大阪府での殺処分についての大阪府回答

2014年に調査していましたが、詳細がアカウントともに消えてしまったのと、大阪ねこの会から予想に全く反する多大な殺処分数を提示されたので、再調査してみました。

以前の関連ブログ

『岸和田での動物愛護状況 その2 』

『野良猫や不幸な猫を増やさない対策』 

前回の番組でも札処分数の表が映し出されていました。

殺処分数.jpg

大阪ねこの会の荒井代表にも「活動当初は170万頭が殺処分されていて、市民ではお手上げだと思っていたが、徐々に数を減らすことができた」と教えていただいています。

ならば、この8万頭をゼロに限りなく近づけるゴールも希望の光が見えてきますね。

以下、殺処分についての回答です。

中核市未満の自治体では関係ないかもしれませんが、殺処分ゼロに向けた取り組みも注目されているところですので、各動物愛護団体や市民の皆様におかれましても、回答をご利用いただければ幸いです。

回答:

大阪府環境農林水産部動物愛護畜産課動物愛護グループ 担当;武田

2年ほど前、森ノ宮の動物愛護センターへの直接電話問い合わせでは、「殺処分機は稼働させておらず、疾病罹患等でどうしても殺処分しなければならない場合においても、個別注射によって行っている」との回答を得て、安心しておりました。
ところが、動物愛護団体の調査によれば、2014年度で1454匹と知らされ、これは大阪市2051匹、堺市161匹、東大阪312匹、豊中市101匹、高槻市73匹、枚方市33匹を含めると、府下全体で4185匹(内3786匹が子猫)で、全国ワーストワンの殺処分数となる事を知りました。

1. 5年の殺処分数推移をお示し下さい(増減がある場合、それについて影響を及ぼしたと考えられる理由)。

【回答1】
年度 犬  猫

23年度 384、2540

24年度 411、2078

25年度 238、1678

26年度 172、1485

27年度 71、1161

*平成24年度以前は豊中市、平成25年度以前は枚方市を含む
  
引用されておられました、2014(平成26)年度で1,454匹という数字は、おそらく環境省事務提要27年度版(平成26年度データ分)の「Ⅲ統計4.犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容状況(3)犬・猫の引取り状況(都道府県・指定都市・中核市)」表中の数字かと思われます。

環境省では、引取った犬猫の殺処分数と自然死数の合計を「殺処分数」として計上しております。
また負傷動物として収容した動物の状況は同4(3)の別表「犬猫の負傷動物等の収容状況(都道府県・指定都市・中核市)」に分けて計上しております。
そのため、猫については4(3)「犬・猫の引取り」表中の数字1,454匹と「犬猫の負傷動物等の収容状況」表中の数字286を足したものがその年の猫殺処分数と猫自然死の合計数となります。
したがいまして、平成26年度は上記の合計数から自然指数を差し引いて
1,454+286-255(自然死数:回答4参照)=1,485が本府管轄地域での猫殺処分数となります。
(その他の年度についても、同様の考え方により計上しています。)
 参照:環境省「動物愛護管理行政事務提要」
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/gyosei-jimu.html

2. 殺処分としての選定基準をお示し下さい。
【回答2】
本府では、病気や負傷等に対して治療その他必要な処置を講じても回復等の見込みがなく、苦痛が著しい状態である動物は大阪府の動物愛護および管理に関する条例第12条第2項の規定に基づき、また、攻撃性がある等して希望者又は愛護団体等に譲渡することが、動物の愛護及び管理に関する法律第1条および第2条の趣旨に照らして適切ではないもの又は譲り受けたものが同法第7条第1項の責務を果たすことが極めて困難であると判断されるものを譲渡不適として殺処分しています。
3. 殺処分方法を、手法別匹数と共にお示し下さい。

【回答3】
本府で平成22年度以降実施した殺処分については、全て動物管理指導所でお聞きになったとおりの個別注射による殺処分を行っております。
4. 泉佐野などの中継地点をお示しいただき、捕獲から森ノ宮までの間で病死・事故死、殺処分等の死亡があれば、その匹数をお示し下さい(5年間)。

【回答4】
 本府では、動物管理指導所箕面分室、四條畷分室、藤井寺分室、泉佐野分室にて犬猫の引取り業務及び犬の捕獲業務、負傷犬猫の収容業務を行い、収容した動物を動物管理指導所に送致しております。なお、猫の捕獲業務は行っておりません。
収容中の自然死数については以下のとおりです。
年度 犬 猫

