維新TMデマ 竹山市政で堺市は借金が増えたが、吉村市政で大阪市は借金が減った!?バカ言うな

私も維新タウンミーティングで、このデマパワポは、黒田征樹(維新 東区)堺市議が説明するのを見つつ、「またやってら、懲りんね」と思いながら見ていた。
このデマグラフは誰かが分析するだろうと考え、私の独自ネタを書いた↓
その後、3月26日もじばしんでTMはあり、TM自体へのいざないをしてくれた北区堺市議の池田克史氏や、堺市初の百条委にまでかかってくれて、私の宣伝材料ともなってくれた小林由佳氏が登壇するので、行きたかったのだが、その日は災害ボランティアセンター設置訓練、動物愛護団体集会、久々に会うスポーツ選手とのお話など、朝から多忙であったので行けなかった。
そのお詫びも込めて、デマグラフの解析をアップする(といってもパクリですが・・・)。
黒田さんの投稿
3月27日 17:38 大阪市は4・5歳児の幼児教育無償化や習い事クーポン、まちづくりでも効果的に投資し地価上昇率、転入も全国トップで借金減少。‬

 
堺市はハコモノや対象者の少ない子育て政策に税金投入しても地価は上がらず転出も全国ワースト10。
投資は空振りで借金増加。
 
市長の手腕でこんなに違いが出る。
市債残高 大阪市.jpg
市債残高 堺市.jpg
これが私も見たデマグラフ。
数字自体に嘘はないのだが、これだけで判断をするのは間違っているとわかっているのに、市民をバカにして騙されるだろうとミスリードするグラフなので、「デマ」とあえて書く。
維新が知ってこれをデマっている証拠は、「あんたら、首長も国会議員もいる政党構成員だよね。 行政の数字の読み方知ってるよね?」で済むのだが、あえて示すとこれだ。
渕上猛志(ソレイユ 堺区)堺市議のコメント

先日の総務財政委員会の委員間討議で、臨財債について議論が交わされ、維新の井関議員も「臨財債を含む残高と、臨財債を除く残高、両方を経営指標として利用する、または市民にも開示する、そのことの両方を基礎に議論していくということが必要」と発言されています。

にもかかわらず、何も知らない市民向けには「臨財債含む」だけを提示し、あたかも堺が危機的な状況であるかのように喧伝しています。

市民はどうせわからんだろうと、タカをくくっているのでしょう。

それでは数字のトリックについても示す。
一言で言えば、国が地方交付税をキチンと現金で渡さんと、後払いするからと市に債券発行させている、臨時財政対策債(臨財債)を抜けば、堺市は健全財政で、大阪市も減っているのは、関・平松市政からの成果であり、ハシシタ市政はそれを踏襲しただけって話。
より
 維新の黒田柾樹・堺市議が3月27日に、堺市は「投資は空振りで借金増加」とfacebookに投稿した。堺市の「市債残高」の推移グラフに、ご丁寧に赤矢印をつけて「5年間で1000億円増加」とある。他方、大阪市は「6200億円返済」とあり、「市長の手腕でこんなに違いが出る」とのコメント付き。

 ウソをつくことに何のためらいも感じないどころか、得票や議席の多数を得るためには、意図的にウソを流すことを政治的手段として常用するのが維新だから、これが果たして真実なのかどうかファクト・チェック(信憑性の評価)をしてみよう(念のために言っておくが、借金を減らすことが市長の手腕だとして、それに諸手を挙げて評価するかどうかは全く別問題だ。時には借金を増やしてでも事業を成し遂げることが市民の幸福につながる場合もあるのだから)。

 今回はまず堺市の市債残高の推移を見てみよう。竹山市長が就任する前に編成された2009(平成21)年度決算と、直近年度である2015(平成27)年度決算を比べると、こうなる。

市債残高は、2009年度末が2891.9億円、2015年度末は3950.8億円。確かに黒田議員が言うように、市債残高は1058.9億円増加している。

しかしそのうち「臨時財政対策債(臨財債)」の推移はどうだろうか。

「臨時財政対策債」とは、「地方交付税の原資となる国税の不足に対応するために地方交付税の代替措置として発行する市債で、後年度、その元利償還金の全額を国が地方交付税として措置するもの」(堺市HP)である。国が交付すべき地方交付税が不足しているので、事業を行うためにやむなく自治体が立て替えるために発行する市債である。いわば、一時立替金であり、やがて国から精算されるものである。

臨財債残高は、2009年度末が632.7億円、2015年度末は1643.5億円。その増加額は1010.8億円となる。

ということは黒田議員が鬼の首でも取ったかの如く言い立てている堺市債増加額1058.9億円の内、なんと1010.8億円、つまり95.5%までは国への一時立替金が占めていることになる。臨財債を除く市債残高は、わずか48.1億円しか増えていないことが分かる。

