生徒は囚人か? 下着の色まで決められる、恐るべき文京区立中学の管理教育。

海津敦子 文京区議会議員 2016年10月20日 15時49分 JST
より抜粋
「生徒心得」という生徒手帳に書かれたもので、特に気にかかったものを書き出してみます。これらをご覧になって皆さんはどうお感じになるでしょうか?

  • 授業中は姿勢を正しくし、真剣かつ積極的に参加する。私語は慎む。
  • 先生、友だち、お客さんと出会った時には元気よくさわやかに挨拶をする中学生らしい礼儀作法を身につけよう。
  • セーター・ベストはVネックで素材はウール
  • 身だしなみ 眉に手を加えない
  • 中学生らしい清潔な髪形とする。流行を追った髪形は認めない
  • 授業時にはセーター・ベストの上に必ずブレザーを着用すること
  • 特殊な型(ボタンダウン、開襟など)のシャツは着用しない
  • 頭髪は中学生らしいものとする
  • トラブル防止のために塾等で学校の噂を他校の生徒に話さないこと。
  • 防寒のためタイツは黒、無地、80デニール以上とする。
  • 弁当: 土曜など弁当が必要な場合は、登校途中に買って行くことは禁止
  • 夜間はみだりに外出しない。またひとり歩きは絶対にしないようにする。
  • 友人宅には泊まらない
  • 休み時間中、多学年の階に特別な理由がない時は、行ってはいけない
記事ではこのような文京区立中学の校則と、
小中一貫教育の9年生の義務教育学校である、茨城県つくば市立「春日学園」を比較しています。
教職員全員が目指す子ども像として「しなやかな知性、ゆたかな感性、たくましい心身」という明確な目的を共有しており、例えばICT教育の「C」に「協働力Community」「言語力Communication」「思考・判断力Cognition」「知識・理解力Comprehension」という四つの意味を持たせ、授業に様々な工夫を実践している学校です。

特に「論理的に考えるための思考スキル」を習得できるように力を注いでいる学校であり、いわゆる校則は設定されていません

「子ども達自身が”輝く学園”とはどのような姿なのか、その姿を達成するために自分たちに何ができるのか、を考えながら学園を進歩させていってほしいと願っています」とのことです。

同じ公立中学で、このような違いがあるのですが、府内でも多くの公立学校は文京区方式の「生徒は教員が縛るもの」方式を採用している事でしょう。
それにして下着の色までとやかく決めているのは酷いので、文京区教委に質問してみました。
 
1. 制服などと言っているが、あくまで標準服なのではないのか?
2. 外見上見えることもない下着の色まで決めるどのような権限を文京区教委は持つのか?
3. どのように具体的手段で下着の色の校則違反を発見し、指導するのか?
 


これについて、不十分ながら文京区教委との対話が終了したので、アップします。

 

文京区1回目回答
28文教教教第1543号 平成28年10月27日
たかひら 正明 様
文京区教育委員会
教育指導課長 植村 洋司
( 公印省略 )
区立中学生の校則について
この度は、ご連絡をいただき、ありがとうございます。
10月24日付でいただきました問い合わせについて、下記のとおり、お答えいたします。
 
この度は、ご連絡をいただき、ありがとうございます。
10月24日付でいただきました問い合わせについて、以下のとおり、お答えいたします。
 
当該議員のブログでは「制服」と記述されておりますが、あくまでも各学校では、ご指摘のとおり、標準服として位置付けております。
 
校則等は、学校が集団生活の場であることから、一人一人の生徒に応じて指導しており、校則等を制定する権限は、学校運営の責任者であ る校長にあります。なお、校則等の内容は、生徒の実情、保護者の考え方、地域の状況などを踏まえたものになっているかが大切であり、各学校には、絶えず見直すよう働きかけてまいります。
 
校則や生徒心得等は、生徒が健全な学校生活を営み、生徒が互いによりよく成長していくための行動の指針として、各学校において定めているものであり、校則違反を発見し、指導することが目的ではございません。
そのため、日常生活の中で、教師は生徒のワイシャツ等の下に着用している下着の色が見えた場合に、生徒の内面的な自覚を促し、校則等を自分のものとしてとらえ、自主的に行動するよう支援しており、教育委員会としては各学校で適切に対応していると考えております。
 
ご回答は以上となりま すが、これからも文京区における学校教育に、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
文京区教育委員会 教育推進部教育指導課 
tel 03-5803-1300 / fax 03-5803-1368
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
たかひら2回目質問
植村様
 
