父鬼トンネル5000 その2 飛んだヅラ 

比例復活ながら当選を決めた2014年選挙で、神谷氏は雨風に耐え、街頭演説を行っている。

しかも誰も聞いていない場所でだ。

有料観覧席設置場所となっているカンカン場の生協側の角地は、選挙カーを乗り上げて街頭演説をする場所に適しており、私も公明党も使っている。

私も夜間にそこで演説を行っているが、この時はコンディションが悪すぎた。

 

生協が建つ前なので、今とは環境が異なる。

18時の夕方とはいえ、12月では真っ暗に近い。

雨と風が吹く中で、カンカンベイサイドモールの買い物客だけに向けてするような演説で、臨海線を通る車列に「こんな天気の中でもよぉやっとる」と思われたいとの願望を、候補者でもある私は理解しても、一般有権者は理解すまい。

 

スピードを上げて通過する車列は、窓を開けて声を掛けるどころか、クラクションを鳴らしたりすることもなかった。

第一、18区の住民以外も頻繁に通る場所なのだから、せめて立つなら朝の通勤目当てにすべきだったろう。

 

今では政策秘書となった娘の郁画をびしょ濡れにさせることは忍びないと思ったか、男性秘書がさしかけるも折れそうになる傘の下で神谷氏は誰も聞かない、実効性も具体性もない「泉州復活!」を叫ぶ。

それは関西TVで放送されていた「紳助の人間マンダラ」で、松澤一之氏にサポートされる「モテない君」が、コーナー最後に行う絶叫~告白にも似ていた。

その“告白”を聞く者は誰もいなかったが、横に立つ人は何人かいた。

白のポールに青の幟。

「はよ終わらんかな・・・」

雨風や寒さがきつい時期である。

前回2012年に落選している神谷氏を今度こそ当選させようとの気持ちはもっていても、正直この寒さは身にこたえる。

ジャンパーや手袋をしていても、雨は布地を通過して染み込んできた。

 

皆がそんな気持ちで、「雨はかなわんな」と天を仰いでいたまさにその時だった。

風下に立つ支援者の持つポールに、だんぢりを先導する者が持つ纏の馬簾(房のようなもの)が、突然覆いかぶさった。

何だ?

まるで魔法のように、幟が纏のように変化する。

暗い中でゴミでも飛んできたのかと目を凝らすと、それはヅラであった。

その主は神谷氏だが、「なんとか当選して権力と銭の定食を喰らいたい」との怨念にも似た邪神が彼の心を支配し、頭がスースーすることも気にならなかったのだろう。

支援者がキャッチしてくれなければ泉大津の神谷邸をも通り越した、彼にとっては命よりも大切なヅラであったが、演説終了後も、彼はヅラに気づくことなく、車に乗り込もうとする。

支援者はそこの駆け寄りこう言った。

「先生、これ、取れましたよ・・・・」

眼の前に突き出された黒いものを見るや、彼の目は点になり、それを支援者からひったくるようにして受け取り、カンカンのイズミヤへと一目散に駆け出し、その場に戻ってきたのは1時間を経過した頃だった。

 

マイクが使える時間はまだ1時以上残っており、その後は忠岡町ライフ前より神谷演説をお届けする予定だったのだが、それは中止となる。

そこでも誰も聞かない演説なのだから、やろうがやるまいが、投票への効果は同じだったかもしれない。

それでもヅラハズレの彼の心は慌てふためき、もはや選挙どころではなくなっていた。

 

 

ヅラ事件は、更にもう一度、今度は観衆の前で起きている。

ここで書いたものより2年前の出来事だ。

それについては次に書く。

 

 

祭礼が終わっても、22・23日はリレー・フォー・ライフ・ジャパン2018大阪二色の浜、その後用事で遠方に行く予定が急に入り、寝不足が完全に解消されぬままでブログがとぎれとぎれになっています。

 

10月祭礼へも行く予定がありますので、しばらくは日々更新できないことをお許しください。

有料観覧席のショバ代1300万円を、年番が受け取っていた、ヤクザ顔負けな話

有料観覧席が中止となった件で、更に色々と調べてみたら、とんでもない話が飛び出した!!!

なんと、年番がショバ代として1300万円も、2014年から毎年、主催の㈱大阪文庫から受け取っていたというのだ!!!

 

これは、私が春木祭礼の曳き手だから知らないのではないだろうし、年番花板にも海老祇で「1300万円 ㈱大阪文庫様」と貼られるように、公開されずにいた情報だ。

これが判明したのは、私が大阪文庫をダミーとして使っていると推測した一二三興行(有)の前を通りがかった際、払い戻しのお知らせの貼り紙を見つけたところから始まる。

道路からは張り紙の内容がよくわからなかったので、直接、それらの本体と目され、一二三に隣接する㈱和泉興信所を訪問したところ、直接有料観覧席事業を取り仕切った小田探偵(興信所職員なので探偵とした)が説明してくれたことからわかったもの。

 

 

