日本会議系に浸食される岸和田市議会

全国地方議会で、ヒノマル掲揚を日本会議系が推進している。

岸和田市議会でも2016年からヒノマルが飾られるようになった。

不思議なのは、議会に最も密接な関係にある貝塚市など近隣自治体旗も、大阪府旗もないのに、なぜかそれらよりも縁遠い国旗だけを重用したがる点だ。

地方分権であるから、法律上では既に国家→府県→市町村なんて上下関係はないし、指導権限もない(法定受託事務にはあるが、自治事務はもちろんない)。

議会自らが、市役所は国家の僕であるとの恥ずかしい手下認識をもっていて、そこの市民にとって、自治施策なんか審議できるのか、

また、日本国籍者以外は出て行けとのメッセージなのか、といぶかるしかない。

岸和田市では、自民党員の信貴市長与党を公言する、日本共産党と考えが異なるのに共産を名乗る会派だけが、この議案だけは日本共産党に忠誠を誓って反対したようだが、キッチリ熟議したんかいな?

市議会は国の機関ではないていうのは私と同意見だが、教育現場の話をするなら、ヒノキミ不起立で処分された教員と共闘しなさいよ。
共産党を、私も何度か通った運動の現場で見たことがないし、当事者たちからも共産党の話は聞かんのだけどね。
資金バックアップでもしてるんかね?
それにしては、議員らが、当事者教員の名前を全然知らんのは不思議だね。
岸和田市議会にヒノマル設置がなされた原因はコレ↓
公益社団法人岸和田青年会議所さんが2016年3月4日 の11:00の写真2件を追加しました
2016年3月4日 の11:00 ・ 大阪府 岸和田市

3月4日(金)岸和田市議会への請願がとおりました!!

我々が岸和田市議会に対して、「議場に日章旗を掲げてほしい」旨の請願を行った件で、岸和田市議会において審議、採決がなされました。朝から大勢の傍聴者が駆けつけ、傍聴席は程なく満席になりました。

反対討論が日本共産党の中井良介議員よりなされ、賛成討論が自民クラブの岡林憲二議員、刷新クラブの金子拓矢議員よりなされ、採決の結果、日本共産党以外全員の賛成で可決しました。

市の最高意思決定機関である市議会議場に、我が国の国旗を掲げることは当然のことです。しかし、これまでなかなか実現しなかったのが現実です。青年会議所らしい行動力で成し遂げた、胸を張れる成果だと考えています。

我々岸和田青年会議所は、梅田俊秀理事長を中心に、これからも社会を変えていく「一滴」を落とし続けていきたいです!

岸和田青年会議所.jpg
JC陳情を受けたのは、日本会議構成員を公言する金子拓矢市議と、在特会系の人たちの催事に参加する自民の岡林憲二市議。
彼らが結託して、旗を立てたのです。
岸和田議場にヒノマルを要望した組織として、岸和田JCの梅田代表と話しましたが、理由の説明はありませんでした。
何も考えずに祭りのノリで、議場を土足で踏みにじるため組織じゃないでしょ?
経済団体なら、それらしく、岸和田市の経済活性化政策で汗をかけばよいのであって、思想も学びもないのに、ネトウヨごっこはおよしなさい。
法制定前の自民党の議論や、明仁氏ですら強制は望ましくないとしているのに、強制させようとする、謀反の輩と自認・公言しないなら、ボンボンはボンボンらしく、何もせずに飲み会だけをしておればよい。
また、金子・岡林氏共々自覚をもって、名刺にでも“国家のイヌ”と記載しておきなさい。

教員へのヒノキミ処分訴訟では、
最高裁第3小法廷は、2016年5月31日付で、2007年「君が代」不起立停職6月処分取り消しを認めています。
都教委は「君が代」不起立者を分限免職に持っていこうとも考えてきた向きがありますが、それも行うことはできなくなりました。
 
大阪府教委は2回目の不起立をした教員に「次に職務命令違反を行えば免職もあり得る」と記した「警告書」を渡しましたが、判決は「警告を与えることは」だめだと判じています。
「同一の職務命令違反3回で免職」(府条例)は破たんしたも同じです。その点で、実に安堵しました。

そもそもヒノマルを血の丸として、侵略の象徴に使ったことから間違いですな。
ドイツはナチ旗を撤廃し、現在でも掲げることは法律で禁じられているし、そもそもナチ旗はアドルフ=ヒトラー及び国家社会主義ドイツ労働者党の旗で、国家を象徴する旗ではない。

