横浜市の待機児童ゼロ達成は評価できるか?

公約を達成したと宣伝されている、BMW東京・ダイエー・東京日産自動車販売社長の林文子市長について書いたのですが、アメブロと共に消えてしまったので、第2部から書きます。

前回、賞賛できない林文子市長の政治姿勢を指摘しましたが、そんな考えの市長が、素晴らしい保育政策を実行できているのでしょうか?
そうではないことを、今回は紹介します。

横浜市の待機児童数は、2010年には、1552人という全国ワーストの数字を記録しています。
これをどう解消したか。

幼稚園には整備指針がありますが、保育園にはないので、園庭のない幼稚園は認可されませんが、人が住まない場所でも認可保育園が開設できます。
このように「法の抜け穴を使った」と言われても仕方がない方法がとられています。

例えば、横浜・伊勢佐木町と野毛の間に位置する福富町は、戦後、占領軍の「かまぼこ兵舎」が立ち並んだ接収時期を経て、新宿歌舞伎町のように風俗店も含めた一大歓楽街としてにぎわいました。
それらを強制的に立ち退かせた後、京急不動産は、高架下を利用しての保育園を、2013年にオープンさせます。

2014年10月24日放送 NHKおはよう日本 「減らせ待機児童 高架下に増える保育所」や、
2013年8月19日付け 『赤旗』
「保育合研/安倍政権の問題点浮き彫り/よりよい保育を」
などから引用します。

高架下保育所は、駅から徒歩1分という立地が好評で、現在69人の子どもを預かっています。
いま、首都圏ではこうした高架下に保育所を建設する動きが、加速しています。

首都圏では、2004年からの10年間に28の高架下保育所が開設。
その数は、5年前に比べると、およそ5倍に急増しています。

保育所の設置については、騒音や振動についての明確な環境基準がないとして、横浜市など多くの自治体は、対策を事業者に委ねています。
そのため、子育てにふさわしい環境が確保できるのか、懸念を訴える専門家もいます。

早稲田大学 人間情報科学科の助手、武岡紗生さんは「高架下保育所の外の騒音環境は、ぬぐい去れないという命題がある。やはり保育所が生活の場であることを認識することが必要」だと提言しています。増える高架下の保育所。保育環境にも配慮した対策が、求められています。

駅近くのタワーマンションに付属している駐車場の4階部分にある社会福祉法人の認可保育園。
ここは、園庭面積が基準を満たしている園です。
こだわりの砂場まであります。

ビルの4階だということなので、いざという時の非常時対応を聞いてみると、月に一回避難訓練をしていて、この階段を使っているとのこと。
そこで、びっくりしたのは、実はここは4階ではなくて、高さで換算すると、8階に当たるとのこと。
つまりエレベーターを使えないような高所から、非常時には8階から子どもたちを降ろさなければならないということ。
非常時がないに越したことはないですが、職員さんたちにかかる負担は大変だと感じました。

川崎市が認可した株式会社立保育園は、産業廃棄物処理施設が隣接。
保育問題に詳しいジャーナリストの猪熊弘子さんは、現場の写真を示しながら「園には庭がないので、屋上で子どもが遊びます。その屋上に産廃施設のフェンスを越えてほこりがくる。施設の騒音、低周波がずっと続いている状態です」と紹介しました。
産廃施設も保育園も市が認可しているため違法ではありません。

日本共産党横浜市議団の荒木由美子議員は、株式会社立の運営費に占める人件費率の異様な低さが党市議団の調査で明らかになったと報告しました。
それによると、株式会社の人件費率 が社会福祉法人の7割にとどまっていることや、ある保育所の収支報告では、保育の質で重要な研修費が年間2万3100円と平均の1割程度の一方、広報費が82万円も使われていました。

保育士の待遇は保育の質を支える大きな力です。
利益優先のためそれを切り縮める企業の論理が浮かびあがりました。
株式会社参入に対して猪熊さんは「税金の流れを明らかにする規則をつくらなければいけない」と指摘しました。
(引用ここまで)

他市の例も含めましたが、これら施設は、緊急避難的なものではなく、常設として、悪い環境下で継続される保育園です。
これらの保育園に、市長や市議らは、自分たちの親族でも通わせると言えるのでしょうか?

そして、(悪い環境下であっても)認可保育所の普及率が上がると、認可外保育所に子どもが集まらなくなり、経営が難しくなることも考えられ、そこが待機児童解消の難しさでもあります。
それにしても、民間経営者出身の林市長の方向性は、民間重用、儲け重視であり、子ども本意でないことは見て取れます。

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投稿者:

watchdogkisiwada

岸和田市の財政位破綻を止める!! 財政破綻が明らかになるほど税金を食いつぶされながら、議会も見て見ぬふりをする 土建屋ファーストな市政を正す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!! 【メディア出演】 TBS「ビビット」、MBS「VOICE」、ABC「キャスト」他ニュース 読売・産経・朝日・毎日の各新聞社で、その活躍は、度々紹介されています。

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