観光協会でもらった「だんじり祭略式年表」によれば、有料観覧席が最初にイズミヤ前に設置されたのは1994年。

その後、1997年には北町ゴルフ場側にも設置がなされる。

この時、主催がどことは記載がないが、2012年に運営が「岸和田観覧席設置実行委員会」から「きしわだ祭SAZIKI運営委員会」(イズミヤ側のみ)となっている。

翌2013年、運営委員会は撤退し、大阪文庫が後を引き継いで今に至っているのだが、その記載はない。

運営員会は商工会議所青年部が主体であり、商工会議所では、その前の運営者を「NPO法人 だんじり祭振興会」と示し、「その前の団体もある」と教えてくれた。

観光協会の認識と、団体名が異なるのだが、話を続ける。

 

商工会議所の回答:

・当初の観覧席設置目的は、観光振興のためで、青年部はNPOができなくなったので引き継いだ。

 

・行ったのは1年間限定である。

 

・足場業者の引き継ぎは、NPOから受けた。

 

・青年部が主で、他の主催は青年部所属だった各事業主となっている。

 

・祭礼団体が「自分でやる」と言い出し、手を引いた。

 

・収益は3千万円弱で、足場代で約2千万円強かかったが、赤字にはならずに済んだ。

 

・収益が低いのは、料金が安かったため。

 

・年番へのショバ代を払ってはいるが、何百万円も払ってはいない。

 

・だからこそ、沢山支払う大阪文庫に取って代わったのではないか?

 

これの話を訊いた上で、一二三企画(小田氏によると、荒木町にある一二三興行は親戚のようだが、観覧席とは関係がないとか)へと向かった。

小田氏は、開口一番、「3年ほど関わっていて、今年は初めて全てを取り仕切った。

開催できずに残念だ」と語った。

どうにも白々しく聞こえると思っていたが、30分以上話を訊いてみると、当初の計画倒産的な印象は薄れていった。

 

・計画倒産的なら、当日券の宣伝に金をかけない。

チケットぴあ等の前売りで5千万円売れており、当日券を合わせて、やっと初のトントンになる予定だった。

 

・全席が売れれば、売上は7千万円。

年番への1300万円がなければ、これまでも赤字ではなかったが、2013年より4回とも千万円程度の赤字だ。

赤字を出してでもやり続けるのは、社長の「若者が岸和田に定住してもらいたい」など、地域貢献の想いから。

損益分岐点は6500万円で、儲かる商売ではないとハナからわかって取り組んでいる。

 

・今年、年番へも業者へも半額は支払い済みだ。

たかひら:

年番は「返さねばならんのではないか」と相談していると聞く。

 

・払い戻しは必ずする。

10月より小口客から順番に行う。

払い戻しのために保険に入っていたが、補填しないようだ。

損保ジャパンへ何百万円も掛け金を、このために払っていたのに、支払われないのであれば腹立たしいが、社長が金策をしており、それで支払う。

・祭礼当日は、小田氏が観覧席予定敷地にいて、チケットを持った人を中に入れていた。

そこで見ていても、チケットは払い戻す。

この5年間運営してきた誠意がお客さんに伝わり、文句を言う人は一組しかなく、その人たちへも、別のお客さんらが怒っていたぐらいだ。

 

・足場業者へは支払いをし続けてきた。

そこから受けた業者に不払いがあったとの話は聞くが・・・・

 

・2013年に受けたのは、「商工会議所青年部が投げたので回ってきた」と聞いている。

 

・昨年は団体よりも個人を大事にした席にし、今年は入金順に割り振った。

「払い戻さなくても良いので、来年もこの席をとってくれ」と言うお客さんもいる。

顧客名簿は2千人ほどあり、その中でもフルネームで千人は覚えている。

今年、手応えを掴んだので、来年もやりたい。

 

 

どうにも美しすぎる話であったので、別の側面からも質問してみた。

大阪文庫や一二三企画、和泉興信所の役員らは被っていると推測するが、そんなあなたがたはヤクザか?

・ヤクザではない。

チケット購入者にはヤクザはいるが、皆と同じく正価で買ってもらっている。

 

このような話を続け、大阪文庫自体の罪は払拭されたような気になったが、

不払いのある足場業者をなぜ続けて使っているのか?

業者名を明かさないのはなぜか?
といった質問は残ったままであり、

「きちんと全ての購入者に払い戻しを行えば、信用度も更に上がるのではないか?」と告げ、「払い戻しは、全て必ず行われたい!! また、会計の不透明さから疑義が生じて、様々な噂を立てられているのではないのか? 会計監査という形ででも市など公の機関が関与するような仕組みに変えて」と要望しておいた。

 

 

それにしても年番恐るべしである。

この銭がどこに消えたのか、旧市の曳き手ではない私に、年番は帳簿を見せまい。

 

その謎肉を頬張ってきたのは誰か?

