会見に出たというアメリカの雑誌記者は驚きを隠さない。

「質問事項をあらかじめ提出しろということですから驚きました。そんなことは、アメリカでは記者倫理に違反する行為です。ところが、それは日本の政府と記者との間では常に行われていることだというではありませんか。本気かよ?と思ったのは私だけじゃありませんよ」

そして、前述のロイター通信の記者の「予想外」の質問となったわけだ。
予め決められていた質問は、「アベノミクス2.0の新しい3本の矢は、なぜこれを選んだのか。また、具体的に何をしようと考えているのか」で、安倍首相が準備されていた内容を答えている。

その記者が続けてシリア難民の質問を始めた際に、慌てたのが安倍首相だけでなかったことは前述の通りだ。結果的に、安倍首相は難民問題全体に対する取り組 みの必要性を強調し、広報官が次に控えている共同通信の記者に振ったので、会見は荒れることもなく進んだ。しかし、それで終わらなかった。

共同通信の記者が想定通りの質問をし、安倍首相が想定通りの答えを行った後、今度は米公共放送NPRの記者が質問に立った。記者は最初、「普天間飛行場移 設問題について、現状では日本政府と沖縄県との対立があるが、日本政府と沖縄県のどちらが責任をもって対処する問題なのか。妥協策を含む、政府の今後の対 応は?」と質問。

これは予め、予定されていた質問だ。それに対して安倍首相が準備された答弁をし、広報官が予定されていたテレビ朝日の記者に振ろうとした時、NPRの記者が続けざまに、(辺野古)移転後に環境汚染が起こらないと保証できるのかと畳みかけた。

想定外の質問に、安倍総理は明確な返答が出来ず、その後、テレビ朝日の記者の質問は行われずに会見は中止となった。納得がいかない外国メディアの記者たちと対照的に、日本人記者たちは、広報官に挨拶をするなどして足早に会見場を立ち去ったという。

前述のアメリカの雑誌記者が表情を曇らせながら語った。

「アメリカで今、日本のメディアは安倍政権に牛耳られていると報じられているのを、日本の記者たちは知らないのでしょうか?
記者会見というのは市民を代表 してジャーナリストが権力者に挑む場だというのは、アメリカにおいては一般の人も知っている常識です。
しかし、残念ながら、日本の権力者の会見はそうではなかった。
質問内容は権力側が予め検閲し、その答弁は予め準備されており、会見はその通りに行われる…ちょっと信じられません」

NHKと共同通信の記者の質問は、総理官邸が作った資料と一字一句違わなかったという。
企業の粉飾問題などが発覚するたびに「国際的な基準に照らして問題 がある」と批判する日本の新聞やテレビだが、実は自分たちの姿こそ「国際的な基準に照らして問題がある」ことを自覚すべき時ではないか。
(引用ここまで)

たかひら:
記者クラブ制度に見る、飼い慣らされた大本営発表を常々強いり、メディアに権力チェックという本来の仕事をさせずに来たツケを払った安倍首相。
アドリブができんなら、政治家として失格じゃないの?
知らんことは素直に知らんといえば良いし、重箱の隅をつつくような質問でもないのだから、一定の想定はしておくべき。

まぁ、「難民は11人でも、特別在留許可を千人以上許可してで対応している!」などと恥の上塗りをせんかっただけマシかもしれませんけれど。

補足説明:
難民申請をした人々の多くは人道配慮に基づく特別在留許可を与えられ生活をしているものの、難民として認められていないために、日本社会でこれから生きて いくために必要な日本語の研修や、就職の支援などは受けられません。
祖国にまだ残っている家族を呼び寄せたくとも手続き上のハードルが多々あるために、家族の安否を気遣いながら毎日を過ごしているのです。

テロの根本的原因が貧困や格差、米軍などによる市民殺戮ならば、日本の取る道は、戦地への参加ではなく(既に時期は過ぎたが、武装解除などには参加すべき)、難民の保護です。

森さんの話 その2
多数決が民主主義だとする思想と独裁は、親和性が高い。

5.17都構想住民投票で負けた後の記者会見で、橋下市長は、
進退について。70万人という(賛成の)数を見ても、気持ちに変化はないか
との記者に質問に答えて、
だってそれはもう、政治ですから。負けは負け。ここは公務員と違うところです。きのうの街頭演説では戦を仕掛けたわけですから。「叩き潰す」と言って叩き潰された。
民主主義、大変素晴らしいですよ。
メディアも含めて徹底議論した。負けたのに命を取られない政治体制は、日本はすばらしい。僕はこのまま生きて別の人生を歩めるわけですから。
絶対に民主主義は是が非でも守らなくてはいけない。

そのためには報道ですよ。報道の自由は絶対に守らないといけない。僕もメディアにはやいのやいの言ってるけど、報道の自由が民主主義を支える根幹ですから。メディアの皆さんにも頑張ってもらいたいし、素晴らしい政治体制だと思いますね。
と答え、このコメントを都構想反対派の中でも、潔いと受け止めた人が少なからずいました。

ですが、多数で勝っていればもう一方の意見を「叩き潰す」=少数意見は「叩き潰す」ということです。

ナチスは民主主義のプロセスを経て、独裁を進めていきました。
日本でよく言われる「上がやった」について、ナチスのアイヒマンがエルサレム裁判で同じ言葉を言ったのと同じく、その無責任はグルグルと回り続けます。
それについて、同調圧力の日本だからこそ、何度も何度も繰り返し考えてみる必要があります。