23年度  68、180

24年度 63、255

25年度 34、253

26年度 19、255

27年度 12、277
5. 今後、羽曳野ハーモニーランドへ殺処分も承継されると見込まれますが、森ノ宮からの移行予定をお示し下さい(2017年〇月頃羽曳

野が稼働、〇月頃全面移転、または併用は〇年までなど)。
【回答5】
 大阪府動物愛護管理センター(仮称)(愛称 :アニマル ハーモニー大阪)は、平成29年8月の開所を目指して現在整備中。センター開所に併せ、動物管理指導所(森之宮)については廃止する予定です。
6. 羽曳野移行によって、譲渡など殺処分数減少が見込まれる施策があれば、お示し下さい(譲渡用ケージの増設など)。

【回答6】
 動物愛護管理センター(仮称)では、動物とのふれあい、飼育体験教室、講習会、譲渡会などを開催できる施設を設けることで動物愛護の普及啓発や譲渡の拡充、引取り数の削減を図り、社会全体で殺処分がなくなることを目指します。また、動物の飼養にあたっては、個別飼養を基本として、観察室、譲渡対象動物の飼育室、保護犬専用運動場などを設けることとしています。
7. 自治体ごとに地域猫施策や、不妊手術助成などが行われていますが、府として、どのような施策が行われていますか?
【回答7】
府では、大阪府動物愛護推進計画に基づき、市と連携しながら所有者のいない猫対策に取組む地域を支援する体制を検討中です。
8. 高齢者の多頭飼い、飼育放棄などの問題も露見しておりますが、府としては具体的にどのような施策を行っていますか(基礎自治体への指導も含む)?
【回答8】
所有者に対しては終生飼養の考え方を各種イベントや小学校への出前授業等にて啓発しています。

また、個別案件については市町村福祉担当等の関係部署と連携して、解決を目指しています。

塩村文夏・都議の殺処分視察を検証。 ホンマだったんだろうけど…

殺処分ゼロ! ペットの人権も守るたかひらです。
殺処分に関して、塩村文夏・都議(東京みんなの改革)の以下ブログを時々シェアしている人がいて、ホンマかいなと思っていました。
2015年10月30日 金曜日
「TOKYO ZEROキャンペーンにて、某自治体の視察。殺処分の様子も視察をさせて頂いた。本日この自治体で殺される犬は10。」
ブログはこのような書き出しで始まり、まとめて殺処分される様子が写真とともに記されています。
これを何度も見ているうちに、あまりにも気にかかるので、塩村さんに訊いてみることにしました。
 堺でどうしているか、岸和田から泉佐野を経て送られる森ノ宮の府施設でどうしているかご存知ですか?
 大阪市も含めて、引き取り手を探す努力もしていますよ。

 最後の「生体を売るな」には同意しますが、あまりにもセンセーショナルに煽る為の画像とも受け取れます。
 どこの場所かかも示していませんし(東京都には5箇所有り)。
 しかも写真は犬ですが、多くは猫です。
 
 塩村さんは地域猫の取り組みはしているんでしょうか?
 それなしであれば、単に選挙用ポピュリスム利用のためのブログとしか言えない。

 このブログの記載について、写真をどこかから引用し、さも自身が視察に行ったのではないかとの疑義があります。

 塩村さんは都議ですので、都に訊いてみました。
 東京都動物愛護相談センター本所(世田谷区)回答:
 塩村ブログは見ていない。

 都内で殺処分をしているのは城南島出張所しかない。
 殺処分機は使用していない。
 犬の引き取りはほぼないし、猫なども含めて殺処分する場合は、1匹ずつ麻酔注射で行っている。

 2015年10月30日付け御ブログ「殺処分の現場へ(処分の写真を含みます)」について、視察先を隠す理由を教えてください。

 また本文では読者が都内だと錯覚しますが、東京都動物愛護相談センター本所(世田谷区)回答では、
 視察先ではないと確認できます。

 視察先を明らかにしないことによって、都の愛護センターが殺処分を継続的に行っているような誤解が生じますが、誤解を与えるような表現を公人として発信していることについて、どのようにお考えでしょうか?