旧市の曳き手の皆さんには、是非とも「帳簿を公開せよ!」と迫っていただきたい。

「1300万円の使途」が、その大いなるチャンスを拓くだろう。

父鬼トンネル5000 その1 神谷昇氏の急所で儲け残った反甫旭(自民)市議

「総裁選、誰に入れたん?」

「秘密・・・小泉進次郎と同じです」

「彼は前回、投票後に『石破』と言うてるがな。 (今回も投票前の昼頃『石破』と表明)」

そもそも埴輪か土偶かって、自分の顔をよぅ進次郎氏と重ね合わせられたものだ。

「進次郎」と呼び捨てにしたのも、ライバル視してるってことか・・・・

 

閉庁近い時間に、自民党控室で、夕方のワイドショー(確か8chの『報道ランナー』ではなかったか?)を一人で見ていた彼を訪ね、退席する際のエピソードだ。

表情の貧困な彼の顔を、土人形に例えたが、それは土と顔の色が似ているだけではなく、直視し続けるのは辛い点でもあった。

大事なことは喋らずに、曖昧な相づちを繰り返す。

否定するも肯定するも同じ地獄ならば、平生の無表情で相槌のみを打つのが得策だと彼が考えたかは定かではない。

「受付でアポを取ってから来てください」

TV前のソファーに座る彼を、開いた控室の扉の外から視認し、「いけるか?」と声をかけ、「座るで」とソファーの対面に腰を下ろした際にも、彼は拒否をしなかった。

「来客や仕事をしていれば、遠慮したわい。 一人でTV見とったんやから、問題ないやろ」

その後、冒頭の総裁選の話を振ってきたのは、彼の方だった。

ソファーでの15分ほどの間には、観覧席の話も12月議会のネタとして進呈する場面もあった。

「市の看板事業みたいなもんやから、事業に関わらずとも、監査名目でチェックに入らなアカンわな。 これ、次の議会で言うたら、点数稼ぎになるで」

「市民の意見として、聞いときます」

会話のキャッチボールもできないほど、情報も知識も持たない身で夕方を迎えれば、考えることといえば「今日の晩飯何やろな。 どこに飲みに行ったろか」程度だと、その返答が示していた。

 

 

彼に訊いてみたのは

「杉本太平(自民 和泉)府議と、18区の4市1町(和泉、高石、泉大津、岸和田、忠岡町)の支部長を口説き落として、神谷昇(自民)衆議員降ろしをやっとるようやが、泉大津の支部長を納得させられるんかいな? 情の人を動かすだけの知恵など持たんやろ?」。

「そうなんですか?」

「自分のやってることは覚えてるやろ。 こっちは支部長から聞いとるんやで。 もっとうまい言い訳したらどう?」

最近私が「沈黙は金、饒舌は銀」と書いていることを知っているのか、彼も金となろうとしているように見えた。

あ、彼は私のブログを「見てない」と言うているのだったか。

 

彼の名は反甫旭

自民党の岸和田市議で、地元支部長でもある。

支部長として府議候補選定もできているのやらいないのやら、9月祭礼終了後にも未だに来春の統一地方選挙候補のポスターどころか発表すらできていないのでは、“棚ボタ”支部長と呼ばれても仕方がなかろう。

そんな彼が、一躍脚光を浴びる場面が来たのは、百条委員会。

特に2回目の神谷ワンダーランドのキーマンであったが、証人喚問脚本家としてもデビューを遅らせている。

そこを突けば、どのような“制裁”が待ち受けるかと考えれば、1期目の新人議員がとりうる方法は、見て見ぬフリしかなった。

これは神谷氏の浪人時代の看板と、選挙応援に贈られたオール阪神氏からの胡蝶蘭である。

銭でつないだ二人については、「オール阪神250」で書いた。

この写真が示すのは、“もらった銭に見合わないお返し”ではない。

神谷氏の肩書だ。

二階俊博氏が会長を務める志獅会の参与として、神谷氏はただの浪人ではなく、スーパーヒトシ君バリにブラフを効かせ、その看板こそが「俺の声は二階の声」として、忖度をせよとの刃を突きつけていた。

信貴芳則・市長候補の自民推薦を決めたのは、大阪府連の力ではない。

二階傀儡としての神谷氏であった。

 

これは私も見誤っていた。

大阪府連本部と言えば、中山家の息が十分行き届いた組織でもある。

中山家の家訓は、

「銭を受け取るな、銭に汚いことはするな」

であり、中山家の目の届かないように汚れ仕事は、日田孝志氏(ヤノコーポレーション専務)や、京西且哲氏(岸和田市議)のような秘書が行い、その利権が彼らを育てて来たのだった。

 

日田、京西と言えば、中山家のもう一つの家訓である「受けた恩は倍返せ、裏切られたら3倍返ししろ」を地で行くコンビ芸として、太郎氏の名簿を盗んだ公設第1秘書、京西氏に包帯グルグル巻で「3倍返し」したのが日田氏だと知られている。

とは言え、こんにちの府連重鎮である中山泰秀・衆議員もまたボンボンらしく、泥臭い話を嫌う性分である。

200万円を山分けすることもなかっただろう。

 

そして、それを反面教師として市議・府議・泉大津市長と、南出賢一・泉大津市長が後追いを熱望している政治家のゴールデンロード上の歩を進めるたびに銭の汚さを身に着けた神谷氏にとっては、そのような発想すらなかったのではないか。

 

そんな神谷氏にとどめを刺すネタを反甫氏は持っていたのだ。

しかし、それは百条委員会では使われなかった。

政治家としての取引ネタとして使うつもりだったのだろうか?

 

しかし、もう遅い。

「そのネタ、いただきます」

との、宣言をしておこう。

個人の利得のためではなく、民主主義のために神谷氏の首は使わせていただきます、と。

「樋田淳也・容疑者が、岸和田にいる」というデマを拡散しないように!

