岸和田の誇るホワイト企業  カンサイ建装工業(㈱) 八阪町

2015-12-05 19:15:14
<職親プロジェクト>広がる出所者支援の輪 企業・業種拡大(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
12月2日(水)12時34分配信  藤顕一郎、安高晋
より

刑務所や少年院を出た人に働く場と住まいを提供し、職を通じて親代わりになろうという取り組み「職親(しょくしん)プロジェクト」への参加企業が広がりを見せている。
せっかく採用してもすぐに辞めてしまう出所者が多いのが、これまでの課題だったが、以前からプロジェクトに参加する企業が「出所者の選択肢を増やしたい」と知り合いの企業に声を掛けたところ、多くの賛同企業を集めることができた。定着率アップへの期待が高まっている。

犯罪白書(2014年版)によると、犯罪で検挙された人のうち約47%は再犯者。
刑務所出所者の2割は2年以内に刑務所に戻る。再犯防止には定職と住居の確保が課題だった。

プロジェクトは13年2月、お好み焼きチェーン「千房(ちぼう)」(大阪市)など関西の7社が始め、関東の企業が呼応した。11月には福岡県などの15社も加わり、35社が参加している。
出所者が仕事の傍ら、国語や数学の基礎知識や金銭感覚などの社会常識を学べる教室も作った。

採用を計画する企業は、刑務所で受刑者を面接。
採用が決まれば出所時に受け入れ、寮や社宅を用意する。
約半年の体験期間終了まで働けば、正社員として雇用する。

特徴は、企業が出所者の受け入れを社内外に公表することを参加条件としている点だ。
プロジェクトを支援する日本財団の福田英夫さんは「隠さずオープンにして、出所者をみんなで支える体制を作りたかった」と話す。

プロジェクト開始から今年9月末までに計31人を受け入れたが、体験期間終了後も同じ職場で働いているのは8人にとどまり、定着率の低さが課題だ。カン サイ建装工業(大阪府岸和田市)も「環境が悪くて立ち直れない若者がいるなら、一人前になるための手助けをしてやりたい」と6人を雇った。
しかし、今も働くのは2人。「働いて家族にクリスマスプレゼントを贈りたい」と意気込んでいた少年が同居者とトラブルを起こして仕事に来なくなったり、別 の男性は週末のたびに「父が危篤になった」と休んだりするなど、草刈健太郎社長(42)は「苦労が絶えないのも現実」と話す。

出所者を受け入れながら感じた課題を他の企業と話し合ううち、本人が希望する仕事の内容と実際の仕事が合っていないことが、短期間で辞めてしまう大きな 理由だと知る。
草刈社長らは「働き続けてほしい」との思いから、付き合いのある企業にプロジェクトへの参加を要請。
11月20日の会合には食品製造や介護、映像制作やウェブサイト運営など、関西に拠点を置く幅広い職種の企業が集まった。
経営者からは「自分もいい上司と出会い、まじめに働くようになった。 協力したい」などの声が上がり、新たに約20社が参加の意思を明らかにした。

草刈社長は「企業の数や種類が増えれば、『今の仕事が合わない』と考えている出所者に別の職を紹介しやすくなる。愛情を持って、働く場を提供してあげたい」と話す。

◇社会復帰への一歩
「職親プロジェクト」で職と住まいを得たことで、社会復帰への道をスムーズに歩み出せた人たちもいる。
約3年前に万引きで刑務所に入った20代の男性は、所内に張られていたカンサイ建装工業の求人を見て応募した。
塗装の仕事は経験があり、刑務所で面接を受けて採用が決定。
今年3月の出所後、大阪市内の借り上げ社宅に入り、働き始めた。

男性は以前も同じ窃盗の罪で刑務所に入ったことがあったが、出所後に正社員の職は見つからず、1カ月後に再び万引きをして服役していた。
「出所して、すぐに職があるかないかは大違いだった。職場の人もみんな親切。ここで働き続けたい」と話す。 参加企業の増加を歓迎する声もある。千房で4 月から働く女性(26)は「受け入れてくれる会社が増えて、同じ立場の人が情報交換し合うことができたらうれしい」と期待する。
(引用ここまで)

職親プロジェクトについては、以前から代表的な千房について、社長の著作『社員を幸せにしたい 社長の教科書』 などで知っていました。

今回、発足時から岸和田に本社を置く企業が賛同していたと遅ればせながら知り、恥ずかしながら紹介する次第です。

関西系の職親企業について
<発足時の企業一覧>
千房 株式会社(代表取締役 中井政嗣)
株式会社 一門会(代表取締役会長 上山勝也)
株式会社 牛心(代表取締役社長 伊藤勝也)
株式会社 信濃路(代表取締役社長 西平都紀子)
カンサイ建装工業 株式会社(代表取締役社長 草刈健太郎)
株式会社 プラス思考(代表取締役社長 湯木尚二)
株式会社 プログレッシブ(代表取締役 黒川洋司)

<発足後に参加した企業>
株式会社 藤岡工務店(代表取締役 藤岡義和)
株式会社 菜花野(代表取締役 中野 護)など

NHKでも取り上げられています。
目撃!日本列島「ナニワの社長が雇いまっせ~出所者の再犯防止プロジェクト~」
関西での放送:2015年9月6日

実は、当初この取り組みを知った時、採用元が初犯で罪の軽い受刑者が服役する、山口県の美祢社会復帰促進センターであり、そのような犯罪傾向の進んでいない人でなく、大阪刑務所のように重犯で長期刑の人を雇用できないかと考えてしまってもいました。

