産経の空自もバカにするフレームアップ

 元航空自衛隊航空支援集団司令官の織田邦男元空将は28日、インターネットのニュースサイトで、東シナ海上空で中国軍の戦闘機が空自機に対し「攻撃動作 を仕掛け、空自機がミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱した」とする記事を発表した。詳しい日時や場所、中国軍機の種別などは記されていない。防衛省幹 部は産経新聞の取材に対し、大筋で事実関係を認めたが、「実際にどこまで中国機が空自機に迫ったかが問題だ」と指摘した。
この産経ニュースについての泥のアキニの指摘
大阪では安いからか産経読者が多いが、よくもこんなデマ紙に金を払ってるなと常々思ってます。

【ネトウヨ新聞のお粗末な危険情報】

◆東シナ海で一触即発の危機、ついに中国が軍事行動
 JBpress 6月28日(火)6時15分配信
◆一線超えた中国軍機 尖閣、東シナ海上空の緊張高まる ネットで発表の元空将、改めて警鐘
産経新聞 2016.6.30 07:50

 東シナ海上空で、中国軍機が自衛隊機の背後に迫ってミサイル攻撃の構えを見せたため、自衛隊機がフレア(※)を投射して「戦闘空域から離脱」したんだそうです。
 てもこれ、もとは「ネットで発表」されたものですよ。
 「ネットde真実」を全国紙が配信するなんて、まさにネトウヨ新聞の面目躍如です。

※フレアとは
 戦闘機のエンジンから出る熱を感知して追いかけて来るミサイルから逃げるため、ミサイルの熱感知センサーを目くらましするために投射する花火のようなもの。

 こうした報道を受けて、萩生田光一官房副長官は29日午前の記者会見でこう語りました。
 「攻撃動作をかけられたとかミサイル攻撃を受けたという事実はない」 読売新聞 6月29日(水)

 あー、やっぱり産経クオリティ・・・。
 私が講演で毎回語っている通り、メディアの「危険情報」は目に余ります。
 中国側の行為に全く問題がないとまでは言いませんが、話を盛りすぎるのはいい加減にしろと言いたい。
 
 ネット記事は退職した航空自衛隊幹部が書いたものですが、その幹部がどんなルートで情報を得たのか、本人は書いていません。
 つまり出所不明の怪情報です。
 そんなものを裏も取らずに垂れ流す全国紙ってなんなんだ。

 そもそも元の産経記事を読んだだけで、これはフカシだなと分かります。
 それほど程度の低い記事なんです。
 産経によれば、はじめに中国軍機の背後から近づいたのは自衛隊機だそうです。
 ところが自衛隊機は中国軍機にやすやすと背後を取り返され、ミサイル攻撃の態勢に入られたというのです。
 そこでミサイルを回避するためにフレアを投射しながら逃げ帰ってきたと。
 よくもこんな恥ずかしいことを堂々と書けたものです。

◆「ドックファイト(空中戦)」はウソ

 航空自衛隊のパイロットは、そんなに簡単に背後を取られるほど技量が低いのでしょうか。
 これが事実なら、空自関係者は中国軍機の行動を云々するよりも、まず自衛隊のヘタレ加減を憤慨するべきです。
 日頃からいったいどんな訓練をしているのかとね。

 でも、安心してください、これはデタラメです。
 日米共同訓練のルポを追いかけていれば、空自パイロットがそんなお粗末な腕前でないことが分かります。
 もしも仮に事実だったとしてですよ、こんな恥さらしなことを、航空自衛隊が退職者を相手にとくとくと披露するでしょうか。
 まさか。そんなの、とても考えられません。
 思うにこの話は、恐らく元幹部が事情通ぶって話に尾ひれをつけて書いたか、元幹部はちゃんと語ったのに、話を聞いた記者がオーバーに書いたかのどちらかです。

◆「異常接近」は話がちぐはぐ

 産経は伝えます。

 「従来、中国機はそのラインまで来るときびすを返すように北上し、空自機と遭遇することはなかった。しかし今回、中国機はその一線を初めて越えてきた。」
 「あれだけの距離に接近したのは前例がない」との政府関係者の声も載せています。

 いやそれってウソだし。
 「空自機と遭遇することはなかった」?
 3年ほど前、中国軍機が自衛隊機に30m~50mまで異常接近したと報道したのは、産経新聞、あんたじゃないか。
 産経記者には記憶力というものがないのか?

 また、前例がないほど接近したというなら10m~20mまで接近されたというのでしょうか。
 しかも背後に。
 その距離だったらフレアなんか焚いたって意味がない。
 だいいちミサイルなんか使いません。機銃が使える距離です。
 自衛隊機がフレアを投射したという話と、異常接近の話は相互に矛盾するのです。
 てか、そんな距離で攻撃したら相手機の破片で自分も傷つくかもしれないから、攻撃自体を避けるでしょう。

◆ネトウヨ新聞を信じるな

 このように、記事は数年前の自社報道とも相いれない内容ですし、とてもまともに取材したとは思えません。
 政府関係者と言っても、事情を知らないくせにいい加減なことを語りとばす口の軽い人もいますしね。

 やー、ほんと、産経新聞を購読してたら何を読まされるかわかったもんじゃない。眉にたっぷりと唾をつけて読まないとね。
 こんな与太記事にあおられて信じ込み、安保法制に賛成だなんて思って自公に投票したら、近い将来に必ず後悔することになります。警告してあげましょう。

広告

投稿者:

watchdogkisiwada

岸和田市の財政位破綻を止める!! 財政破綻が明らかになるほど税金を食いつぶされながら、議会も見て見ぬふりをする 土建屋ファーストな市政を正す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!! 【メディア出演】 TBS「ビビット」、MBS「VOICE」、ABC「キャスト」他ニュース 読売・産経・朝日・毎日の各新聞社で、その活躍は、度々紹介されています。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中