祭礼後の寂しさの穴埋めか、樋田祭りを拡散するフェイクな者がいるので、糺しておく。

本日、私は、岸和田署の刑事課に赴き、岸和田署管内で樋田氏の出没情報を確認をしたところ、「ネットで言われているのは、フェイクニュース」だと、確認した。

 

土生滝で空き巣があって、指紋が出た

とか、

ラパークで捕物が行われ、取り逃がした

とか、

全部ウソ。

 

ホンマの情報なら、私が真っ先に捕まえに行きます。

 

デマ情報を拡散した人たち

1. TAPPOI タッポイ @Tappoi1982

https://twitter.com/Tappoi1982

岸和田生まれ岸和田育ちの36歳
TAPPOI fr HACNAMATADA rep osaka ☆booking info→DM&
#山直 #ハクナマタダ
st_05_31@yahoo.co.jp

インスタグラム

tappoihacnamatada
https://www.instagram.com/tappoihacnamatada/


拡散

富田林署から逃走している樋田容疑者
岸和田の土生滝の空き巣現場から指紋が出たそうです。
周囲にまだ居てる可能性があります。
ご注意ください。
1:47 AM – 19 Sep 2018

https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Y-py2LX9N50J:https://twitter.com/Tappoi1982/status/1042334341018214401+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=firefox-b-ab
は既に消去しています。

 

 

2.minato @37_minato_10

https://twitter.com/37_minato_10

富田林の樋田淳也、岸和田のラパークで警察取り逃したらしい。土生滝の空き巣の指紋も樋田さんと一致したらしいし泉州にいてるんやろな。……200万
21:26 – 2018年9月19日

https://twitter.com/37_minato_10/status/1042389484505952257

 

 

3.まゆら@電力会社さんありがとう @mayuraalice
#拡散希望
樋田淳也容疑者が岸和田で空き巣に入ったそうです。
南に逃げてるそうです。
関西のみなさんご注意を
19:53 – 2018年9月19日

返信先: @mengituneさん
今岸和田あたりだそうです。
家族が岸和田に住んでいて、近所に空き巣でそいつが入ったらしく。
20:01 – 2018年9月19日

https://twitter.com/mayuraalice/status/1042366168994967552

 

 

4.justin piano @kenzzy20846500
富田林の逃げてるやつ岸和田のラパークおったとかほんまかよ??
しかも警察取り逃がしたんかい??
泉州のひと気をつけて!
#ラパーク
#岸和田
23:24 – 2018年9月19日

https://twitter.com/kenzzy20846500/status/1042419044098306048

 

 

5.ミル @eiennoSHINee
樋田淳也(ひだじゅんや)容疑者が岸和田に出没したとか?
土生の辺りで空き巣に入って指紋が一致してるらしい

先日は堺で目撃情報あるけど、早く捕まって下さい
1:29 – 2018年9月20日

https://twitter.com/eiennoSHINee/status/1042450690482683904

 

 

6.うまん@pandaponda0812
岸和田のラパークで富田林署から脱獄した樋田淳也が発見され逃走。らしい、泉州付近気を付けてー

https://twitter.com/pandaponda0812/status/1042578520344453121

デマと知らずに「拡散」したのか知らんが、「らしい」では責任回避できんと知っておくべきだな。

カンカン場の有料観覧席が中止の謎。

明日の曳出しから、例年カンカン場の有料観覧席が本格オープンし、2日間、観光客が歓声をあげる・・・はずだった。

ところが、フェンスが臨海線から浪切ホールへの通路を塞いではいるものの、席の設置は全くなされていないどころか、材料の搬入もないまま、通路はガランとしたままだ。

 

【台風21号】「だんじり祭」有料観覧席が中止…必要な資材確保できず– 産経WEST
2018.9.13 08:52
https://www.sankei.com/west/news/180913/wst1809130020-n1.html

より

15、16日に大阪府岸和田市で開かれる「岸和田だんじり祭」の有料観覧席について、運営元の大阪文庫(同市)が12日、設置を中止すると発表した。台風21号の影響もあり、有料観覧席を設けるのに必要な資材を確保できなかったという。

有料観覧席は、だんじりが勢いよく角を曲がる「やりまわし」が目前で見ることができ、観光客らの人気が高い。「生協スタンド」と「カンカンスタンド」の2カ所があり、価格は2千円から1万円。既に販売が始まっていた。中止により前払いの観覧料は、だんじり祭を終えた10月ごろ、チケットと引き換えに払い戻される。9月14日の試験曳き(千円~3千円)も対象。返金方法は後日同社のホームページに告知される予定。

だんじり祭当日、生協スタンドでチケットを提示すれば記載された時間帯に立ち見ができる。カンカンスタンドは一般開放される。

 

 

岸和田市HPでも観光課がお知らせをしている。

平成30年度岸和田だんじり祭桟敷(観覧)席について

http://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/danjiri/kanranticket.html

より
岸和田だんじり祭桟敷(観覧)席は、民間事業者である(株)大阪文庫(桟敷席運営)により設置・運営が予定されておりましたが、今年度は事業者の都合により中止が発表されました。本市へ多数のお問い合わせをいただいているため、掲載しお知らせします。

詳細については、(株)大阪文庫へお問い合わせください。

問い合わせ先
(株)大阪文庫 電話:072-441-4417 ファックス:072-444-0144

 

 