電話がつながらなかったので、このようにメールで質問しましたが、返答なし。
それで、ますます写真をパクったのではないかとの疑念が膨らみました。

彼女自身は、以下の自分の産経デマ報道について訂正を求めているのだから、自身の疑義には当然ながら他の議員よりも回答すべきなのです。

産経新聞の報道について 2【謝罪と訂正を求めます】
2015年8月10日 月曜日
より
本日、都議会議会局総務課長と話をし、確認いたしました。
結論からいうと、産経新聞の【恣意的報道】か【誤報】のいずれかであり、既に産経新聞には謝罪と訂正を求める旨の連絡をいたしました。 産経新聞の記事によると「セクハラやじ被害の塩村都議、議会質問写真の無償提供あるのに撮影依頼」とあります。

塩村さんが怒っている、産経の記事
セクハラやじ被害の塩村都議、議会質問写真の無償提供あるのに撮影依頼 – 産経ニュース
2015.8.8 12:00
より
 ■政活費から支出
 セクハラやじ問題で注目を集めた東京都議会の塩村文夏議員(37)=無所属=が、アイドルの撮影などを手がける有名スタジオに、政務活動費から3万4400円を支出し、議場で一般質問する自らの姿を撮影させていたことが7日、都議会が開示した昨年度の収支報告書で分かった。写真は広報誌やホームページに掲載したという。

それではと、視察主催のTOKYO ZEROキャンペーンへと訊ねてみました。
ここは電話番号はなし。
「以下、塩村都議のブログについて、質問をしましたが、返答がなく、視察自体に疑義が生じておりますので、共闘されている御組織がご存知ではないかと考え、質問させていただきます。
このブログの記載について、写真をどこかから引用し、さも自身が視察に行ったのではないかとの疑義があります。

しかもブログの書き方で、御組織が主催であるとも読み取れますので、疑義を晴らすためにも、回答よろしくお願いします。

視察先を明らかにしないことによって、都の愛護センターが殺処分を継続的に行っているような誤解が生じますが、誤解を与えるような表現を公人として発信していることについて、どのようにお考えでしょうか?」
メールで回答をいただいたものの、返答者が誰かの記載は、訊ねても回答せず。
それでも塩村さんの疑惑は、一応晴れたとしときましょう。
視察に行ったか行かないか程度の説明責任すら果たさないので、何だか納得がいきませんが。
回答:
たかひら正明さま

 この度はお問い合わせをいただき誠にありがとうございます。TOKYO ZEROキャンペーン事務局です。
 弊キャンペーンでは昨年10月30日、関東地方のある動物愛護センターへの視察を実施しております。実施内容については弊キャンペーンのサイト(http://tokyozero.jp/1579/)でも公表しており、呼びかけ人である塩村あやかさんも参加しています。
 なお「関東地方のある動物愛護センター」と表記しているのは、視察先であるこの動物愛護センターから視察を受け入れる条件として「どこのセンターを視察したのかがわからないよう、自治体名等は伏せてほしい」と提示されたためです。同センターによると視察やメディア等による取材を受け入れる際にこうした条件を提示するのは、「殺処分をしている施設として実名を公表されると、問い合わせ電話等が多数かかってきて業務に支障が出るということが過去にあったためです」とのことでした。
 どうぞよろしくお願い致します。
 TOKYO ZEROキャンペーン事務局
たかひら:
TOKYO ZERO キャンペーン事務局 御中
担当者名をお示し下さい。
回答ありがとうございます。
現地調査に塩村さんが実際に行かれたと本回答で確認させていただきます。
塩村さんは都議であるにもかかわらず、質問に対して返答がなされないので、写真だけをどこかから引用したのではないかとの疑義がありました。
また都議ブログでもあるので、視察先を匿名にするにしても都内であるかどうかとか日にち明示や、関東地方・東日本など特定されない程度の場所の概要説明は必要です。
もし視察に政務活動費が利用されているのであれば、領収書は公開されますので、場所が特定される蓋然性があり、ブログで施設と公人参加者の写 真すらないような視察実態が確認できない報告は、カラ出張ではないかとの疑義も生じるからです。
ハリス(鈴木絵美)さんのような私人ですら、視察同行を御サイトで確認できるようになっているのですから、公人であれば尚のことです。
視察条件としての匿名であったとしても、どこで何匹が年間殺処分されているかは行政の公開情報ですので、全国的に示す事が可能なはずです。
そのような一覧は、HPで公開されているでしょうか?
また、お持ちであれば、情報提供お願いします。
たかひら 拝
回答:
たかひら正明さま