回答ありがとうございます。
 
確認しておきたいのですが、
「標準服であるので、制服ではない事からも、文京区では各学校において生徒が私服通学は自由である。」のでしょうか?
であるなら、上着については自由だが、着用が見えない下着については校則の定めがあるとの不自然な規則となりすので、説明をお願いします。
 
また、回答で示す「下着」とは具体的に何を指すのでしょうか?
文脈ではブラジャーであろうと推察しますが、私の質問について「下着」はブラジャーと特定してはおりません。
 
ですので、その発見についての具体的手段を伺っております。
スカートをめくらせるような物理的方法でなければ、パンティーを確認することは不可能であり、もしそんなことをすれば世界から糾弾される人権問題です。
では、確認しないのであるからブラジルのカーニバルで見受けられるような派手な色や形状のものを着用してきても、事実上黙認されるのかとの疑問があり、もしそうであれば校則が形骸化している部分は放置して、そうでない部分には血道を上げるような矛盾につながりがります。
 
またブラジャーの色が夏用の薄手なブラウス等から透けて見えたり、雨などでブラウスが濡れ、肌に張り付くようになった場合には更に鮮明にブラジャーが露見されます。
本件校則では「色」だけを問題視しているように見受けられますが、その形状について外部より認識できるような事象の蓋然性について言及がなされていないのはなぜでしょうか?
 
また、ブラジャーを着用せずにいる女子生徒の場合の想定がありませんが、その場合は乳頭部が透けて見える蓋然性があります。
下着の着用については、リオ五輪で銅メダルを獲得した卓球の水谷隼さんが、試合中にはノーパンであると公言していますし、下着自体の着用について本件校則でも規則明記はなく、法律上もそのような規定はありません。
よって、上下とも下着自体の着用については生徒の自由と解釈されます。
となれば、着用すれば校則で縛られるが、着用自体をしなければ校則の規定自体から解放されるといった矛盾が生じます。
この矛盾について、御区ではどのように解釈され、指導があるならば、何に基づいてなされるのか教えてください。
 
 
文京区2回目 回答 28文教教教第1591号
平成28年11月8日
たかひら 正明 様

文京区教育委員会 教育指導課長 植村 洋司

( 公印省略 )
 
区立中学生の校則について
 
この度は、ご連絡をいただき、ありがとうございます。
 
10月28日付及び11月4日付でいただきました問い合わせについて、下記のとおり、お答えいたします。
 
 
前回同様、繰り返しの回答になりますが、校則等は、学校が集団生活の場であることから、一人一人の生徒に応じて指導しております。
また、校則や生徒心得等は、生徒が健全な学校生活を営み、生徒が互いによりよく成長していくための行動の指針であり、校則違反を発見し、指導することが目的ではございません。
そのため、日常生活の中で、教師は着用している下着等が見えた場合に、トラブルや犯罪に巻き込まれることを未然に防ぐ予防的な観点などから、生徒の内面的な自覚を促し、校則等を自分のものとしてとらえ、自主的に行動するよう支援しており、教育委員会としては各学校で適切に対応していると考えております。
 
さらに、校則等の内容は、学校や地域の実態に応じて定められることから、生徒の実情、保護者の考え方、地域の状況などを踏まえたものになっているかが大切であり、各学校には、絶えず見直すよう働きかけてまいります。
 
ご回答は以上となりますが、これからも文京区における学校教育に、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 
たかひら 3回目返答
植村様
 
回答ありがとうございます。
 
個別具体での話をするべきところですが、私も大阪からでは文京区の各中学への現地調査ができませんので、これ以上質問を繰り返しても互いに平行線を辿るだけと推定されますから、これで質問を終了させていただきます。
 
ですが、メディアに取り上げられること自体が、子どもの人権を侵害するおそれのある事が現場で行われている、現場も教委もそれを問題視していない、といった人権への配慮の不足を示しているとも思われますので、東京都に倣えば「子どもファースト」な姿勢を教委や学校側が見せ、押しつけでなく、生徒が創り上げるものが学校生活であるとの再認識をしていただきたいと、民主主義の観点からも望んでおります。
 
どうぞよろしくお願いします。
 
たかひら 拝
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投稿者:

watchdogkisiwada

議会の無駄遣いを正して、府下一高い国保・介保料の値下げや、子ども・高齢者施策など、市民利益への還元を! あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 放漫市長と議会が大赤字にした岸和田市政を立て直す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!!

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