日本のように侵略軍が使った旗を国旗として使い続ける国はほかにどこがあるでしょうか?
米軍が筆頭でしょう。
ならば、あのような世界最大のテロ国家を、日本も宗主国に倣ってその傀儡または奴隷として踏襲すると宣言して使えばよろしい。

それを隠すから整合性がなく、「国旗だ」と強弁するしかなくなるんですよ。

市役所に立てるということは、「ここの自治体は日本国籍しか受け入れん」とのメッセージにつながります。
それを象徴するように、ヒノマル立てよ運動者と、その番犬代わりの政治家をみられよ。
ノーマライゼーションや国民間連帯などを提唱する政治家らと合致しますか?
逆に排斥する側ではないのか?

国の施設にヒノマルを立てるのと、自治体施設や議会に立てるのとはわけが違う。
立てる必然性について説明できるなら、伺いたいので、せめて野中氏や明仁氏の言葉との齟齬について、コメント戴きたいね。

議場についてではないが、学校に立てだした高槻市に対して、法根拠を問うてみたらこんな回答:
 教育長が専権事項として決済できるので決めた。
(そりゃそうでしょ。 法に基づいて職務遂行してんだから、その上でどんな判断基準化を訊いている)

市役所などの公共施設にも揚がっている。
(たらいまわしでしかない。 よそがやったら自分もやるといった幼稚な回答はご遠慮願いたい。  いずれにしても市長などが決めた根拠があり、それを教育長が吟味して、決済してるんだから、その判断基準となった根拠を提示せよ。)
として、調べるから時間をくれと言われ、待ったが、結局明快な回答はできなかった。

そんな行政でも回答できるはずもないのに、当時は泉大津市でも行動する保守ならぬトンズラするネトウヨな南出市議がはしゃいでいた。

南出 賢一さん
10月1日 の0:22
議会最終日だった本日、泉大津青年会議所とライオンズクラブの請願で、議場における国旗と市旗の掲揚が賛成多数で採決されました。
議会内部だけでは進まなかった案件がようやく動きました。

1年前、どんな空気管だったか、他の出来事も残しておく
さすがネトウヨの番犬、馳先輩!
東京新聞:国歌斉唱なしに文科相「恥ずかしい」 憲法学者、発言撤回求め声明:東京新聞(TOKYO Web)
2016-03-15 07:59
より
入学式や卒業式で国歌斉唱しない方針を示した岐阜大学学長を「恥ずかしい」と批判した馳浩文部科学相の発言をめぐり、憲法学者七人が十四日、東京・永田町の参院議員会館で会見し、「発言は学問の自由を保障した憲法二三条の趣旨に違反する」として、撤回を求める声明を発表した。

声明は、学問の自由を制度的に保障するのが大学の自治とした上で、「憲法の通説は、政治権力は大学の自治に介入してはならないと考えている」と指摘。九十六人の憲法学者が賛同者に名を連ねる。

武蔵野美術大の志田陽子教授は会見で「かつてナチスが美術、音楽、映画を統制し国の方針とそぐわないものをおとしめるレッテルを貼った。馳文科相の発言はそれと同じ」と批判。日体大の清水雅彦教授は「憲法二三条を分かっていない人が文科相であることはおかしい」と訴えた。

研究室に日の丸を飾り、大相撲の千秋楽で一緒に国歌斉唱するという群馬大の藤井正希(まさき)准教授は「それでも国旗、国歌は国に強制されるべきものではない。十八歳選挙権の時代だからこそ、学生の自主的判断を尊重すべきだ」と述べた。

岐阜大の森脇久隆学長が二月十七日の定例会見で、卒業式などで国歌斉唱しない方針を示すと、馳文科相はその後の会見で「国立大学として、ちょっと恥ずかしい」などと批判した。
(たかひら注:
当時、当たり前だが、学者は大抗議をしている)
もう一件。
政府がオスプレイを米価格の倍額で購入するためのアリバイとして、救援物資を無駄にオスプレイを使って、運んでいる。
自衛隊、米軍のアピールでしかない。
この物資搬送で日本が購入したオスプレイを使わないのは、操縦が満足にできないからだ。
使う必要がないものを、無理矢理使い、デモンストレーションをするなら、早く避難民に食料や生活物資を 配布するべきだ。

指定外の場所に集まっている避難所に入りきれない人々に救援物資は届いていない場合がある。

私も3.11時はそのような小規模避難所に救援物資を配り歩く人に物資を送ったりした。
そのように見つけられない避難者は、高齢や障がいのある弱者である場合が多い。
これこそ優先的に解決しなければならない課題であったはずで、おもちゃでなく、そこに人手や予算を向けていれば、目を向けていれば、震災関連死などの被害も減ったのではないか?

