元の木阿弥で議員報酬元通りな名古屋市議会

3月8日、名古屋市議会は、自民、民主、公明3会派の提案で、2011年に河村たかし市長の公約をふまえ年800万円に半 減された市議報酬を、「報酬半減では市議としての活動が難しい」として、4月から1455万円に上げる条例案と、増額に市民の理解を得ようと2019年4 月以降の市議選で定数75を7減らす条例案をセットで8日に提出し、賛成多数で即日可決しました。

増額に反対する河村市長は議決を拒否する再議にふす構えですが、条例案を提出した3会派は、再議をひっくり返させない数=議席の2/3(50/75中)を占めているので、再可決されるのは確実なようです。

各会派議席数
自民22
民主16
公明12
減税日本ナゴヤ12
共産党12
名古屋維新の会1

新聞では「賛成多数」としか載っていないので、議会事務居に問い合わせてみると、なんと!!!
政令市なのに、各議員の議決の状況を議会事務局が把握していないですと!!!
どんな村役場やねん!と驚きました!!

仕方がないので、新聞等を調べて判明したのは、
報酬アップ賛成
自公民、維新
反対
減税、共産

定数削減賛成
自公民、維新、減税、
反対
共産
でした。

減税日本では条例廃止などを求める署名運動を検討しているようです。

名古屋市議会、議員報酬増を可決 市長拒否でも再可決の公算   :日本経済新聞
2016/3/9 1:45
から賛成市議と反対する市長のコメントを見ます。

8日の議会で自民公を代表し渡辺義郎市議(自民)は増額条例案について「議員同士で公開の場で精力的かつ慎重に議論をしてきた」と語った。
一方で市長は本会議後、記者団に「市民はどえらい怒る。有権者をなめたらいけない」と自民公を批判。

名古屋市議会議員の歳費の推移も調べてみました。
元は1633万50円(月額99万円、期末手当445万円)

2011年5月~現在 800万円(河村市長の減税日本旋風で、50%カット 月額50万円・期末手当200万円)

今議会案1454万8050円(+655万円、元からは12%カットのまま、月額では15%カットの84万1500円、期末手当445万円)

正副議長報酬も見てみましょう。
現在は一律800万円なんですね。
議長 月額122万5千円 2020万6374円→800万円→1800万1375円
副議長 月額107万8千円 1778万1610円→800万円→1584万1210円

最後にこの議決の解説を
名古屋市議会での議員報酬増額問題の核心
山本洋一  2016年03月08日 18:59
より引いて終わります。

2011年2月 愛知県知事選、名古屋市長選、住民投票の“トリプル選”。河村市長が再選
2011年3月 名古屋市議選で減税日本が第一党に躍進
2011年4月 議員報酬を「民意による成案を得るため、当分の間」暫定的に半減させる条例案を可決
2013年4月 名古屋市長選で河村市長が3選
2015年4月 名古屋市議選で自民党が第一党に復帰
2016年3月 議員報酬の引き上げと定数削減の条例案を可決

第一のポイントは、報酬半減条例が「全会一致」で決まったことです。今回、引き上げ条例を提案した自民党も公明党も民主党も、2011年の時点では報酬半減に賛成しています。それが一転して650万円も引き上げなければならないのはなぜなのでしょうか。

議員報酬等について検討する「議会改革推進協議会」では、引き上げの根拠として「他都市と比べて報酬額が低すぎる」とか「生活が苦しい」といった議論が出ていました。しかし、その状況は5年前と変わりません。今になって引き上げる根拠とはいえません。

さらに、協議会では引き上げ後の報酬水準として、主要都市の中で最も削減率の高い大阪市を引き合いに出し、大阪市より少し削減率が高い水準にしよ うという発言が出ています。その結果が1455万円ということのようですが、報酬額の決め方としてはいくらなんでも乱暴ではないでしょうか。

第二のポイントは「定数を削減して身を切るんだから、報酬を増やしたっていいだろう」という理屈の妥当性です。今回、定数を削減する7つの区の直近の選挙結果を見ると、最下位当選は共産党4区、減税日本2区、自民党1区となっています。

つまり、削減後の次回選挙で最も厳しい選挙となるのは共産党と減税日本ばかりで、自民は一人だけ割を食うものの、公明と民主は安泰なのです。これで「身を切った」といえるかどうか、これは議論のあるところです。

第三のポイントは手続きの問題です。今回、引き上げ派は委員会審議もなしに、直接本会議に提出して「数の力」で強行採決しました。市民の税金から支給される報酬の650万円引き上げをまともな議論もなく通していいのでしょうか。疑問があります。

また、報酬の半減は選挙を通じた「民意」の後押しで決まりましたが、その後の選挙で引き上げ派は「報酬の大幅な増額」を主張したかというとそうで はありません。支持者にそうした主張をした議員もいたかもしれませんが、選挙の争点として堂々と掲げたわけではありません。市長はせめてアンケート等で市 民の意見を吸い上げるべきだとしています。

市長は拒否権を発動するようですが、結論は覆りそうにありません。

広告

投稿者:

watchdogkisiwada

議会の無駄遣いを正して、府下一高い国保・介保料の値下げや、子ども・高齢者施策など、市民利益への還元を! あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!! 行政書士としてトラブル予防を、 防災士として防災や防犯を、 柔道整復師として健康について、 ご相談、承ります。 放漫市長と議会が大赤字にした岸和田市政を立て直す!! あまりにもひどすぎる馴れ合い議会がチェックしていない、議員特権や行政の無駄などを、岸和田で初めて私が追及、是正させています。 情報、批判はコメントいただくか、 メールアドレス:kurohata73@yahoo.co.jp 電話:080-6178-6006まで! 岸和田市議や市長らは私の追及に逃げまどっていますが、自民・公明・維新などのネトウヨ政治家だけでなく、共産・民主他どんな議員とも公開討論、受けて立ちます!!

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中