大阪市の人材不足

7割が「法知識不足」…大阪市「人物重視」採用 : 読売新聞
2015年12月05日

大阪市が、2012年度実施の職員採用試験(大卒程度)から専門知識を問う問題を廃止し、エントリーシート(ES)や論文など「人物重視」に変更したところ、採用者の7割が「法律知識不足」を認識していることが市のアンケートでわかった。
制度変更前の旧試験組の2倍で、市は今年実施した来春採用者向けの試験で、論文で法律知識を問う問題を設定した。

「人物重視」の試験は、多様な人材を集めるため、橋下徹市長が導入。 13年4月の採用者から教養試験や憲法、行政法などの専門試験を廃止し、ESを導入して論文や面接中心にした。市によると、こうした「人物重視」試験だけ で採用を行っているのは、20政令市で大阪市だけという。

しかし、庁内から「法律と条例の違いもわからない」「市と区のすみ分けなど、行政の仕組みが理解できない」などの声が上がり、「法律知識が不足していると、クレーム対応を誤り、訴訟になりかねない」との指摘もあったという。

市は今年1月、▽旧試験の12年度組▽新試験の13年度組▽上司の課長級――の計464人に、試験変更の影響を調べるアンケートを実施。「今後身につけ る必要がある知識」(複数回答)で、「法的知識」としたのは、旧 試験組は36・7%だったが、新試験組は68・8%に上った。
「採用前に身につけていた知識」(同)も、「法的知識」が、旧試験組で76・7%、新試験組 で22・5%だった。

市は今年6~7月に実施した来年度採用者向け試験では、論文のテーマに、これまでの「一般」に加え、「法律」を設定。ただ、申込者1354人中、「法律」を選択したのは60人(4・4%)だけだった。

市議会からは「採用前から知識のある人を獲得した方が人材育成のコストが削減できる」(自民党市議団幹部)として、見直しを求める声が上がっている。
(引用ここまで)

この記事をふまえた吉富有治さんがネット上に書いたコメント

▼それまで一般教養や専門的な知識を問う採用試験を面接と小論文のみに変えたのは大阪府が最初でした。その後、橋下さんが大阪市長になって同市も変更。
以来、この方式は変わっていません。
では、なぜ試験内容を改めたかというと橋下さんが府知事になってから応募する学生が減っていったからです。
なるほど、「大阪府は破産会社」「給与は大幅カット」などと言われれば学生から敬遠させても仕方がありません。

▼大阪府と大阪市が採用試験を面接と小論文に変えてから確かに応募する学生は増えました。ですが、「量の増加は質の低下を招く」は世の常。採用される新卒者のレベルは以前に比べて格段に落ちているというのは 府市の職員の共通認識です。

▼一方、送り出す側も「優秀な学生は就職先に大阪市を選ばない。
政令市なら京都市や神戸市に行く」(某大学教授)というほどですから、さほど遠くない将来、いずれ大阪府も大阪市も組織的なひずみに見舞われる可能性は高いと思います。
(引用ここまで)

たかひらも維新関係者に対し、何度も職員の「応募者の数が減少してる、倍率も低下している。」
「周辺自治体に応募者が逃げている。」
「絶対採用数が決まっているのだから、合格点が80点から10点に下がってでも採用はしなければならず、それは質の劣化につながる。」
などと指摘してきました。

ですが返答はこうです。
「志の低い者には来てもらわなくて結構!」
人事課採用担当になれば、人の心を読むテレパシー能力でも身につくんでしょうか?

行政を動かしている主体は、市長でも議会でもありません。
それだけのスーパー事務処理能力を政治家は持ちませんし、政策秘書のような人力もないので、チェックの目も行き届きません。
市民やオンブズも同じく。
かように役所の日常は、職員の事務執行能力に頼らざるを得ない。

なのに、市民と公務員を分断しバッシングさせ、票につなげ、裁判や労働委員会でも負け続きで証明されるような、違法・不当な職員・労働組合潰しを執拗に行っています。
これでは、職員の士気だけでなく、その能力・質をも下げる“トロイの木馬作戦”かといぶかるしかありません。

吉富さんは、更にコメントします。
▼ 採用試験を人物重視に変えたことで大阪府と大阪市を応募する学生は増えたもののレベルは落ちている。
府市の将来に不安が残る―。これは公募で区長や校長を 選んだけれど、トラブルを起こす人物が多すぎたという現象とよく似ています。

▼「人物重視」「民間感覚」という謳い文句は誰にも反対できないようなニュアンスを含んでいますが、政令市のような巨大都市では一朝一夕に人材など育ちません。
時間をかけて育てるしかないのです。一般職員も幹部も同じです。

▼「うちの店は民間感覚を大切にした職人を募集している」といった寿司屋があればどうでしょう。そんな基準で選ばれた人物が握る寿司など食べたくはありません。
これは非常に極端な例えですが、本質的には府市の採用問題と同じことです。

たかひら:
宝くじや当てもんのように政治家を選んだツケは、必ず市民が払わされます。
政治家の監視を続けても、一旦落ちた全体の士気や質はすぐには向上しません。
それをまたバッシングの目標とされ、叩いた政治家をヒーローと崇めて当選させる。
そんな負のスパイラルから大阪が抜け出すのは、この12年間と同じぐらいの時間、またはもっと長期間かかるのではないでしょうか?

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投稿者:

watchdogkisiwada

岸和田市の財政位破綻を止める!! 財政破綻が明らかになるほど税金を食いつぶされながら、議会も見て見ぬふりをする 土建屋ファーストな市政を正す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!! 【メディア出演】 TBS「ビビット」、MBS「VOICE」、ABC「キャスト」他ニュース 読売・産経・朝日・毎日の各新聞社で、その活躍は、度々紹介されています。

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