そして、主催の大阪文庫HP

2018年度 桟敷席興行中止のお知らせ
http://www.kishiwadadanjirimatsuri.com/

より

お知らせとお詫び
台風21号の影響により、桟敷席の安全確保に必要な資材が確保出来ないため今年度の桟敷席の運営は中止せざるを得ない状況となりました、興行中止保険に基づいた返金に関わる事項につきましては後日報告させていただきます。尚、チケットは大切に保管していただけますようお願い申し上げます。

生協スタンド及びカンカンスタンドのチケットを提示いただければ、 当日、それぞれの時間帯で生協スタンド桟敷席設置予定の場所で立ち見でご覧いただけます、順番は入場順となります。
カンカンスタンド設置予定場所は一般開放していますが混雑を避けるため入場はご遠慮ください。
チケットは返金時に必要となりますので、お持ち帰りになって大切に保管していただけますようご注意ください。

 

この事件が明るみに出たのは、12日午後。

例年より席の設置工事が遅すぎると、岸和田市観光課が大阪文庫に問い合わせの電話をしたところ、音声メッセージで、中止が流れた。

私もかけてみたが、14日には呼び出し音が鳴るばかりで、「電話に出られません」とのメッセージが空疎に流れただけである。

 

大阪文庫は、別の会社のペーパーカンパニーではないかと言われる。

祭礼中のため、終了後に調べることにするが、実働会社にも電話してみたところ、そこも不在アナウンスが流れ、その後かけ直すと、通話中のプープープー・・・・音が繰り返されるばかりだった。

 

まだ噂レベルでしかない話だが、昨年の設置工事費用自体を支払っていないために、今年の設置工事を受けてくれる業者などハナからなかったのではないかとも言われている。

 

有料観覧席橋の事業だと思っていた人も多く、市には問い合わせ電話が殺到しているという。

私もそうだと思っていた一人だ。

確か、5年ほど前には岸和田青年会議所商工会議所青年部が主体となって運営していたはずだが、いつしか大阪文庫が主催となっている。

(たかひら注:

祭礼中の時間がないさなか、速報性を重視して書いたので、日本会議の下請けネトウヨ組織つながりで、JCと混同してしまいました。

謝罪し、訂正させていただきます)

市の最大イベントの観覧席商売に、市も観光協会も関与しておらず、トイレの設置などだけを行っていたとは、開いた口が塞がらない。

入札もないまま私企業が、市の看板事業と言ってもおかしくないだんぢり関連の事業を請け負えるなら、土建屋が他市よりも多い岸和田で、誰もが手を挙げよう。

ここでも一部の町などに銭が流れるような利権の仕組みとなっているのではないか?

春木に有料観覧席はなく、高齢者の町役員OB席があるだけなので、旧市については、関心を払ってはこなかったが、だんぢり自体ですら“シノギ”となっている構造があるとは薄々気付いてはいた。

 

大阪文庫はHPで「払い戻しを行う」と表明している。

社会的影響の責任を自覚するなら、記者会見なり、市役所などへの説明を本来すべきところ、その様子もなくトンズラしている点からも、本当に払い戻しがなされるのか、非常に疑問である。

 

だいたい、日本会議の下請けであるJCが主体となっていることについて百歩譲るとしても、その後、JCはどのような経緯で私企業にその運営権を渡したのか?

市や観光協会はなぜ、指導などを行ってこなかったのか?

 

臭いものに蓋をする文化が、非常に岸和田ではキツイ。

だからこそ、私が着手するまで、誰も問題に手を突っ込むこともなかったし、私にも様々な嫌がらせがある。

これは「泉州だから・・・」と言って済まされる問題ではない。

和泉市でも「木楽座」のような不可思議な事業が、税金を投入して、2017年11月11日に行われたりしており、これについても調査や検証が必要である。

 

私の目標は、「民主主義を岸和田にもたらす!」だが、その大前提となる情報公開がまだまだ及第点に達しておらず、開かずに眠りを続けるパンドラの箱が幾つもあることを、昔から岸和田に住む人は知っているはずだ。

これらについて、ドンドンと情報をお寄せいただき、一部の者だけが甘い汁を吸い続ける文化を変えねば、「大阪一住みにくい街」として、岸和田が有名になってしまうだろう。

 

岸和田だけが江戸時代のままで良いと思っているのは、利権にあぐらをかいている者だけだ。

多数にこそ利益の分配がなされねば、人口増など望むべくもない。

このような部分にこそ、JCを自身の後援会とし選挙に利用してきた、JC理事長でもある永野耕平(維新)岸和田市長は、改善するべきだが、利権勢力から支援を受けているのであれば、その闇の部分に光を当てることすらできまい。

 

「利権屋の傀儡として、国会議員の前フリのために市長職を軽んじているなら、直ちに永野市長は腹を切るべし!」である。

「オール阪神250」 その5 バレた違法行為

ここまで書いてきて、なぜ芸能人が候補者を応援して、ギャラを貰って何が悪いの?

