シリアに目が向く今であっても、パレスチナを忘れない。

アフリカやコロンビアの内戦など、忘れてはならない被害は今も起き続けています。
パレスチナをあえて取り上げるのは、米傀儡としてのイスラエルによる攻撃に、積極的ではなくとも、米保護領としての日本が協力している事からです。
日本が同盟関係にあったのは、歴史上英・独・伊だけですが、現在では軍事同盟など結んでもいない米との関係をカッコも外して「同盟関係」とメディアも報道するありさまですから、その同盟国である米一家の軍事攻撃に反対をしないのは、協力しているのと同じです。
湾岸戦争では、ブレア英首相もブッシュ米大統領も過ちを認めていますが、彼らのデマに乗って軍事参加した(空自が半年残って運搬したのは武装米兵と武器弾薬で、兵站だと自衛隊文書より証明されています)日本は、何の反省もせず、過ちだとも認めていません。

そんな日本から国会議員がパレスチナに行っています。
後述する今年の2人の記事が最近報道されたので紹介します。

発信箱:忘れないで=大治朋子(エルサレム支局) – 毎日新聞
2016年10月4日 東京朝刊

より

 パレスチナのガザに住む少女が、訪ねてきた日本人に言った。「私たちのこと、忘れないでいてくれてありがとう」

 「国連児童基金」(ユニセフ)議連メンバーの阿部俊子(自民党)、輿水恵一(公明党)両国会議員がイスラエルやパレスチナを訪ね、日本がユニセフを通じて支援する事業を視察した。

 2人は希望して、ガザにも足を運んだ。ガザはイスラエルが「テロ対策」として封鎖し、市民は原則、域外には出られない。「天井のない監獄」とも呼ばれ、過去8年で3回の大規模戦闘を経験している。イスラエルが外国人議員の入域を承認するのは異例だ。日本がこれまで地道に積み上げてきた中東での民生支援と無縁ではないだろう。

 そのガザの女子中学生が口にした感謝の言葉を、阿部氏はこうとらえたという。「自分たちは忘れられているのではないか、こういう状況にあることをみんな知っているのだろうか、と不安になるのでしょう」。忘れ去られてしまうことこそが「絶望の始まり」であり、「私たちはあなたたちを見ている。あなたたちが夢を持ち続けるために、一緒にやっていきたい、というメッセージを、どんどん出していかなくては」と実感したという。

 中東ではこのところ、シリアやトルコがニュースの大御所。ガザでは、子供たちの間にすら「世界に見捨てられているのでは」という危機感がある。「ちゃんと見ている」「助ける」。そんな外からの声と支援に、わずかな希望を見いだしている。

 両氏は、航空券も滞在費も自己負担した。1票にもならないだろうが、ガザの少女たちは決して忘れないだろう。日本の国会議員が、閉ざされた世界に来てくれたことを。

もう一件

【9月26日】ユニセフ議員連盟の輿水恵一議員と阿部俊子議員が3日に渡りパレスチナとイスラエルを視察
© UNICEF/PPD Tokyo/2016
2016年9月21日 エルサレム発
より

「検問所により家族や農地、学校、病院、仕事から切り離され、パレスチナの人々の日々の生活は非常に困難なものとなっています。」輿水議員は言います。「それでも、子どもたちはみな、忍耐強く、良い未来への希望を持っていることがわかりました。日本国民として、今後も継続的に世界の人材に対して投資を行うことに力を注ぎたいと思います。」輿水議員は加えて言いました。

「希望、勇気、パートナーシップが非常に必要とされる今、今回の視察はパレスチナの子どもたちにとって非常に重要です。」UNICEFパレスチナ事務所特別代表の功刀純子は述べます。「日本国民の皆さまと日本政府は、継続的に子どもたちへ寛大な支援を届けてくださっています。深く感謝申し上げます。」

これぞ国会議員としての仕事である。

この二人は私が常々批判する自公政治家であるが、この件に関しては賛同する。

自公政権は、このような自党の政治家の政治行動を殺すことを続けてはいるのだが。

近年パレスチナ訪問した議員について、ざっと見る。
2004年 末松義規(民主)
2009年 小池百合子(日本パレスチナ友好議員連盟会長・自民)

2015年 岡本三成・谷合正明(公明)

大野敬太郎(自民)

2016年 輿水恵一(ユニセフ議員連盟幹事・公明)、阿部俊子(同議連・自民)

この中から報告を抜粋します。

【メルマガ】中東難民キャンプから帰国 ─ 人道支援をさらに
【No.183 2015年10月7日】 谷合正明(公明)
より

日本は国連パレスチナ難民救済事業機構(UNRWA)などを通じ、ガザ復興に対して多大な貢献をしている。ガザ住民は驚くほどの親日だ。

ガザ問題が深刻化した2006年以降、政治家がガザに入域できたのは極めて異例であり、奇跡的であった。治安の問題と政治的な問題があり、各国政治家が試みるものの許可が下りないのだ。

では、なぜ公明党の国会議員がガザに入れたのか。

入域の権限を持つイスラエルとパレスチナ双方、また日本大使館、国連機関が次のように明言してくれた。

我々の訪問がパレスチナ難民支援のための人道目的であること、中立的な日本の政治家であること、中東各国や国連機関の信頼が厚い公明党の議員であることからだ。

停戦して1年。ガザの過激化を防ぎ、安定と復興を図るというのがイスラエル、パレスチナを含む国際社会の共通の課題だ。

今回、政治家として複雑な中東問題の最前線を歩くことができた意義は、国際的にも大きいと確信する。

戦争下請け法にこれら自公議員は賛成したでしょうが、その行動と自身が記した「中立的な日本の政治家」との矛盾を説明していただきたいですね。

このようにパレスチナを見る議員もいれば、稲田防衛相のように8月15日の靖国参拝を避け、全国戦没者追悼式を欠席してまで、ジプチに13~16日まで逃避しながらも、危険地帯である南スーダンへは行かない人もいます。