 
 お返事をいただきありがとうございます。TOKYO ZEROキャンペーン事務局です。
 各自治体における殺処分に関する情報は、それぞれの自治体のホームページや環境省のホームページで公表されているかと思います。
 どうぞよろしくお願い致します。
 
 TOKYO ZEROキャンペーン事務局

ペットと暮らす家 内覧会に行ってきました。

殺処分ゼロ! ペットの人権も守るたかひらです。

 

ペット同居では、家で一緒に暮らすのが主流となりつつありますね。

注文建築では、ペットに合わせて設計がなされている家もあり、内覧会をやっているので見てきました。

建築は、堺市東山(ベルランド総合病院のある付近)のコア―建築工房。

ここのブログを見ていると、建築された「愛犬と暮らす夢の家づくり日記」へのリンクが張られています。

マンション住まいをトイプードルのカイとミュウ、金魚の金太郎たちのために平屋の家を建築されたご夫婦のブログ、「金太郎とゆかいな仲間たちwithカイ&ミュウ」から、「こだわりの犬スペース」 2013-05-30付け

を見てみましょう。

犬部屋が確保できないので・・・と、洗面所兼の犬スペースをつくってはります。
キッチン、寝室、脱衣所、トイレ、WICへの扉5カ所+物干デッキへの掃き出し窓という、扉と窓に囲まれた部屋です。
広さはだいたい3.5畳くらい。

犬スペース1
床は、犬のトイレで汚れやすいため、一部タイルの胡桃の床。
本当は全体タイルにしたいところですが、いくらヒヤッとしないサーモタイルとはいえ、冬に人に優しくないということで、一部分だけ。

犬スペース2
トイレを置くタイル部分横にはオリジナルの収納。
ご褒美用のおやつ、トイレシーツ、お掃除用品、脱臭器などを置く予定です。
掃き出し窓の向こうは物干デッキと裏庭。

犬スペース3
エアコン完備!
マンションと違って、そんなに空気がこもる感じはしないとは言われましたが、何しろ温室育ちの彼らなので。
真夏に38℃とかなる時、いくら北側でも暑くなってしまうんじゃないかなぁと。
そんな時、クーラーのあるLDKか寝室にサークルを移したら、それこそ大空間クーラーかけっぱなしになってしまっては大変。
など考えて、今のマンションの書斎で使っていたエアコンを移設してもらいました。

犬スペース4
最初の設計段階では、犬が出入り出来る扉と勝手口を付ける予定でしたが、留守中勝手に外に出るのは心配だから、それこそ物干デッキ全体柵をしてもらわないと、なんて考えるとますます予算オーバーで・・・。
結局、見晴らしも良いように掃き出し窓にしました。
しかし、風を通せるように、シャッターをスリット入りのものに変更したので、結局は予算オーバーなままでしたが・・・。

(引用ここまで)

写真は、元ブログでご覧ください。
ブログ主の金太郎さんは、「こんなに頑張った犬スペースだけど、彼ら満足してくれるかなぁ・・・?」と少々不安げですが、カイ&ミュウちゃんにとっては、エアコンもあって快適な場所でしょうね。

最近は、大阪も亜熱帯化しているので、ワンニャンだけでなく、ウサギを飼っているお宅でも、エアコンは無人の時にも必須となっているようです。

それでは、私が見学してきた「ご家族と3匹のネコが快適に暮らす、土間玄関の家」のレポートを始めます。

ニャン用に工夫がなされているのは、壁をクロスでなく珪藻土にして、ひっかきへの耐久性をつけたのと、1F~2Fロフトへの大工手作りなキャットタワーです。

15109499_大工手作りキャットタワー コアー建築工房.jpg

床面が1部屋を除いて全てクルミ(確かそのはず・・・)の木製ですので、掃除も楽でしょうね。

キャットタワーは、吹き抜けにズドンとあるので、そこだけ大型のペットショップのような感じでした。

昔は表で放し飼いであったのでしょうけれど、家で住むということは、それだけ工夫してあげてお金もかかるという事。

ペット先進国のドイツを見ると、動物病院以外のペットショップでの出費、犬のトレーニング費、犬の税金などトータルすると、犬一匹にかかる経費は、年間約€1000(約12万円)と言われています。

日本ではもう少し安いでしょうが、「それだけの出費を15年間程度の終生、負担し続けられるのか?」についても、飼い始める前に十分検討が必要です。