との疑問を持つ方もいるだろう。

 

選挙で報酬を支払ってよいのは、選挙カーの運転手、ウグイス嬢などごく限られた人だけで、誰にナンボ支払ったかは選挙管理委員会に報告の義務がある。

しかも運転手は1万2500円/日、ウグイス嬢は1万5千円/日など、報酬額も決められ、これ以上支払ったりするだけでも逮捕される例が何度も報道されている。

 

これは金持ち=当選としない規定で、原則的に「選挙は無償のボランティアに手伝ってもらってね」となっている。

末尾に公職選挙法の条文を提示するが、懲役刑もありうる罰則付きであり、当選も取り消される、候補者にとっては厳しい決まりだ。

 

阪神氏が神谷氏から受け取った金額は、“こんにゃく”×2.5であるから、1万5千円/日など足元にも及ばない、大違法である。

 

ここまで派手に花火をぶち上げておれば、周囲も気づく。

何より阪神氏自身がアチコチに喋っており、それが回り回って私に届いた次第。

 

大ネタとして動いたのは、新聞と週刊誌。

産経新聞では、記事はゲラとなり、出稿間近であったが、なぜか止まったままだ。

 

私の耳に「産経大阪本社の場所見てみ」との声が聞こえる。

産経は港町O-CATの南側、

読売は梅田東側、

朝日は中之島、

毎日は梅田南側にある。

会社同士の近さが記事に反映されることなどあるのかと、疑問にも思うが、なんばの吉本興業と最も近いのは、産経で、そこが記事を止めたのであれば、きな臭さを感じるのは私だけではなかろう。

 

記事のゲラには、2人の記者名と共に、これまで私が触れてきたようなことの概要が書かれる。

産経記者は阪神氏からコメントは取って降り、それが記事に記載されてはいるものの、神谷氏の部分については、●として後に埋められる予定となりながらも、それが埋まることはないまま記事は眠った。

 

後日、阪神氏が自宅前で12時間以上待った若い記者に放った「新聞に出てないのはどういうことかわかる?」は、こういう意味。

他社も同じく、神谷氏にこの件を問い合わせているが、郁画秘書が握りつぶして、「ノーコメント」とも言わない状態だ。

 

産経記者と阪神氏の絡みこそが、真実であると考え、再現する。

玉造の黒いビル=阪神邸駐車場で、彼が記者の取材を受けたのは早春の頃だったか。

「神谷氏の取材で・・・」と言われれば、阪神氏の単純な脳は「おれには関係ないんやな」と直感したのだろう、饒舌に“こんにゃく”をもらった話について喋り始める。

それにしても“ギャラ”の話に熱心に訊きよる記者やな。

質問内容が神谷氏でなく、自分の“仕事”についてばかりであると、阪神氏が気づきだし、リーガロイヤルでの50万円を「5万円」と言い直したものの後の祭りだ。

「今喋った事って、記事にならへんよね?」

「なります」

瞬間、公選法に触れる違法行為とまではわからなかったが、「とりあえず否定しておかねば・・・」程度に、自らの危うい立場の想像も頭をかすめ、途端に出た言葉が

「うっそ~。 今の全部ウソや。 俺、芸人やで」

精一杯の取り繕いであった・・・・

 

その滑稽さが、今となっては万人がわかるだろう。

「ドッキリカメラであってほしい・・・」

阪神氏は願った。

ひょっとして・・・・

阪神氏の目は、「どっきりカメラ NTV」 のパネルを持つ野呂圭介氏の姿を探し、玉造の住宅地の中を泳ぐ。

ない、

野呂の姿はもちろん、カメラもない・・・・

こりゃマズいと感じた阪神氏は踵を返し、アルファードで記者を残して家を後にした。

 

こんな話はすぐに会社にもバレる。

怖くなった彼は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーのコンプライアンス部門担当社員にも「金はもらっていない」とのウソを繰り返す。

最終的には「どっちを信用するんだ!俺と記者の!」と、TVでは見せることのないキレ芸も披露したが、カンニング竹山氏のようなキレもなく、社員の胸には一抹の不安が残ったままだった。

 

「アゴーラでの神谷パーティーでの50万円は、その直近の2016年3月9日にもらった『第66回芸術選奨文部科学大臣賞』の祝い金2万円ということにしよう」

「周産期医療センター」の言葉は覚えられなくても、「パーティー」、「受賞」、「2万円」、この言葉は舞台で漫才のネタをトバしても忘れる事はなかった。

後日、複数現れた新聞記者にもそう弁明した。

1ヶ月遅れで、招待した方のパーティーに“仕事”に呼ばれ、祝い金などありえないシチュエーションであるとはわかっていても、そう言うしかなかった。

壇上で彼が紹介された際、そんな受賞について触れたことがなかったことなど、誰が覚えていようか。

吉本も新聞記者も煙に巻いたったわい。

 

取材の後はスポーツ新聞だけでなくいわゆる5大紙も気にかけていたが、一向に記事になる気配もないので、「会社が追っ払ってくれたのだ」と自らを慰め、安心させるしかなった。

水面下では、コンプライアンス部門担当社員2名が、記者の持つ写真や議員らの証言を示され、お手上げであったと知るも、「直接阪神に訊くな!」と予防線を張ってくれた。

後は逃げ回っておれば、人の噂も75日で、雲散霧消するネタだと新興宗教の信者ばりに何も見ず、何も考えずに信じるしかない。

こうして今も阪神氏は、取材を受けずにメディアから逃げ回るトンズラ人生の日々を重ねる。

 

 

一方、渡した方の神谷氏はどうか?