熊本地震:オスプレイ物資搬送 「政治利用」の声も – 毎日新聞
4月19日 03時28分
http://mainichi.jp/articles/20160419/k00/00m/040/083000c
より抜粋
オスプレイは陸上自衛隊の輸送ヘリCH47より航続距離や速度は上回るが、搭載できる空間が狭く容積は半分ほど。

比較的軽い生活物資ならばCH47の方が一度で多くの物資を運べる。
オスプレイは着陸時に巻き上げる風が強いため、2015年のネパール大地震で住宅の屋根が破損したとの報道もあった。
この日は白水運動公園にオスプレイが着陸する前、砂が巻き上がるのを防ぐためか自衛隊車両が散水していた。
参考:岸和田市議会での議場へのヒノマル掲揚審議
中井良介(共産党)の反対意見、
2016年03月04日:平成28年第1回定例会(本会議 第2日目) 本文
http://www.db-search.com/kishiwada-c/index.php/9018629?Template=doc-one-frame&VoiceType=OneHit&DocumentID=203
より

8:◯23番 中井良介議員
発言のお許しをいただきましたので、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。
請願者は、「平成11年8月、「国旗及び国歌に関する法律」が施行され、我が国も自国の象徴である国旗に対して誇りと敬意をもって接するという、世界の常識を手にすることができました。」と述べておられますので、私の討論も国旗国歌法の成立から始めたいと思います。
国旗、国歌という大変大事なものでありますが、我が国ではこのことを国民の間で公然と議論することはこれまでありませんでした。何か口にするのがはばかれるタブーのようなものがマスコミなどにもあったと思います。


例外はありました。学校現場では、卒業式が近づくと毎年、日の丸、「君が代」の扱いについて議論が行われてきました。私も以前、重苦しい議論を経験してきました。教育の大綱にすぎない学習指導要領によって、教育現場に日の丸、「君が代」が持ち込まれていたからです。

それが、平成11年の初めごろから日の丸、「君が代」がマスコミにあらわれるようになりました。きっかけは、ある新聞社が発行する雑誌が政党や報道機関に日の丸、「君が代」をどう扱っているか、またどう考えているかのアンケートを行ったことです。この報道を機に、日の丸、「君が代」がマスコミで取り上げられ、国旗、国歌が法律で決められていないことを初めて知った国民がかなりいたことも報ぜられました。

政府は当初、法制化に消極的でした。日の丸、「君が代」が国旗、国歌として国民に定着している、国際的にも認知されているというのがその理由でした。法制化のために国会で審議すれば国民の関心が高まり、議論が起こります。政府はそれを避けたかったのでしょう。

ところが、その年の2月28日、広島の県立高校の校長先生が卒業式の前日に自殺をするという痛ましい事件が起こりました。法的な根拠もないのに教育現場に押しつけていいのかという当然の声が上がりました。政府は法制化に方向転換しました。

各新聞社は社説で取り上げ、投書を掲載し、テレビで解説番組が報道され、世論調査が行われました。例えば平成11年3月のフジテレビの世論調査では、日の丸の法制化に賛成は46%、反対が18%、賛成が多いのですが過半数には行きません。「君が代」の法制化には、賛成34%、反対38%で反対意見が多いのです。国民の間で意見が分かれています。

実際、日の丸、「君が代」に対する国民の感情は複雑です。日の丸が当時の陸海軍の旗と定めた太政官布告が明治3年、その後の日本の侵略戦争のシンボルとなったのは歴史の事実です。「君が代」は、『古今和歌集』に読み人知らずの元歌があって、家の長老の長寿を祝う歌ですが、明治になってメロディーがつけられ、明治33年の小学校令で学校の儀式で斉唱することを義務づけました。明治憲法のもとで天皇の御世が永遠に栄えるようにと子どもたちに教え込まれました。

この歌が国民主権の現在の日本の国歌としてふさわしいか、疑問を持つ国民が多いのも当然ではないでしょうか。日本が戦争をしていた当時の同盟国ドイツ、イタリアとも、そのときの国旗は廃棄しています。

