南大阪の市民派議員らが恒例行事として行っている憲法スピーチに参加してきました。
先輩方は和泉中央・泉が丘・堺東と3回のリレーだったのですが、私は9時の和泉中央に顔見せだけして岸和田市民フェスティバルへ、すぐにトンボ帰りで11時の堺東に参加。
佐々木希絵・河南町議は、
「今年は例年と比べるとチラシの受け取りがよく、最後はチラシが足りなくなる事態になりました。
昨年までは「中国から攻められたらどないするんや!」と怒らはる人もいたのですが、そんな人もおらず。
すこし、空気が変わったような印象です。」
との感想を報告しています。
確かに私が配った数少ないチラシも、すぐなくなってしまいました。
昨夏の戦争下請法案強行採決が、自民廃党へのターニングポイントだったと、歴史や公民の授業で習う将来になりますようにとの願いを込めて、以下、私のスピーチ。
本来はネコババ議員の状況を個別にお話したいところですが、憲法の日ですのでその話をさせていただきます。
よそがやったら自分もやるんかと返したいところですが、そんな論には先ず、日本が先進国としてどれほど人権分野などで、国連などの国際機関から是正勧告を受けているのか、それはなぜ無視するのかと反論しておきます。回数の話をしますと、米6回、カナダ18回、イタリア15回、韓国9回などと確かに何度も改憲していますね。
ですが内容では、市民の自由を開き、権力者を縛る方向で、読売新聞や自民党のそれとは正反対となっています。具体的に見ますと、ドイツは58回ですが、EUやドイツ連邦、国家の権限を地方自治体に移すとの市民主権の手続き改定が主です。
9回の中国ですら、社会保障制度や人権の尊重及び保障であり、日本国憲法には既に存在し、変える必要もない項目が含まれます。私だけでなく、弁護士なども好きな人の多い人権保障の基本原則を決めた13条「すべて国民は個人として尊重される」とはつまり、「一人一人が自分で自分の生き方を自由に決められる」との意味で、それを尊重しているのが、自民党草案では単なる「人」と書き換えられている「個人」です。
私は、自称保守系だとうそぶく新自由主義で金持ちの番犬であるネトウヨ議員らの監視も続けていますが、近年、在特会のような差別主義者とそんなネトウヨ議員が歩調を合わせて、デマだらけの戦争や災害の脅威論を騒ぎ立てています。