なおかつ臨財債を除いた市債残高は、2012(平成24)年度末をピークに着実に減少しているのである。

これがファクト(事実)なのだ。

いやあくまでも臨財債を含めて議論すべきだと維新議員が言い張るなら、彼らが敬愛して止まない橋下徹氏の指導を仰げばよい。橋下氏曰く。

「全国の自治体は,国からもらうお金の代わりにこの臨財債を発行しお金を工面してきた」「重要な視点は臨財債を除いた『自治体固有の借金』がどうなったかということだ」(『橋下徹通信』Vol.22「橋下府政で大阪府は借金が増えた!?バカ言うな」)。

勉強不足の維新議員に、そっくりそのまま橋下氏の言葉を授けよう。

「竹山市政で堺市は借金が増えた!?バカ言うな」

竹山市政下の堺市歳の推移.jpg

(上の図は、上が堺市資料に基づいて私が作成したグラフ。下が維新・黒田市議が作成したグラフ。数字の違いは、企業会計[水道・下水道・病院]を含むかどうかだが、企業会計の市債残高は6年間で88億円減少しているので、黒田市議のウソはもっと鮮明になる)。
 
(たかひら注:
ここで「上」としているグラフは、この場で掲載し、「下」としているのは、黒田グラフ(堺市の市債残高の推移7111億円)として冒頭に掲載している)
 
    大阪市の市債残高(全会計)は2004年度をピークに減少しているのは事実だ。ただ、それは維新市政(橋下徹・吉村洋文市長の5年余り)の成果というより、すでに關淳一市長(2003〜2007年在任)の頃、前任の磯村隆文市長(1995〜2003年在任)が在任末期2002年に発出した「財政非常事態宣言」を受けて、その後ずっと「行財政『改革』」に取り組んできた。
   この「行財政『改革』計画」は関市政、平松邦夫市政(2007〜2011年在任)の下で実行され、2010年度には、2250億円の削減目標に対して2719億円の削減が達成され、当初目標を大幅に上回る成果となっている(念のために付け加えておくが、財政非常事態宣言を発出するに至るような財政破綻の原因である、磯村時代に顕著なムダな巨大開発の解明、そしてそれに端を発した財政「再建」のツケをだれに回すのか、それこそが一大事であって、行財政「改革」そのものが評価に値するという訳ではない。 その意味でここでは財政「改革」と括弧をつける)。
   その時点で既に、臨財債(臨時財政対策債)を除く市債残高(一般会計)は2016年度末に2兆円台を切り、2018年度末には2010年度末と比較して約3割の減少を図るという目標が立てられていたのだ。
 
   世間では橋下徹府政での大阪府の財政再建なるものが盛んに喧伝されたが、実際に行われた改革規模は、橋下府政下での2008~2010年度の累計3054億円と比較して、大阪市政での2006~2010年度の累計8961億円と引けを取るものではない。
 
   堺市は、政令市になりまだ10年。必要な公共事業(投資)を続けているところだが、それでも臨財債を除く市債残高が横ばいで推移しているということは、行政改革を続けながら必要な投資を続けて、財政の健全性を維持しているということだ。
 
   維新の作るグラフはすべてそうだが、縦軸と横軸の目盛の取り方を公平にせず、都合の良い見え方にグラフをねつ造する。
黒田征樹堺市議が示したグラフでも、大阪市の市債残高が急減しているように見えるが、大阪市が正式に公表している2004年度以降の市債残高の推移を見れば、なだらかな減少に過ぎない。
   そもそも堺市と大阪市の市債残高は桁が違う。何といっても大阪市の市債残高は全会計では約5兆円、一般会計でも2兆円を超えているのだから。
   都市規模が異なるので公平を期するとすれば市民一人当たりで比較するほうが正確だ。臨財債を除く市民一人当たりの市債残高は「堺市27.3万円」に対して「大阪市61.6万円」「大阪府38.5万円」。堺市の債務は、大阪市の半分以下というのがファクトだ。
 
   黒田議員が大好きな、臨財債を含めた数字でも「堺市46.8万円」に対して「大阪市86.7万円」「大阪府62.5万円」。
すなわち、大阪市は、まだまだ「行政『改革』」を進めて、市債残高を減らさないといけない厳しい財政状況なので、減らしたことそのものを堺市と比較しても仕方がない。
   堺市は、財政が健全であり、むしろもう少し積極的に投資して、まちづくりや市民サービスを充実することができる、と言えるのだ。
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投稿者:

watchdogkisiwada

議会の無駄遣いを正して、府下ワーストに高い国保・介保料の値下げや、子ども・高齢者施策など、市民利益への還元を! あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 放漫市長と議会が大赤字にした岸和田市政を立て直す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!!

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