一歩も進んでいないのに、理想を見ていたのは、『FBのトリコロールアイコンへの違和感 』
でも書いたようなノルウェーの寛容政策を知っていたからです。

この森達也さんがノルウェーを訪ね、寛容政策を推進した犯罪学者、故ニルス・クリスティさんの案内で刑務所を見学した様子が NHK『未来への提言』で放送されたのは、2009年10月です。
私は番組を見逃しましたが、森さんは何度も(つい先日も)この時の映像を使って、ノルウェーよりも安全な日本の厳罰化と対比をさせた話をしており、私もそこで何度も見ています。

見れば見る程、日本の刑事政策に、怒りと歯がゆさが増していたのもあってのことでした。

寛容について言えば、そのように受刑者の自由を拡大して犯罪が増えた例は、世界的にも歴史的にもありません。
死刑を廃止しても犯罪増加が見られないのと同じく。

これは安全になったから寛容にしたわけではありません。
もしそれを日本が持ち出すなら、日本ほど犯罪発生件数が少なく、安全な国はないのですから、寛容に舵を切るべきだとなります。
日本の重大犯罪発生件数は、ほぼ毎年、戦後最低を更新しています。
そのような安全性を増しているのに、厳罰化に進む国もまた世界的、歴史的にありません。

受刑者への寛容は、犯罪を憎みながら、それを赦す国民の考えとリンクしています。
これはキリスト教的なのかもしれません。
死刑廃止国が、EUや米、韓国などキリスト教徒が多い国であり、死刑存置国が、アジア・中東といった仏教・イスラム教徒が多い国であるように。

前述記事にあるように、せっかく採用しても教育途中で辞める人もいます。
それでも草刈社長は、「企業の数や種類が増えれば、『今の仕事が合わない』と考えている出所者に別の職を紹介しやすくなる。 愛情を持って、働く場所を提 要してあげたい。」と、本人の希望と実際の仕事のマッチングができるように、付き合いのある企業へもプロジェクトの参加を要請しています。

これこそが「寛容」につながる考えです。
ノルウェーで出所には二つ条件があります。
帰る住居があること。
仕事があること。

「子どもの頃の愛、教育、現在の貧困が犯罪の原因だ」としたクリスティさんの考えによって、受刑者も社会と隔絶せず、出所条件を満たせない場合、国がそれ を用意し、犯罪予備軍をつくらない政策と、日本のように長期間、社会と隔離し続け、自ら考えることをさせず、ただただ隷従を強い、遠く離れた刑務所でわず かばかりの涙金を渡して放置する状況とを比較してみてください。
後者では、知的障がいなどがあっても、たちまち生活に困る場合でも、福祉につなげる取り組みはやっと始まったばかりですから、空腹でコンビニからおにぎりを万引きして刑務所に逆戻りする方が、生活の不安がなくなります。
シャバでは高齢者福祉も行き届かないので、刑務所が老人ホーム化しています。

どんな様子か、
【関西の議論】最高齢受刑者89歳、福祉施設と化す「刑務所」の現状…紙おむつ片づける刑務官あたかも「ヘルパー」 – 産経ニュース
2014.1.10 07:00
より引用します。

2013年11月末時点、神戸刑務所の入所者のうち65歳以上の割合は11.9%。
全体の平均年齢は48歳で、わずか3年で3歳近く上がっています。
2009年からは転倒予防のための柔軟体操など高齢者専門のプログラムも取り入れています。

2013年の犯罪白書によると、男性刑務所では、全入所者2万4780人のうち65歳以上は2192人(8.8%)で前年より164人増。
1993年と比較すると5倍以上に増加。
女子刑務所ではさらに高齢化が顕著で、全入所者(2225人)に占める高齢者の割合は12.8%(285人)。
1993年の26人から10倍以上に達しています。

一方、2012年に検挙された人のうち、再犯の割合は45.3%で過去最悪。
刑務所の入所者で2度目以上の人の割合(再入者率)も58.5%で9年連続で増加し、高齢者の再入者率はさらに高く、73.4%に及んでいます。
法務省は「出所しても行き場のない高齢者が、軽微な犯罪を起こして刑務所に戻るケースが多い。社会復帰の環境づくりが急務だ」としている。
(引用ここまで)

日本は戦後、企業に福祉政策を担わせてきました。
社宅、旅行、コミュニティ、家族手当などの福利厚生によって社畜を生産し続け、盲いざる傾倒(下村湖人)ならぬ盲いる隷従を企業に誓わせ、企業は献金で自由な金儲けをさせる政治を自民政府にさせてきました。
結果、OECD各国に比べても教育や社会福祉の程度が低い国となってしまった。

そのような大企業と政治の尻拭いを地場産業界にさせるのかと憤りもありつつ、このようなホワイト企業のニュースが毎日取り上げられますようにと願わずにいられません。

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投稿者:

watchdogkisiwada

あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 放漫市長と議会が大赤字にした岸和田市政を立て直す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!!

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