あえて8月15日行った理由を緊急だと詭弁をしていますが、ジブチを拠点にソマリア沖アデン湾で海賊対処活動を展開中の自衛隊の活躍ですが、アデン湾の海賊事案は年々減り続け、昨年はゼロ〔2015年の「海賊対処レポート」(ソマリア沖・アデン湾における海賊対処に関する関係省庁連絡会)によれば、昨年2015年のソマリア沖・アデン湾の海賊等事案発生状況(IMB年次報告)はゼロ〕、今年上半期も1件のみで、追悼式を欠席するほどの緊急性があるはずがない。

南スーダンが危険地帯だとの証拠として、「首都ジュバで7月に大規模な戦闘が発生した際、PKOに参加する陸上自衛隊の宿営地の隣にあるビルで2日間にわたり銃撃戦が起きていたことが分かった。

南スーダンの治安筋が、同国の国連キャンプに駐留している日本の自衛隊数名が、武装勢力の襲撃を受けたと発表しました。」との報道を示しておきます。

 ワクチン打ち忘れで南スーダンに行けなかった8月と異なり、9月の訪問については、出発前日に準備万端だと発表されていますね。

「稲田朋美防衛相は15日~18日の日程で、米国と南スーダンを訪問する。防衛省が14日に正式発表した。」

しかし、ワクチンの副作用で蕁麻疹が出て、米止まりだったと。

これはワクチンを勧めたい厚労省や薬剤企業にもダメージでしょうし、15日、ワシントンにあるシンクタンク「米戦略国際問題研究所」(CSIS)で講演している間はさぞや全身カイカイだったでしょうね。

そして、15日には防衛省の発表も変更されています。

平成28年9月15日(木) 羽田発/ワシントンDC着
パタクセントリバー海軍航空基地視察
戦略国際問題研究所(CSIS)での講演
日米防衛相会談等
16日(金) ワシントンDC発
17日(土) 成田着

稲田さんについては、もう少し宣伝しておきます。

稲田防衛相、夫が株を保有していた三菱重工、川崎重工、IHIと安倍政権“武器輸出政策”のただならぬ関係 
2016.09.30 宮島みつや リテラ
より

防衛省・自衛隊OBの防衛企業への天下りも後を絶たない。しんぶん赤旗15年6月17日付によれば、防衛企業の13年度契約上位10社に対し、2014年に天下りした防衛省・自衛隊OBは実に64名。とりわけ長年契約金額1位をキープしてきた三菱重工は、12年にも20人、13年に21人、14年に28人と多数の天下りを受け入れている。
 
さらに、自民党の政治資金団体である一般財団法人国民政治協会は、防衛企業大手から軒並み企業献金を受け取っている。同団体の14年度政治資金収支報告書によれば、たとえば最大手の三菱重工が3300万円で川崎重工が300万円など。しんぶん赤旗の調べによれば、こうした主要防衛企業による国政協への献金の合計は少なくとも1億7千万円にものぼるという(15年11月29日付)。

富山市議の不正と同じ手口なのに…テレビはなぜ稲田朋美防衛相の“白紙領収書”問題に一切触れないのか
2016.09.14 宮島みつや リテラ

より

稲田氏の政治資金管理団体「ともみ組」の領収書のなかに金額、宛名、年月日が同じ筆跡の領収書が大量に存在していることが発覚。これは、自民党議員らの政治資金パーティに参加した際に、金額や日付などが未記入の領収書を得て、稲田氏側が自分で書き込んでいたものだった。「赤旗8月14日付」の調べでは、この白紙領収書は2012〜14年の3年間で計260枚、約520万円にのぼるという。

「赤旗」を後追いした「フライデー」(講談社)9月9日号には、自民党ベテラン代議士秘書が「白紙の領収書を渡すのは永田町では“常識”です」と証言している。さらに、「赤旗日曜版」9月4日付のスクープ第2弾によれば、稲田氏側へ白紙領収書を発行した自民党議員は、現内閣だけでも、高市早苗総務相や加藤信勝一億総活躍相、丸川珠代五輪相ら現役閣僚10人のほか、副大臣や副官房長官なども加えて30人にのぼるという。

ここまで国会議員のパレスチナ訪問について書いてきましたが、その逆方向の行動をする議員らもいます。

こういった者らの行動こそが「中立的な日本」のイメージを損なっているのだと再度指摘しておきます。

2014年 ガザ空爆のさなか、茂木経産相がイスラエルとパレスチナを訪問し、7月7日にイスラエルとのセキュリティー産業をはじめとする経済協力強化の覚書を交わしています。

また同時期、早稲田大学出身の8人の超党派国会議員団がイスラエルを訪問。
杉原千畝の彫像を贈呈して、7月9日と10日にイスラエル外務省やイスラエルの国会議員らと懇談しています。

松原仁、渡辺周議員(ともに民進)らの顔が見えます。

駐日イスラエル大使館HP 

2014.07.11

オマケ

イスラエル支援議員リスト


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投稿者:

watchdogkisiwada

あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 放漫市長と議会が大赤字にした岸和田市政を立て直す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!!

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