政府は6月に法案を提出し、8月に可決しました。成立した法は、「第一条 国旗は、日章旗とする。2 日章旗の制式は、別記第一のとおりとする。第二条 国歌は、君が代とする。2 君が代の歌詞及び楽曲は、別記第二のとおりとする。」これが法律の全文です。
国会審議の中で当時の小渕首相は、「今回の法制化に当たり、国旗の掲揚等に関し義務づけを行うことは考えておらず、したがって、国民の生活に何らの影響や変化が生ずることとはならないと考えている旨を明らかにしたものであります。」と述べ、さらにまた、「法制化に伴い国旗に対する尊重規定や侮辱罪を創設することは考えておりません。」と述べています。

また別の大臣は、「国民に対しましては、例えば法律によって国旗の掲揚とか国歌の斉唱を義務づけるべきであるとか尊重責任を詳細に入れるべきであるとか、こういったご議論もあるわけでございますけれども、基本的には思想及び良心の自由、すなわち憲法第19条にあります関係等を十分に踏まえて対処していかなくてはならない問題であると思うわけであります。」と答弁しています。

事柄は明白です。法制化によって、国は日の丸、「君が代」を扱う法的根拠を得たこと、このことです。そして、国旗、国歌と国民との関係は、国旗の掲揚や国歌の斉唱を義務づけられたり尊重することを求められたりせず、思想・良心の自由に属するものであるということです。これは他の先進国でも同様であり、近代民主主義国にとっては常識のことであります。

教育現場での国旗、国歌の取り扱いについてもこの当時の国会で議論されていますが、子どもの内心の自由の尊重が政府の答弁で繰り返されました。先進国の中で学校に国旗、国歌を押しつけている国は一つもありません。

さて、議場に国旗掲揚を求める請願についてですが、言うまでもなく市議会は、国の機関ではなく、岸和田の地方自治を推進する役目を持つ市民の代表の場です。議場の国旗に対してさまざまな感情を抱く議員や傍聴する市民の内心に影響を与えるおそれがあります。
内心の自由、思想・良心の自由や信教の自由についてさらに申し上げれば、「この自由の保障は絶対的であって、法律によって奪い得ぬはもちろん、公共の福祉の名をかりてこの自由を制限することは許されない」と憲法の研究者は述べています。この請願も憲法で保障された権利を行使したものですが、内心の自由を制限するおそれのある請願は、本来控えるべきものであります。内心の自由にかかわる事柄を多数で押し切ることは、あってはならないことです。

しかも、議場に国旗を掲揚するかどうかは、議会運営にかかわる事項でもあります。議会運営については、当然のことですが、全会派で議論を重ねて合意しながら進めてきたものです。それを今回のようにたった1回の議論で決着をつけるというのは、これまでの議会運営にもとるものです。本来、このような形で議案として出されるべきではないものが議案として審議されている今、手続としてはこれを否決し、改めて議会内で議論を続けていくことを呼びかけるものです。

以上を申し上げ、私の反対討論を終わります。満堂のご賛同をお願いします。ご清聴ありがとうございました。

10:◯17番 岡林憲二議員
発言のお許しをいただきましたので、公益社団法人岸和田青年会議所から提出されました市議会議場における国旗掲揚についての請願に対し、私から意見を述べさせていただきます。


国旗は国を象徴するものであり、どの国でも国家の重要な行事や式典において国旗を掲揚し、国歌を演奏します。自国、他国を問わず、国旗、国歌を大切にすることは国際儀礼であり、国際社会における基本的なマナーでもあります。
また、平成11年8月13日に施行された国旗及び国歌に関する法律により、それまで慣習法として定着してきた日の丸も、改めて国旗であると法律で定められました。

自国の国旗に敬意と誇りを持つことは、言うまでもなく世界の常識です。国旗は自国を象徴するものであり、国家にとって重要なものとして国民の意識と生活に根づいています。我が国における文化的行事や教育現場での式典の際はもちろんのこと、国際政治の場においても、国家の象徴として日の丸はごく自然に掲揚されており、岸和田市役所の庁舎にも掲揚されております。

また、オリンピックなどの国際的なスポーツ大会に出場する選手は、日の丸を背負うことに誇りと責任を感じて世界を相手に戦っています。私たちはその姿に感動を覚えるとともに、スポーツ大会の会場では多くの日本人が日の丸の旗を振って選手を応援しており、日の丸は我々日本人にとって身近なものとして定着しています。

日本国民として誇りを感じ、国民としての義務を果たすことを改めて自覚するとともに、日本国民として国土やふるさとに誇りと愛着を持たなければ、国や市をより発展させることはできないと考えます。