さすが、政治家として金の噂と共に飯を食ってきた人物だけある。

「政治資金収支報告書など、書き直したらしまいや!」

後にたかひらに和泉や岸和田の市議に10~20万円を渡したと大阪府警本部に刑事告発され、それが昼のニュースで電波ジャックしても、銭にまみれた噂が絶えない政治家につける薬はなかった。

 

 

今日からは祭礼である。

一旦、物語を中断することをご了承願いたい。

 

尚、これは全て実話である。

小説風に書いて、「お前は見てたんか?」と問われそうだが、これをきっかけに止まっていたゲラが日の目を見るときこそが 「オール阪神250」の開演である。

ここでは助演男優だった神谷氏も、同時上映の「父鬼トンネル5000」では主役として脚光を浴びよう。

 

 

いつものようにこの言葉で、1本目を終演とする。

「今、私を殺しても、時期が来れば、自動的に記事はアップされる」

 

 

 

参考:

公職選挙法
第221条 (買収及び利害誘導罪)
1 次の各号に掲げる行為をした者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
一  当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて選挙人又は選挙運動者に対し金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み若しくは約束をしたとき。

3  次の各号に掲げる者が第一項の罪を犯したときは、4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。

一  公職の候補者

第222条(多数人買収及び多数人利害誘導罪)
1  左の各号に掲げる行為をした者は、五年以下の懲役又は禁錮に処する。
一  財産上の利益を図る目的をもつて公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者のため多数の選挙人又は選挙運動者に対し前条第一項第一号から第三号まで、第五号又は第六号に掲げる行為をし又はさせたとき。

3  前条第三項各号に掲げる者が第一項の罪を犯したときは、6年以下の懲役又は禁錮に処する。

公職選挙法221条1項1号により,当選する目的をもって,金銭を渡した場合には,3年以下の懲役か禁錮,または50万円以下の罰金に処せられることになる。
公職の候補者がその行為を行った場合にはさらに重く罰せられる(3項)。
また、多数の人に対して金銭を渡す行為を行った場合については、更に厳しい罰則が定められている(222条)。

「オール阪神250」 その4 神谷→阪神への第3の“こんにゃく”半分 2018年

2016年4月6日(水)18時から、アゴーラリージェンシー堺 4Fロイヤルホールにて、神谷昇氏の政治資金パーティーが行われた。

 

そこでゲストとして呼ばれたのが阪神氏だ。

乾杯の竹山修身・堺市長や、信貴芳則・岸和田市長よりも、神谷氏は来てほしかった人ではなかろうか。

なぜならば、神谷氏の功績を発表するのに最も華々しく適した人材であったからだ。

 

X氏に、神谷氏の娘であり、政策秘書の郁画氏から、「一発してしまいました」と、オッサン的言葉遣いで自身の男性遍歴の相談が・・・・・

もとい、阪神氏に挨拶で触れてほしい2点の内容が託される。

・父鬼トンネルを開通させた

・市長時代、泉大津市に周産期医療センターを開設した

 

将来の立候補を夢見て、同じ会派の秘書でいる男性にとって、公表されればマズい写真が・・・・

もとい、

「ビッグフィッシング」以外の、“準”であっても貴重なレギュラー番組「バラエティー生活笑百科」でも、行政が使うような言葉はほぼ出てこないのだろう。

阪神氏は普段、「周産期医療センター」なるような行政用語チックな単語を使う機会がない。

約1週間前からお願いをされても、ベテランの慢心からか、阪神氏がこの言葉を呪文のようにブツブツと繰り返して覚える姿はなかった。

 

 

そして迎えた当日。

まだこの時にはかろうじて維持していたベントレーを地下駐車場ではなく、玄関前に乗り付けた阪神氏だったが、

案の定、この言葉を覚えきれず、本番1時間前の喫茶室でも、舞台の金屏風の裏で登場を待つ間も、何度もX氏に「しゅしゅしゅう・・・・医療・・・・  何だった?」と何度も何度も問う姿が目撃されている。

 

本番。

呼び出された時でも阪神氏の脳裏には「医療・・・・ 何やった?」との言葉がクルクルと回っていた。

ところで、漫才がアドリブで成り立っているなどと思っている読者諸氏はいないだろう。

オール阪神・巨人のような大ベテランとなれば、作家の台本を覚え、決められた時間や観客層に合わせて、台本を下地にアドリブを入れたりして、爆笑を呼ぶ舞台を終えるものだ。

 

ところがである。

大ベテランはどんなコンディションでも上手く乗り切るとの定説を阪神氏は覆す。

賭け事好きで知られているように、そこへも漫才と同じく“ツッコミ”である。

たちまち前述したベントレーやベンツは自宅ガレージから消えてしまった。

 

芸人に金融機関は厳しい。

儲かっている時に家のローンは完済すべきであったろうに、今や “ゲルマニウム御殿” はお荷物でしかなくなっている。

こんなことになるならば、以前のマンションの方が、「狭いながらも、明るい我が家」だったのに・・・

玉造稲荷もカトリック玉造教会も、神は我を見放したか・・・・

近所を散歩するたびに、阪神氏はそう思ったかもしれない。

神頼みをしても借金が減ることはない。

「あの時、あの牌を切らなければ・・・・」

と悔やんでみても遅すぎる。

そんな後悔ばかりが記憶を司る海馬まで占領し、近年漫才でもネタを飛ばすことが多くなり、相方の巨人氏との仲も険悪になっていた。

 