同時に、他国の国旗、国歌に敬意を払うことは、相手の国や国民に敬意を払うことにつながり、進行するグローバル社会においては必須の国際的儀礼であり、基本的マナーです。

来る2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、特に将来の担い手である市内の若者が今後ますます国際化する世界で我が国に誇りを持ち、他国の国旗を尊重する国際感覚を養うことは、極めて大切な課題であると言えます。

教育基本法にも、国と郷土を愛する態度を養うことという文言が盛り込まれています。また、日本国憲法、地方自治法に基づき設置されている市議会は、法を敬い、法律を守るということが強く求められるべきところであるとともに、岸和田市にふさわしい青少年の育成のため、ひいては本市のさらなる発展のため、市政執行部と住民の代表である市議会議員が一堂に会する本会議場に早急に国旗を掲揚することを願いつつ、今回、岸和田青年会議所から提出された市議会議場における国旗掲揚についての請願に対し賛成をさせていただき、私からの討論とさせていただきます。

12:◯2番 金子拓矢議員
議長より許可をいただきましたので、請願第1号市議会議場における国旗掲揚について、賛成討論をいたします。


平成11年8月13日、「国旗は、日章旗とする。」と国旗及び国歌に関する法律が公布され、即日施行されました。それから16年以上たった今日に至ってもなお、この場には国旗が掲揚されておりません。

国旗は、国歌と同様に、世界のあらゆる国でその国の象徴として大切に扱われているものであり、国家にとってはなくてはならないものです。いかに大切なものであるかは、国旗を冒涜した者には処罰を科すとする法が世界各国で存在することによっても裏打ちされています。

昨今、急速に国際化が進み、その波は本市のような地方都市にも及んでいます。世界とともに生きていくには、異国の多様な価値観や文化を理解しなければなりません。そのためには、国際社会で必要とされるマナーを身につけなければなりませんが、国旗尊重の姿勢はまさにその一つであり、いわば個々の思想やイデオロギーとは関係のない世界の共通常識です。また、国旗尊重の姿勢とは、すなわち正しく掲揚されることにほかなりません。

日章旗が国旗としてふさわしくないという議論があることも承知していますが、憲法第41条で定めるとおり、国の唯一の立法機関である国会での議決を経て、日章旗が国旗であると定められた以上、我々は広く市民から選ばれた代表である点を鑑みると、法の指示するところを尊重する高い社会規範意識で公務に臨む必要があり、我々議員自身が運営する市政の最高意思決定の場である議場には国旗を掲揚してしかるべきだと考えます。

事実、本年1月の調査結果では、大阪府内の全てに当たる43の議場において国旗掲揚していないのは、本市も含めわずか4市だけであり、ほとんどの自治体で議場での国旗掲揚の必要性を認めています。

明文法制定のはるか以前より慣習法として日章旗は国旗として定着しています。その長い歴史の間には、躍動した輝かしい時代もあり、また戦争という暗たんたる時代もありました。我が国がさきの大戦において戦場となった地域の人々にはかり知れない損害と苦痛を与えたことは、昨年8月14日に発表された内閣総理大臣談話、いわゆる70年談話でも認めるところです。

しかし、同じ旗のもと、戦後70年の長きにわたり地域の平和と繁栄のために尽くしてきたことも事実。また、さきの大戦で戦禍をこうむった方の中には、日章旗は戦争を連想させる旗だとする方もいますが、一方で、祖国の行く末を案じて戦地に一身を投じ、家族の幸せを願いながら一命をささげた軍人の遺族にとっては、とうとい犠牲の上に成り立つ現在の平和を考えたとき、戦没者とのつながりを感じられる旗でもあり、かく言う私も軍人遺族の家庭に生まれる者でございます。

物事というのは、人それぞれの立場や時代等によって角度がつき、感じ方や捉え方が変わるものですが、国旗とは本来、国の成り立ちや歴史、文化、その全てを含む国そのものを象徴するものであり、ある立場やある時代のみを象徴するものではないと考えます。

最後に、本市市議会は、国に比すれば小さな自治体の小さな議会ではありますが、我々の活動は国政という大河につながる一滴ではありたいという考えのもと、これからは常に議場に国旗を掲げ、一地方にありながらも国家とのつながりを意識した議会活動が皆様方とともにできることを切に願い、請願第1号の賛成討論といたします。
ご清聴ありがとうございました。
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投稿者:

watchdogkisiwada

あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 放漫市長と議会が大赤字にした岸和田市政を立て直す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!!

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