金屏風からさっそうと表舞台に現れた時間に戻す。

案の定、スポットライトを浴びてハイになると、使い慣れた言葉でなめらかになる口に反比例して、難しい言葉はどこかに行ってしまっていた。

金屏風の裏でX氏は、舞台袖で神谷夫婦は、同時に焦りを感じる。

「はよ言え」と。

だが、その期待は見事に裏切られ、「父鬼トンネル」も「周産期医療センター」も阪神氏の口から出ることはなかった。

 

それでも神谷夫婦は主役である。

ゲストの阪神氏を持ち上げ、二階俊博オヤジにマイクを回し、トリとして神民氏自身が挨拶を続け、

竹山修身・堺市長の乾杯の後、会食タイムとなった。

 

神谷夫婦はオヤジの二階俊博や、信貴芳則・岸和田市長など壇上の来賓、2万円を払って人数には不足の割に合わない食事を楽しみに来た来客に頭を下げながら、「功績の紹介こそがメインだったのに・・・」と、大きく肩を落としての乾杯であった。

乾杯後、話をトバした阪神氏が、「あっ」と思う間もなく、これも郁画・秘書に頼まれていた会場内を回り、写真撮影が始まる。

この時は流石に「神谷センセを応援しています」とのセリフを忘れはしなかった。

 

今、このブログで事情を知る読者からすれば「お前らは銭でつながったズブズブの関係やないか!」と空々しく聞こえるだろうが、この時にそんな事情を知る人は少なく、会場内の多くは暖かく阪神氏を迎えている。

 

暖かすぎて、阪神氏が困る場面もあった。

それは肩を組まれての記念撮影だ。

ベテランの芸人は小柄な人が多く、ご多分に漏れず阪神氏も160cm程度の身長で、記念撮影をねだるおばちゃんたちからすれば、肩に手を回しやすい。

何気なく、また親しみを込めて、肩に手を回すおばちゃんが続出する。

ところが、運気などを大事にする芸人からすれば、肩を組まれるのは、運気が逃げるとご法度の行為である。

 

芸人で日常的に肩を組むのは、COWCOWぐらいだろう。

特にベテランの芸人は、相撲取りと同じく肩を組まれるのを嫌う。

相撲取りのように手を払うようなことまではしないとしても、「肩でなく、腕を組んでもらえますか」程度には告げてきた阪神氏だったが、“こんにゃく”の力は強く、組まれっぱなしで会場を30分ほど回る。

それでも験を担ぐ商売を長年続けてきた阪神氏にとって肩を組まれ続けることは屈辱であり、撮影役をしていたX氏に「ボチボチええかな。 キリないわ。 運気落ちるわ」と告げ、開場を出て階下の控室へと向かった。

 

 

仕事を終えればギャラである。

阪神氏には事前に50万円の「お車代」が渡されると伝えられていた。

しかし、舞台で最重要セリフをトバしたのに、それだけのが金額は支払われるのか?

阪神氏の胸に不安がよぎる。

 

それが態度に現れたのは、控室で次から次に運ばれてくる高級会席料理の食事で腹を膨らませ、アイスコーヒーを飲んでいる最中だった。

通常、腹が満たされれば、気分は上向きになるものだが、四六時中借金に追われる彼は、生理学とは異なる反応を体が示す。

神谷郁画・秘書から4F受付横で白い封筒を受け取ったX氏が、タイミングを見計らって封筒を差し出すと、阪神氏は大好きな坂田利夫氏の真似でおどけ、「あ~りが~とぉさ~ん」と受け取った後

「この封筒、ホンマに50万入ってるの?」

X氏に訊かずにはいられなかった。

再度訊く。

「確認した?」

X氏はマネージャーでも何でもないのだから、封筒の中身まで確認するはずがない。

阪神氏は封筒を開け、声を出して札を数えだす。

30を超えた辺りで、X氏は「まだ残ってますやん。 40なんかありえんから、50ですよ。 間違いありません」と声を掛けるも、阪神氏の指は止まらない。

40を超え、阪神氏の顔にも笑顔が見え始めた、ちょうどその時、控室の扉が開いた。

 

そこにいたのは、X氏の仕事仲間だった3人の男性である。

「阪神さんと写真をお願いできませんか?」

このお願いはX氏も事前に聞き、承諾していたが、約束していた時間はもう少し早かった。

3人は、「阪神さんも後の用事があるかもしれないし、お帰りになる前にお願いしよう」と気を利かせたつもりだったのに、それが裏目に出てしまう。

「あ・・・」

固まる室内の二人。

瞬間、X氏は機転を利かせる。

「ギャラやギャラ」

3人はX氏の説明に何の疑問も持たず、写真を撮り、談笑して部屋を出ていった。

 

「あ~、冷や汗出るわ」と焦ったのはX氏のみ。

笑みを覗かせ阪神氏は無邪気に「50あったわ。良かった~」とはしゃぐ。

 

この3人の訪問と写真は、後に吉本と阪神氏を震撼させるとは、参加者の誰もが夢にも思わぬまま夜が更け、散会となった。